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ユタ州

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1: 2015/01/14(水) 23:23:47.74 ID:???.net
掲載日:2015年1月14日

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米国ユタ州の切り立った斜面から、恐竜の化石が入った9トンの岩塊を慎重に運ぶ。(National Geographic)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150113/431533/ph_thumb.jpg

 2014年末、米国ユタ州の山から、ユタラプトルという恐竜の化石が入った重さ9トンの砂岩の塊が切り出された。
ユタラプトルは、映画『ジュラシック・パーク』で一躍有名になったベロキラプトルに近い仲間の肉食恐竜。
羽毛に覆われ、後肢には巨大なかぎ爪があり、ベロキラプトルを筋骨隆々にしたような体つきだったと考えられている。

 今回切り出された岩塊に埋もれている化石は、過去に見つかっているユタラプトルの化石の中で最も大きい。
科学者たちは、この岩塊の中に6頭のユタラプトルの化石が入っていると見ている。群れで狩りをしている最中に、流砂にはまって生き埋めになった可能性がある。

|集団で狩りをしたか

 ユタラプトルについては集団で狩りをしていたかをめぐって論争があるが、今回発掘された化石によって、長年の論争に決着がつくかもしれない。

 『ジュラシック・パーク』では、ベロキラプトルが群れで協力して獲物を追跡していたが、制作当時、このシーンのヒントになったのは、1頭の草食恐竜の化石と一緒に数頭の肉食恐竜の化石が発見されたことだった。
今回の化石の6頭が同時に死んだのだとすれば、映画の描写が適切だったかどうかの検証に役立つだろう。

 岩塊の中で6頭はぎゅうぎゅう詰めになっていて、90cmもの高さに折り重なっている場所もある。現時点では、別々の時期に同じ場所の流砂にはまって死んだのかもしれないし、一緒に食事をしているときに悲劇が起きたのかもしれない。

 岩塊が掘り出された背景には、ユタ州地質調査所の古生物学者ジェームズ・カークランドが率いるチームのたいへんな努力があった。彼らがこの岩塊の発掘に着手してからすでに10年以上になるが、つい最近も、見たことのないような骨を発見して、ユタラプトルの体の構造に関する認識を大きく変えている。「ユタラプトルを見る目は、これまでとは違ったものになるでしょう」とカークランドは言う。

続く 

引用元: 【古生物】肉食恐竜ユタラプトルの集団化石、米国ユタ州で

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1: 一般人φ ★ 2013/07/18(木) 21:42:38.72 ID:???

 新種の恐竜が見つかった。現在のアメリカ、ユタ州に生息していたトリケラトプスの類縁種で、驚くほど大きな鼻の持ち主だ。

 最新研究によると、このナーストケラトプス・ティトゥシ(Nasutoceratops titusi)は白亜紀に生息した四足歩行の大型草食動物で、角竜のグループであるケラトプス科の一種だという。

 ケラトプス科に属するほとんどの恐竜は、トリケラトプスに似た姿をしており、頭が大きく、鼻の上に小さな角が1本、両目の上に角が1本ずつ、そして骨質の装飾であるフリルが首の上まで広がっていた。

 しかし、今回発見された恐竜はかなり違った姿をしており、並はずれて大きな鼻の上に小さな角が1本、両目の上には極端に長く、カーブした角が1本ずつ、そして鉤やとげ状の突起のない簡素なフリルをもっていた。

 名前のナーストケラトプスは、ラテン語で“大きな鼻と角のある顔”を意味する。

 今回の研究の共著者で、デンバー自然科学博物館の古生物学者であるスコット・サンプソン(Scott Sampson)氏は、ナーストケラトプスは動きがのろく、身を守るために大きな群れをなしていたのではないかと考えている。

 おそらくオスは自分の“頭飾り”をメスの気を引くために使っており、オス同士で戦うときは互いの曲がった角をかみ合わせていただろうとサンプソン氏は述べる。また角は他のオスに対する視覚的シグナルとして、「俺に近づくな。俺はお前より大きいぞ」というメッセージを発する役割を果たしていた可能性もあるという。

 ペンシルバニア州ピッツバーグにあるカーネギー自然史博物館の古生物学者マット・ラマンナ(Matt Lamanna)氏は、角は草食動物であるナーストケラトプスが身を守るのにも役立っていた可能性があると話す。
「頭に大きな“槍”をもっていたら、食べられそうになってもそれが武器になる」。
ラマンナ氏は今回の研究には参加していない。

(本文>>2以降に続く)

▽画像 ナーストケラトプス・ティトゥシ(Nasutoceratops titusi)の想像図。枠内は、復元された頭骨。
Illustration courtesy Lukas Panzarin; Photograph (inset) courtesy Rob Gaston
daafa0fd.jpg

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/69417_0_600x421.jpg

▽記事引用元 ナショナルジオグラフィックニュース(July 18, 2013)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130718001
英語版(他の画像など参照)
http://phenomena.nationalgeographic.com/2013/07/17/large-nosed-horned-face-nasutoceratops-debuts/


▽Proceedings of the Royal Society B
「A remarkable short-snouted horned dinosaur from the Late Cretaceous (late Campanian) of southern Laramidia」
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/280/1766/20131186.short?rss=1



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