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善玉菌

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1: 2018/11/23(金) 12:57:34.99 ID:CAP_USER
【11月22日 AFP】
プロバイオティクスは、全世界に数十億ドル規模の産業を生み出しているが、21日に発表された新たな研究結果では、子どものウイルス性胃腸炎に対してはプラセボ(偽薬)と同程度の効果しか持たないことが明らかになった。

 医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に掲載された報告書によると、2件の無作為臨床試験で同じ結論が得られたという。

 共同執筆者である米セントルイス・ワシントン大学(Washington University in St. Louis)のフィリップ・タール(Phillip Tarr)教授は、「プロバイオティクスは、子どもには効果が見られなかった」と述べ、研究結果に「曖昧なところはない」と付け足した上で、「親たちはお金を無駄にするのはやめ、その分、子どもたちのために新鮮な果物や野菜を買う方がよい」と指摘した。

 現在、世界の主要な12の医療団体のうち5団体が、プロバイオティクスの使用を推奨している。プロバイオティクスは、子どもの体内でいわゆる「善玉菌」を増やすことにより、腸内環境を整え腸の健康を促進すると考えられている。

 米国で実施された臨床試験では、「カルチュレル(Culturelle)」という商品名で販売されている一般的なプロバイオティクスを用い、生後3か月から4歳までの子ども計971人を対象に実施された。

 子どもたちは全員、ウイルスや細菌感染によって発症する可能性のある、嘔吐や下痢などの症状を伴う胃腸炎のため救急外来を受診した。

 これらの被験者らを無作為に2つのグループに分け、それぞれプラセボあるいはラクトバチルス・ラムノサスGGが配合されたカルチュレルのいずれかを5日間服用してもらった。

 その結果、プロバイオティクスを服用した子どもたちは、ブドウ糖の錠剤を与えられた子どもたちと比べて、罹患(りかん)期間や症状の重さに相違が見られなかった。

続きはソースで

(c)AFP

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/8/3/320x280/img_836b122964471ec6516a7929f1b0805b200871.jpg

http://www.afpbb.com/articles/-/3198776
ダウンロード (3)


引用元: 【医学】プロバイオティクス(善玉菌)、子どもの胃腸炎には効果なし 研究[11/22]

プロバイオティクス(善玉菌)、子どもの胃腸炎には効果なし 研究の続きを読む

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1: 2017/11/16(木) 18:37:54.59 ID:CAP_USER
【11月16日 AFP】
特定の種類の「善玉菌」を取り入れて腸内細菌のバランスを整えると、クローン病治療の助けになる可能性があるとの研究結果が15日、発表された。
痛みを伴う炎症性腸疾患のクローン病の患者数は世界で数百万人に上っている。

 クローン病の症状には、頻繁な下痢、発熱、筋けいれん、倦怠(けんたい)感、直腸出血、原因不明の体重減少などがあるが、原因はまだ解明されておらず、根治的治療法は確立されていない。不定期に現れる可能性のある症状を緩和するために、外科手術や薬剤、サプリメントの投与などが行われている。

 米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(Science Translational Medicine)」に掲載された論文によると、クローン病の症状を改善させるには、抗生物質を用いて「腸内微生物叢(そう)の細菌の大部分を死滅」させる必要があるという。
その後、「ウレアーゼ」として知られる有害な酵素を持たない細菌を腸内に再導入する。

 論文の主執筆者で、米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)
ペレルマン医学大学院(Perelman School of Medicine)消化器病学科の研究副主任を務めるゲ◯リー・ウー(Gary Wu)氏は、ウレアーゼは「このプロセスに関与する単一の酵素なので、標的を定めた解決策になるかもしれない」と話す。

続きはソースで

(c)AFP

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3150792?pid=19557005
ダウンロード


引用元: 【医学】クローン病、善玉菌の腸内環境を人工的につくり出し炎症改善 研究

クローン病、善玉菌の腸内環境を人工的につくり出し炎症改善 研究の続きを読む

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1: 2016/06/10(金) 17:55:27.36 ID:CAP_USER
【プレスリリース】腸内の善玉菌が少ないとうつ病リスクが高いことを明らかに - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/47216


