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同種

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1: 2018/10/16(火) 12:47:10.91 ID:CAP_USER
■アフリカのケープコブラが日常的に同じ種を食べていた、研究

世の中は互いに食うか食われるかだとよく言われる。動物の世界では、比喩ではなく共食いは珍しくない。しかし一般にヘビは例外とされていて、よほどのことがない限り共食いはしないと考えられてきた。

 けれども近年、ヘビの共食いの証拠が次々に見つかり、その定説が覆されつつある。そして、10月1日付けの学術誌「エコロジー」に、地球上で最も有名なヘビの1つであるコブラが、ごく普通に共食いをしているという論文が発表された。

 南アフリカ、ウェスタンケープ大学の爬虫類学者のブライアン・マリッツ氏が、ケープコブラ(Naja nivea)とブームスラング(Dispholidus typus)という2種類のヘビの食性を研究するために、カラハリ砂漠に滞在していたときのこと。「2匹の大きな黄色いヘビが戦っている」という無線を受信して現場に急行した。

 しかし、15分後に現場に到着してみると、大きいケープコブラが小さいケープコブラをのみ込んでいる最中だった。マリッツ氏はそのときの様子を「研究に使えそうなヘビを2匹捕獲する代わりに、1匹の太ったヘビを発見した」と論文に記している。「ハンニバル」というニックネームを与えられたこのケープコブラは、無線発信器を取り付けられて解放された。

 ケープコブラは、死んでいるものを含め、他のヘビを食べることをためらわない広食性捕食者だ。実際、状況に応じて他のヘビを食べるヘビは多い。悪名高いキングコブラ(Ophiophagus hannah)のようにヘビを主食にしているヘビもいる。(参考記事:「【動画】生きたヘビをするすると吐き戻すヘビ」)

 けれども基本的に、ヘビが食べるのは他の種のヘビであり、同じ種は食べないと考えられていた。だから、今回のようにヘビが同種のヘビを食べるのはまれな出来事であるはずなのだが、現場を見たマリッツ氏は、もしかしたらそれほど珍しくないのではないかと考えた。(参考記事:「壮絶!キングコブラ vs ニシキヘビ、共に死す」)

 マリッツ氏らは、アフリカ南部に生息する6種のコブラがどのくらいヘビを捕食するのかを調べるため、科学論文をさらったほか、フェイスブックの公開グループに投稿された地元の市民科学者の報告も調べた。(参考記事:「ヘビを丸のみにするカエル、衝撃写真の真相」)

「6種のコブラがヘビを食べることは知っていました」とマリッツ氏は言う。「ただ、餌の多くがヘビであるとは知りませんでした」。彼らは、各種のコブラの餌の14~43%をヘビが占めていることを発見した。コブラはパフアダー(Bitis arietans)という毒ヘビを特に気に入っているらしく、餌食になったヘビの3分の1を占めていた。

 さらに驚いたことに、6種のうち5種で共食いが目撃されていた。ケープコブラの共食いは特に多く、今回の研究では餌の4%にものぼった。11年前に行われた広範な調査では、ケープコブラの共食いの証拠は全く見つかっていなかったので、とても意外な数字である。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/101500442/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/101500442/
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引用元: 【動物】定説覆すコブラの共食い、しかもオス同士のみ[10/15]

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1: 2015/02/22(日) 09:52:58.02 ID:???.net
<ダンゴウオ>別種80年以上…実は同一種 北大研究チーム (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00000004-mai-soci

画像
http://amd.c.yimg.jp/im_siggKFQkWJxEwOXj7UCGMglrbQ---x600-y450-q90/amd/20150222-00000004-mai-000-3-view.jpg
「コンペイトウ」と分類されていたダンゴウオ科の一種。全身がコブに覆われ、背びれが埋没している=阿部拓三・北海道大助教提供


 ユーモラスな丸い体を持つ「ダンゴウオ科」の魚のうち、80年以上別々の種として分類されてきた3種が同一種だったと、北海道大と兵庫県立大の研究チームが発表した。長期飼育の結果、体の特徴の違いは、雌雄の別や成長に伴う変化によることが分かった。今後、学名変更に向けた研究と手続きを進めるという。英水産学会誌電子版に発表した。

 ダンゴウオ科の魚は28種が知られ、体の表面のコブの数や配置、骨の形などの形態に基づいて分類される。日本近海では北海道や東北を中心に10種程度が生息している。

 阿部拓三・北大助教(魚類生態学)らは、兵庫県沖で採取されたダンゴウオ科のうち、全身コブだらけの「コンペイトウ」は雌ばかりで、頭部にはコブがない「コブフウセンウオ」と、硬いコブがない「ナメフウセンウオ」は雄だけであることに気づいた。

 同県沖で見つかった卵を北大の実験所でふ化させ、成長過程を調べたところ、コブがどんどん成長して体長も約12センチまで大きくなるグループと、ふ化後13カ月以降からコブが減り、体長7センチほどで成長が止まるグループに分かれた。生殖腺を調べたところ、前者は雌、後者は雄だった。

 DNA配列も調べ、いずれも同じ種と確認した。雌はコンペイトウ▽コブが残っている若い雄はコブフウセンウオ▽コブが消失した雄はナメフウセンウオ--と分類されていたと考えられる。学名が統一される場合、最も早く学名がついたコンペイトウのものが採用される見通しだという。【大場あい】

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参考URL
http://www.hokudai.ac.jp/news/150220_pr_fish.pdf

引用元: 【分類学】<ダンゴウオ>別種80年以上…実は同一種 北大研究チーム

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