1: 2015/10/28(水) 07:43:29.16 ID:???.net
食べ物を洗う、グルメなイノシシが見つかる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/a/102700045/
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http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/a/102700045/ph_thumb.jpg
イノシシには、食べものを洗ってから食べる個体がいる。この発見から、イノシシが汚れた食物ときれいな食物を区別し、洗ってからおいしく食べるために楽しみを先延ばしにできることがわかる。
「ブタのように食べる」という表現は、普通はいい意味では使われない。
ブタといえば「汚い」という印象を持たれがちだが、ブタの仲間であるイノシシの中には、食べものを洗ってから食べるきれい好きがいることが、英国のユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとスイスのバーゼル動物園の研究によりわかった。
実験の対象となったイノシシたちは、食べものが汚れているかいないかを判断でき、汚れていればすぐにはかぶりつかず、きれいに洗ってから食べていた。イノシシは環境に順応する能力が高い知的な動物だが、食べものを洗う様子が確認されたのはこれが初めてで、学術誌「Animal Cognition」に発表された。
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イノシシには、食べものを洗ってから食べる個体がいる。この発見から、イノシシが汚れた食物ときれいな食物を区別し、洗ってからおいしく食べるために楽しみを先延ばしにできることがわかる。
「ブタのように食べる」という表現は、普通はいい意味では使われない。
ブタといえば「汚い」という印象を持たれがちだが、ブタの仲間であるイノシシの中には、食べものを洗ってから食べるきれい好きがいることが、英国のユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとスイスのバーゼル動物園の研究によりわかった。
実験の対象となったイノシシたちは、食べものが汚れているかいないかを判断でき、汚れていればすぐにはかぶりつかず、きれいに洗ってから食べていた。イノシシは環境に順応する能力が高い知的な動物だが、食べものを洗う様子が確認されたのはこれが初めてで、学術誌「Animal Cognition」に発表された。
洗っているかどうかを調べるには
食べものを水に浸して揺するような動作をする動物には、この他にもアライグマ、鳥、サルの仲間などがいる。しかしこうした動物たちは、本当に食べものを洗っているとは限らない。
一部の鳥は食べものを水で湿らせるが、それは単に飲み込みやすくするためだ。アライグマは水中に手を入れてくるくると回すことがあるが、この動作は手で水中の様子を確認し、獲物を探すためであって、食べものを洗っているわけではない。
動物が本当に食べものの汚れを落とそうとしているのか判断するには、その動物が食べものがきれいであるか、泥がついているかを見分けて、汚れたものを水辺へ持っていくか確認する必要がある。
イノシシが食べものを洗うという発見は、偶然目撃した光景から生まれた。バーゼル動物園の職員であるターニャ・ディートリッヒ氏が、あるとき、動物園に来たばかりの成体のイノシシと若いイノシシが、砂がついている半分に切ったリンゴを口で拾い上げ、園内を流れる小川のほとりまで運んでいることに気がついた。イノシシはリンゴを水の中に入れ、鼻先で揺するように動かしてから食べたという。
ディートリッヒ氏からこのイノシシの珍しい行動について聞いたユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの人類学者、フォルカー・ゾマー氏とエイドリアーナ・ロウ氏は、イノシシが食べものを意識的に洗っているのか確かめるため、実験を開始した。
続きはソースで

文=Mary Bates/訳=北村京子
引用元: ・【動物行動学】食べ物を洗う、グルメなイノシシが見つかる 本当に洗っているのか、研究者が実験した
食べ物を洗う、グルメなイノシシが見つかる 本当に洗っているのか、研究者が実験したの続きを読む