1: 2016/09/21(水) 08:21:37.06 ID:CAP_USER
周藤瞳美2016/09/21 08:00
東京大学(東大)などは9月21日、クマムシのなかでも極限的な環境に高い耐性を持つヨコヅナクマムシのゲノムを解読し、そのなかにコードされたクマムシ固有の新規タンパク質のひとつがヒト培養細胞の放射線耐性を向上させることを発見したと発表した。
同成果は、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 橋本拓磨 特任研究員、慶應義塾大学先端生命科学研究所 堀川大樹 特任講師、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 國枝武和 助教、国立遺伝学研究所らの研究グループによるもので、9月20日付けの英国科学誌「Nature Communications」に掲載された。
(写真)
左から、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 橋本拓磨 特任研究員、慶應義塾大学先端生命科学研究所 堀川大樹 特任講師東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 國枝武和 助教
クマムシは、陸、川、海に生息する4対の脚を持つ体長1mm未満の小さな動物で、特に陸生クマムシの多くは、外界の乾燥に応じて脱水し、「乾眠」という無代謝状態になる。乾眠状態では、超低温・高温・真空・高い線量の放射線照射など、さまざまな極限環境に耐性を示すことが知られており、特に放射線については乾眠状態・通常状態いずれにおいてもヒトの半致死量の約1000倍となる4000Gyの放射線照射にも耐えることができる。
しかし、このような高い耐性能力を支える分子メカニズムについては明らかになっていない。
(写真)
クマムシの性質について
今回、同研究グループは、クマムシのなかでも特に高い耐性を持つヨコヅナクマムシのゲノム配列を高精度に決定。
同種が約2万個の遺伝子を持つことを明らかにし、このうち52.5%はほかの動物の遺伝子と類似していたが、41.1%はクマムシ固有の新規遺伝子、1.2%は外来遺伝子を含むことがわかった。
また、遺伝子レパートリーをほかの動物種と詳細に比較した結果、酸化ストレスへの抵抗性が高いことが明らかになった。
続きはソースで
http://news.mynavi.jp/news/2016/09/21/054/
東京大学(東大)などは9月21日、クマムシのなかでも極限的な環境に高い耐性を持つヨコヅナクマムシのゲノムを解読し、そのなかにコードされたクマムシ固有の新規タンパク質のひとつがヒト培養細胞の放射線耐性を向上させることを発見したと発表した。
同成果は、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 橋本拓磨 特任研究員、慶應義塾大学先端生命科学研究所 堀川大樹 特任講師、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 國枝武和 助教、国立遺伝学研究所らの研究グループによるもので、9月20日付けの英国科学誌「Nature Communications」に掲載された。
(写真)
左から、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 橋本拓磨 特任研究員、慶應義塾大学先端生命科学研究所 堀川大樹 特任講師東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 國枝武和 助教
クマムシは、陸、川、海に生息する4対の脚を持つ体長1mm未満の小さな動物で、特に陸生クマムシの多くは、外界の乾燥に応じて脱水し、「乾眠」という無代謝状態になる。乾眠状態では、超低温・高温・真空・高い線量の放射線照射など、さまざまな極限環境に耐性を示すことが知られており、特に放射線については乾眠状態・通常状態いずれにおいてもヒトの半致死量の約1000倍となる4000Gyの放射線照射にも耐えることができる。
しかし、このような高い耐性能力を支える分子メカニズムについては明らかになっていない。
(写真)
クマムシの性質について
今回、同研究グループは、クマムシのなかでも特に高い耐性を持つヨコヅナクマムシのゲノム配列を高精度に決定。
同種が約2万個の遺伝子を持つことを明らかにし、このうち52.5%はほかの動物の遺伝子と類似していたが、41.1%はクマムシ固有の新規遺伝子、1.2%は外来遺伝子を含むことがわかった。
また、遺伝子レパートリーをほかの動物種と詳細に比較した結果、酸化ストレスへの抵抗性が高いことが明らかになった。
続きはソースで
http://news.mynavi.jp/news/2016/09/21/054/

引用元: ・【社会】クマムシ固有の新規タンパク質がヒト培養細胞の放射線耐性を向上 - 東大[09/21] [無断転載禁止]©2ch.net
クマムシ固有の新規タンパク質がヒト培養細胞の放射線耐性を向上 - 東大の続きを読む