理系にゅーす

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体温

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1: 2015/02/10(火) 19:32:14.35 ID:???*.net
オランダの研究グループが、なぜ猫が箱その他狭いところに逃げ込むのか、その秘密に迫った。Applied Animal Behaviour Scienceという雑誌に論文が掲載された。梗概はPhys.orgで読める。

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箱で彼らはストレスを癒しているのである。たまたま保育所にいた家なき猫19匹の振る舞いを分析して、以上の結論が出た。
まず猫を2つのグループに分けた。第1グループは箱が与えられ、何かあれば箱に入れる。第2グループには箱がない。
3日目にして効果が現れた。第2のグループでは、新しい猫集団への適応が困難だった。実験は2週間続けられた。
また、猫は箱の中で暖を取っているのだ、とも説明されている。体温の維持に使うエネルギーを箱で節約しているのだ、と。

続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2015_02_10/282787829/

引用元: 【動物】なぜ猫は箱に入るのを好むのか

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1: 2014/10/24(金) 01:09:41.54 ID:???.net
2014年10月21日
独立行政法人理化学研究所 スウェーデン ウプサラ大学

無汗症患者の原因遺伝子を発見
-IP3受容体が機能しないと発汗できない-

私たちが汗をかくのは、体温を一定に保つためです。
汗は蒸発時に身体の熱を奪い体温を下げます。
もし、発汗ができないと熱中症やめまいを発症しやすく、重症化すると意識障害などを起こすこともあります。
汗をかくことができない「無汗症」という疾患があり、その原因として汗腺の形成不全や交換神経の異常などが挙げられていますが、その他の原因で発症する無汗症はこれまで報告されていません。
理研の研究者とスウェーデン・ウプサラ大学との共同研究グループは、パキスタンで特異な先天性無汗症を発症する家系を発見し、それを引き起こす原因遺伝子を明らかにすることに取り組みました。

発見した先天性無汗症患者を調べたところ、汗腺の形成不全や交換神経の異常が見られず、発汗の異常以外は健常者と変わらないことが分かりました。
また、家族全員に症状が出ていないことから、原因とされる遺伝子は常染色体劣性遺伝子であると推測しました。
そこで、劣性遺伝子疾患の原因遺伝子を特定できる手法を用いて、近親婚家系のDNAサンプルを用いてさらに詳しく解析しました。
その結果、この疾患の原因遺伝子が2型イノシトール三リン酸(IP3)受容体を発現する遺伝子であることが分かりました。
IP3受容体は細胞外からの刺激に応じてカルシウムを細胞内に放出し、細胞内のカルシウム濃度を調節する役目を担っています。

共同研究グループは、2型IP3受容体にあるカルシウムイオンチャンネル形成領域(カルシウムイオンを通す小さな穴の部分)に、点変異と呼ばれるタンパク質中の1つのアミノ酸の置き換えがあることを発見し、この変異が2型IP3受容体の機能を阻害していることを突き止めました。
また、マウスを用いた実験を行い、2型IP3受容体を欠損したマウスでは、汗腺の細胞内カルシウム量が低下し、汗の分泌量が野生のマウスに比べおよそ1/6に減っていることを発見しました。
これらの結果から、汗腺細胞に発現する2型IP3受容体からのカルシウム放出は、ヒトとマウスの発汗に重要な働きをしていることが明らかになりました。

今回の成果により、今後、IP3受容体の活性を制御することによって無汗症や多汗症を治療する方法の確立が期待できます。
_____________

▽記事引用元
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20141021_1/digest/
理化学研究所(http://www.riken.jp/)2014年10月21日

報道発表資料
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20141021_1/

*ご依頼いただきました。

引用元: 【医学】無汗症患者の原因遺伝子を発見 IP3受容体が機能しないと発汗できない/理化学研究所など

無汗症患者の原因遺伝子を発見 IP3受容体が機能しないと発汗できない/理化学研究所などの続きを読む

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~~引用ここから~~

1: 野良ハムスター ★@\(^o^)/ 2014/06/16(月) 16:23:10.85 ID:???.net

【6月16日 AFP】恐竜は、今日の爬虫(はちゅう)類のような変温動物でもなく、哺乳類や鳥類のような
恒温動物でもなかったとする、数十年間にわたって古生物学者らの関心を集めてきた問題に答えを出すことを目指した研究論文が13日、米科学誌サイエンスに掲載された。