国立精神・神経医療研究センター神経研究所(所長 武田 伸一)の相澤恵美子研究員と功刀 浩部長(疾病研究第三部)とヤクルト本社(社長 根岸 孝成)の辻 浩和室長(中央研究所)らを中心とする共同研究グループは、43人の大うつ病性障害患者と57名の健常者の腸内細菌について、善玉菌であるビフィズス菌と乳酸桿菌の菌数を比較したところ、うつ病患者群は健常者群と比較して、ビフィズス菌の菌数が有意に低いこと、さらにビフィズス菌・乳酸桿菌ともに一定の菌数以下である人が有意に多いことを世界で初めて明らかにしました。この結果から、善玉菌が少ないとうつ病リスクが高まることが示唆されました。

 本研究成果は、オランダ時間2016年5月24日に科学雑誌Journal of Affective Disordersのオンライン速報版で公開されました。

http://dx.doi.org/10.1016/j.jad.2016.05.038

続きはソースで

ダウンロード
 

引用元: 【統計】腸内の善玉菌が少ないとうつ病リスクが高いことを明らかに [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2015/03/04(水) 15:01:46.19 ID:???*.net
日刊ゲンダイ 3月3日(火)9時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150303-00000018-nkgendai-hlth
腸内の細菌を整えることで万病を治療――。こんな最新医療が注目を集めている。「腸内フローラ」という医療法で、先月、NHKスペシャルが「腸内フローラ~解明!驚異の細菌パワー」と題してリポートして以来、あちこちで話題になっている。

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 人の腸内には約1000種類、合計で100兆匹以上の細菌が生息している。その中には人体に有害な悪玉菌もいれば、良い働きをする善玉菌もいる。悪玉を減らし、善玉を増やすなどの治療で病気を予防・治療する。これが腸内フローラのコンセプトだ。

 医学博士の米山公啓氏が言う。
「たとえばバクテロイデス菌。これは腸内で短鎖脂肪酸という物質を増やします。短鎖脂肪酸は脂肪の蓄積を防ぐ上に脂肪を燃焼させる重要な物質。これを増やせば肥満の解消につながるのです。短鎖脂肪酸はインスリンの分泌も活発にするので糖尿病治療にも効果を発揮します。ある細菌は動脈硬化を誘発するTMAOという物質を抑制することが分かってきました。親が脳梗塞などで倒れ自分も遺伝の恐れがある人は、この細菌を増やすことで発病を防ぐことができることになります」

 アレルギー性皮膚炎やスギ花粉症の患者はビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌によって症状を抑えることができる。
うつ病は脳の活発化につながる細菌を増やすことで症状を改善できることがマウスの実験で明らかになっている。

 具体的にはどんな治療をするのか。

「健康な人の便を生成して患者さんの腸内に入れる『糞便移植法』です。
米国ではすでに潰瘍性大腸炎の治療などで通常医療として実施されており、内視鏡を使って肛門から注入します。
現在の日本では口から悪玉菌を◯す抗生物質などを飲み、並行して糞便移植法を行う臨床研究を行っている段階です。
数多くの患者さんに試し、内視鏡で腸内の細菌の状態を調べなければならないので、本格的な実用化まで時間がかかるでしょうが、
多くの病気を予防・治療できる画期的な方法として期待できます」(米山公啓氏)

 一日も早く実用化してもらいたい。

引用元: 【ゲンダイ】脳梗塞、糖尿、肥満、うつ…万病治療「腸内フローラ」の威力

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1: 2015/02/27(金) 19:00:28.55 ID:???.net
掲載日:2015年2月26日
http://www.zaikei.co.jp/article/20150226/237547.html

01


 九州大学の中山二郎准教授とヤクルト中央研究所の渡辺幸一博士らによる研究グループが実施した日本を含むアジア5カ国の子供を対象とした腸内細菌叢の調査によると、日本の子どもの腸内細菌叢は他国に比べてビフィズス菌が豊富で、大腸菌などの悪玉菌が少ないという特徴があったという。

