1: 2014/11/20(木) 18:44:31.13 ID:???0.net
2014年11月20日
体重が増えるほど、脳が収縮する可能性がある。60代を対象とした8年におよぶ最新の研究から、肥満体の被験者では、大脳辺縁系の一部である海馬が1年で2%近く収縮していることが明らかになった。その収縮率はアルツハイマー病に匹敵する。
標準体重の被験者では、記憶を司る海馬の収縮率が肥満体の被験者のおよそ半分。11月18日、首都ワシントンD.C.で開かれた北米神経科学学会の記者会見で研究結果が発表された。
これまでの体重と脳に関する研究のほとんどは中年層を対象にしてきたと、キャンベラにあるオーストラリア国立大学の神経科学者で研究の共著者、ニコラス・チェルビン(NicolasCherbuin)氏は語る。
今回の参加者は実験開始時点で60~64歳と、高齢者の肥満と認知能力低下の関連性を裏付ける証拠を提供した。年をとるほど肥満になりやすいアメリカ人にとって、冷静に受け止めなければならないニュースである。
「年をとり退職したから関係ないと思うかもしれないが、安心してはいられない」とチェルビン氏は言う。
◆ウエストが太くなると、海馬は細くなる
チェルビン氏と同僚らは、磁気共鳴画像法(MRI)を使って60代のボランティア400人の脳を調査した。実験当初から肥満の被験者の海馬は、標準体重を少し超えた被験者のものより小さかった。(米国疾病予防管理センター(CDC)の指標では、身長175センチで体重が77~92キロあれば太り過ぎ、92キロを超えると肥満と見なされる)。
また、肥満の被験者の海馬が最初から小さかっただけでなく、細身の被験者よりも速く収縮していくことが明らかになった。その収縮率は、記憶喪失や気分変動、集中力と意思決定力の低下につながるとチェルビン氏は推測する。
◆二重苦(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:毎日新聞
http://mainichi.jp/feature/nationalgeo/archive/2014/11/20/ngeo20141120003.html
体重が増えるほど、脳が収縮する可能性がある。60代を対象とした8年におよぶ最新の研究から、肥満体の被験者では、大脳辺縁系の一部である海馬が1年で2%近く収縮していることが明らかになった。その収縮率はアルツハイマー病に匹敵する。
標準体重の被験者では、記憶を司る海馬の収縮率が肥満体の被験者のおよそ半分。11月18日、首都ワシントンD.C.で開かれた北米神経科学学会の記者会見で研究結果が発表された。
これまでの体重と脳に関する研究のほとんどは中年層を対象にしてきたと、キャンベラにあるオーストラリア国立大学の神経科学者で研究の共著者、ニコラス・チェルビン(NicolasCherbuin)氏は語る。
今回の参加者は実験開始時点で60~64歳と、高齢者の肥満と認知能力低下の関連性を裏付ける証拠を提供した。年をとるほど肥満になりやすいアメリカ人にとって、冷静に受け止めなければならないニュースである。
「年をとり退職したから関係ないと思うかもしれないが、安心してはいられない」とチェルビン氏は言う。
◆ウエストが太くなると、海馬は細くなる
チェルビン氏と同僚らは、磁気共鳴画像法(MRI)を使って60代のボランティア400人の脳を調査した。実験当初から肥満の被験者の海馬は、標準体重を少し超えた被験者のものより小さかった。(米国疾病予防管理センター(CDC)の指標では、身長175センチで体重が77~92キロあれば太り過ぎ、92キロを超えると肥満と見なされる)。
また、肥満の被験者の海馬が最初から小さかっただけでなく、細身の被験者よりも速く収縮していくことが明らかになった。その収縮率は、記憶喪失や気分変動、集中力と意思決定力の低下につながるとチェルビン氏は推測する。
◆二重苦(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:毎日新聞
http://mainichi.jp/feature/nationalgeo/archive/2014/11/20/ngeo20141120003.html
引用元: ・【生活】 肥満は認知能力を低下させる? [毎日新聞]
肥満は認知能力を低下させる?の続きを読む