米ニューメキシコ大学などの研究チームが発表した論文によると、有史以前の生物である恐竜の代謝速度は、両者の中間に位置するという。
動物の体温調節が外的な条件に左右されるか、体内の仕組みで行われるかによって、生物種を2つの異なるグループに分ける一般的な分類方法は正確ではないことを、今回の結果は示唆している。
また恒温動物は同等の変温動物に比べて活動性が高く、成長が速いという傾向があるため、今回得られた答えは、恐竜の行動の謎を解明する助けになるかもしれない。

ニューメキシコ大の生物学者、ジョン・グレイディ(John Grady)氏率いる研究チームは、大昔に絶滅した生物の代謝を調べるため、数種の恐竜の化石にみられる成長輪(年輪)を測定し、誕生から成体になるまでの成長パターンを推定した。
この結果と、絶滅種と現存種の両方を含むその他の動物400種の基準値との比較を行ったところ、恐竜の代謝速度は変温動物と恒温動物の中間に位置するとの結論に達した。

続きはソースで

http://www.afpbb.com/articles/-/3017786

論文 "Dinosaur metabolism neither hot nor cold, but just right"
Science 13 June 2014: DOI:10.1126/science.344.6189.1216
http://www.sciencemag.org/content/344/6189/1216.summary
~~引用ここまで~~



引用元: 【古生物】恐竜は「中温動物」、代謝速度はマグロに近い…米チームが新説発表


恐竜は「中温動物」で代謝はマグロ?の続きを読む

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~~引用ここから~~

1: かじりむし ★@\(^o^)/ 2014/06/16(月) 22:13:26.33 ID:???0.net

汗対策(1)冷房普及、退化する「体温調節」
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=100171
(2014年6月15日読売新聞)


 人類は体温調節のため、暑くなると汗をかく。日本は四季があるので、人は昔から、夏は「汗腺」を働かせ、たっぷり汗をかいた。

 冬は汗腺を休ませ、気候の変化に順応してきた。ところが約20年前からの冷房の急速な普及で、夏でも汗をかく機会が大幅に減った。

 「うまく汗をかけない日本人が増え、自分で体温調節できない爬虫(はちゅう)類化した人が増えている」と警鐘を鳴らす東京・新宿の五味クリニック院長、五味常明さんに夏の汗対策を聞いた。

 一般に、人の最適な体温は約37度とされる。これは脳の働きを安定させるための温度だ。暑さを皮膚と脳で感じ、約37度を超えないよう、ほぼ一定に保っている。

 汗が出る汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺がある。エクリン腺は全身に分しており、平均して約350万個ある。非常に小さい。ここからの汗は99%以上が水分で、臭いもあまりない。体温調節のためにエクリン腺があるのは人類だけだ。

続きはソースで

解説図 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/image.jsp?id=100169
~~引用ここまで~~



引用元: 【医療】爬虫類化した日本人が増えている…冷房普及、退化する体温調節機能 [6/15]


冷房のせいで日本人が爬虫類化しているらしいぞ!の続きを読む

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1 : ◆EMP2/llDPmnz @透明な湖φ ★ 2014/03/07(金) 01:09:50.38 ID:??? BE:158224223-PLT(17024)


 バーバラ・ブロック(Barbara Block)氏に初めて出会ったのは30年前、クロカジキの巨体越しのことであった。私たちはハワイ島カイルア・コナの波止場で、そのカジキを支えるテーブルの横に向かい合って立っていた。ブロック教授はその時まだ若いポスドクで、太平洋フィッシングトーナメントで競技する釣り人たちが持ち込んだ標本で研究をしていた。私はジャーナリストとして、そのコンテストを取材していた。

 私たちの間に置かれた950ポンド(約431キロ)のカジキは、陸に揚げられてから5時間経っていて、石のよう に冷たかった。ブロック氏は私に、指をカジキの大きな眼の奥へ入れてみるよう促した。この若い女性が誰なの か全く知らなかったが、彼女の勧めに従ってみることにした。

 眼球が傾き、指は眼窩の奥へと進んでいく。さらに深くまで差し込んでいくと、驚いた。温かい。冷たい塊の はずのカジキが、眼の奥はほとんど熱いと言ってよいほどの温かさなのだ。
「発熱器官です」とブロック氏は説 明を始めた。