 ヒトの腸内には、数百種、百兆個に及ぶ細菌が棲息しており、それらが協調あるいは競合しながら生態系コミュニティー(細菌叢)を形成している。腸内細菌叢は人により異なることが知られており、その要因として、日々の食事や薬、健康状態、生活環境、そして遺伝的要因などが挙げられている。

 今回の研究では、中国・日本・台湾・タイ・インドネシアの5カ国で7歳から11歳の子供を対象に、糞便の細菌組成と食習慣を調査した。その結果、アジアの子供は欧米に比べてビフィズス菌を多く保有していることや、アジアの子供は、ビフィズス菌とバクテロイデス属細菌を主体とする腸内細菌叢のタイプと、プレボテラ属細菌を主体とするタイプの2種類に分類できることが明らかになった。さらに、日本の子供は、他国に比べてビフィズス菌が多く、悪玉菌と言われる腸内細菌科の細菌は少ないことも分かった。

続きはソースで

<画像>
今回の研究で判明した5か国の腸内細菌叢のタイプ(エンテロタイプ)の分布を示す図(九州大学の発表資料より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015022613342240big.jpg

アジア各都市の子どものビフィズス菌数と大腸菌群数(九州大学の発表資料より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015022613394520big.jpg

<参照>
アジアの子どもの腸内細菌叢に2つのタイプがあることを発見 -日本の子どもにはビフィズス菌が豊富に存在-
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2015/2015_02_24.pdf

Diversity in gut bacterial community of school-age children in Asia : Scientific Reports : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/srep/2015/150223/srep08397/full/srep08397.html

引用元: 【医学/微生物】九大とヤクルト、日本人の子供の腸内は善玉菌が多く悪玉菌が少ないことを明らかに

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1: 2014/12/19(金) 22:51:11.94 ID:???.net
掲載日:2014/12/19

東北大学(東北大)と慶應義塾大学はこのほど、便秘症の治療薬として使用される「ルビプロストン」という薬剤に、慢性腎臓病の進行を抑える効果があると発表した。

同成果は東北大学大学院医学系研究科および医工学研究科病態液性制御学分野の阿部高明 教授と、慶應義塾大学先端生命科学研究所の福田真嗣 特任准教授、同 曽我朋義 教授ら研究グループによるもの。
12月18日(現地時間)付の米腎臓学会学術誌「Journal of the American Society of Nephrology」に掲載された。

慢性腎臓病は、腎機能が慢性かつ進行性に低下する病態で、最終的には末期腎不全に陥るだけでなく、脳心血管疾患の発症率や死亡率を高めることで知られるが、高血圧や糖尿病に対する治療を行う以外治療法が無い現状がある。

これに対し、腎臓が働かないために、体内に溜まってしまった尿毒素による各種腎臓への悪影響を抑えることが腎臓病の進行を抑制する手段として期待されている。また、腎臓病で蓄積するさまざまな尿毒素のうち、最も有害といわれているインドキシル硫酸などの産生には腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう:体内の細菌群が作り出す生態系)が関わっていることが知られており、近年、慢性腎臓病では腸内環境全体が悪い方向に変化していること明らかとなっていた。

この背景から研究チームは、腸内細菌叢を慢性腎臓病の新しい治療ターゲットとして腸内環境および腸内細菌叢に注目して研究を続けていた。

今回の発見では、腸内環境を変化させる薬剤として、一般には便秘症の治療薬として使用されるルビプロストンの効果を検討した。
同剤は腸液の分泌を増加させ、腸管内容物の移動を促進させる効果を持つ。

続きはソースで

<画像>
ルビプロストンの投与による効果
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/19/326/images/001l.jpg

<参照>
腸内環境改善による腎臓病治療法の開発 —便秘症の治療薬が腎臓病の治療薬になる可能性—:[慶應義塾]
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2014/osa3qr000000hbye.html

<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/19/326/

引用元: 【医療】便秘薬による腸内環境の改善が慢性腎臓病の進行を抑制 - 東北大と慶大

便秘薬による腸内環境の改善が慢性腎臓病の進行を抑制 - 東北大と慶大の続きを読む

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