 カジキ類では、眼球運動に関わる筋肉の一部が進化の過程で改良され、筋肉中のミトコンドリアが熱を生み出 すことができるのだと、彼女は続けた。これは「非ふるえ熱産生(NST)」と呼ばれる現象で、カジキはこの発 熱器官のおかげで、日の当たる海面から冷たい海の底まで自由に移動し、眼や脳を温かく保ち、効率よく働かせ ることができるのだ。

 マグロではさらに優れた対向流熱交換システムで、体全体を温めることができるデザインになっているのだ と、ブロック氏は語った。

 マグロはある種の内温動物のようなもので、アオザメやネズミザメと同じく温血性だ。これらの生物は「驚異 的な網」を意味する奇網(rete mirabile)という構造を持っている。動脈と静脈が互いに近接して絡み合い、 動脈の熱が静脈に伝えられ、再循環するのだ。カジキの場合は部分的で、尾側は外温性だが、前方の眼と脳は内温性になっている。

◆キャナリー・ロウ(缶詰通り)でのマグロ研究

 最近になって再会するまでに、ブロック氏はマッカーサー財団の「天才賞」を受賞し、スタンフォード大学の 教授職を得、クロマグロの生態に関してはトップレベルの研究者として有名になっていた。ブロック氏の研究室 は、カリフォルニア州モントレーのキャナリー・ロウ沿い、ホプキンス海洋研究所にある。私はそこへ立ち寄 り、最大のマグロであるクロマグロについて彼女に話を聞いた。

「鳥や哺乳類が体温を維持しているのには、どんな良いことがあると思いますか? それは、体温を保つこと で、いつでも好きなときに動けることです。私たち人間と同じで、周りの温度に制限されないのです。また体内 を温めることで、代謝機能も向上します。温度が高ければ、筋肉の働きも効率が良くなります。それは鳥であっ ても哺乳類であっても、そしてマグロであっても同じことです。とはいえ、全てのマグロがクロマグロほど温かいわけではありません。
クロマグロはマグロ科魚類の中で最も体温が高いのです」。

>>2に続く

ソース:ナショナルジオグラフィック
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140306001


Photograph by Brian Skerry, National Geographic





クロマグロの驚異的生態を解明の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/02/06(木) 01:06:31.91 ID:???

哺乳類の体温維持に重要なたんぱく質を発見
2014/2/4 21:19

京都大の西英一郎特定准教授らは、哺乳類が体温を維持するのに重要なたんぱく質をマウスを使った実験で突き止めた。
低体温症の治療に役立つほか、心停止時などに人為的に体温を下げ脳を保護する低体温療法にも応用できるとみている。

哺乳類は体温調節中枢の働きで、暑いと皮膚の血管を拡張させたり汗をかいたりして熱を放出。
寒いときは血管を収縮させたり筋肉を震わせたりすることなどで体温を保つ。

研究グループは哺乳類の体内に共通して存在する「ナルディライジン」と呼ぶたんぱくに着目。
このたんぱく質を遺伝子操作で働かなくさせたところ、マウスの体温がセ氏36度と通常よりも1.5度下がった。
気温を同4度まで下げたところ、体温は同12度になった。体温調節中枢がうまく働かず、血管を収縮できなくなったとみている。

普通は低体温になると死ぬが、遺伝子を操作したマウスは生きていた。
低体温療法は現在、全身麻酔薬や筋弛緩(しかん)剤を使ったうえで患者の体温を下げているが、ナルディライジンが働かないような薬を開発できれば効果が高まる可能性がある。

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▽記事引用元 日本経済新聞web刊 2014/2/4 21:19配信記事
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0403E_U4A200C1CR8000/

▽関連リンク
・京都大学
「体温恒常性維持のメカニズムの解明」に成功
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/140204_1.htm
詳しい研究内容について
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/documents/140204_1/02.pdf
・神戸学院大学 14.02.05
平岡義範講師の共同研究の論文が「Nature Communications誌」に掲載されました。
http://www.kobegakuin.ac.jp/box/news/topics_detail.cgi?kanriid=201402005
・Nature Communications 5, Article number: 3224 doi:10.1038/ncomms4224
Received 09 August 2013 Accepted 09 January 2014 Published 04 February 2014
Critical roles of nardilysin in the maintenance of body temperature homoeostasis
http://www.nature.com/ncomms/2014/140204/ncomms4224/full/ncomms4224.html



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