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地軸

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1: 2019/02/06(水) 21:25:29.08 ID:CAP_USER
 北の磁極はじっとしていたためしがない。地球内部の「外核」を流れる液体の鉄に影響されて、過去100年ほど、北磁極は真北に向けてじりじりと移動してきた。ところが最近になって、専門家は異変が起こっていることに気が付いた。北磁極が急にスピードを上げて移動し始めたのだ。なぜなのかは誰にもわからない。

 その動きがあまりに急激なので、慣例の5年ごとという予定を繰り上げて、米国は世界磁気モデル(WMM)を今年初めに更新する予定にしていた。世界磁気モデルは、携帯電話をはじめ、船舶、航空機などのナビゲーションに利用されている。ところが、米連邦議会の予算案交渉が難航し、予算が切れた連邦政府が一部閉鎖されたため、更新が延期されていた。

 政府が再開し、新しい北磁極を示した最新モデルが2月4日に発表されたが、疑問は残る。北磁極はなぜこれほど速く移動しているのか。更新が遅れたことによる影響はあるのか。最近のグーグルマップの不調と何か関連はあるのだろうか。

■とても敏感な北磁極

 地球上には、北の「極点」が3つ存在する。1つめは地球の自転軸の北端にあたる真北で、いわゆる北極点だ。(参考記事:「北極点がヨーロッパ方向へ急移動と研究発表」)

 2つめは、地球を包み込む磁気圏から考えられる「地磁気北極」だ。地球の中に棒磁石が入っていると想定したときに、磁石の北端と地表が交わる点である。この棒磁石の角度は、地軸と少しだけずれている。そのため地磁気北極はグリーンランドの北西沖に位置し、過去100年間でわずかしか移動していない。

 第3の極点が「北磁極」だ。これは、方位磁石の北をずっと追いかけていくとたどりつく場所である。地球を取り巻く磁力線が真下を向いている場所とも言える(北磁極で方位磁石は逆立ちする)。地磁気北極と違い、北磁極の位置は地下約3000キロより深い外核にある液体の鉄の影響を受けやすい。この流れが磁場を動かし、地上の北磁極が激しく移動する原因となっている。
「北磁極は、とても敏感な場所なんです」と、英リーズ大学の地球物理学者フィル・リバーモア氏は言う。

■世界磁気モデルとは

 北磁極は1831年、ジェームズ・クラーク・ロスによってカナダのヌナブト準州で初めて実際に確認された。以来、北磁極は主に北極点の方向に移動した。その距離は、過去数十年間は数百キロだった(奇妙なことに、同じ時期に南磁極はほとんど移動していない)。

 こうした変化に対応するべく、米海洋大気庁(NOAA)と英地質調査所(BGS)が作成したのが世界磁気モデルだ。BGSの地球物理学者キアラン・ベッガン氏は、「関係組織がすべて同じ地図で運営できるようにするため」と説明している。

 モデルは5年ごとに更新されてきた。最後の定期更新は2015年だった。次の更新までの間、科学者たちは地上の磁気観測所と欧州宇宙機関によるSWARMミッション(地球を1日15~16周する3基の地磁気観測衛星)からのデータを基にモデルの正確さを確認する。今まではそれで十分だった。

 20世紀半ば、北磁極の移動距離は1日30メートル以下だった。1年で11キロに満たない。ところが、1990年代半ばに変化が現れ始めた。2000年代初めには、北磁極は年に約55キロのペースで移動していた。

「高緯度で何かとても奇妙なことが起こっています」と、リバーモア氏。そしてこれが、地球内部の外核で、液体の鉄のジェット噴流が起きていた時期と重なるという。ただし、この2つの出来事の間に関連があるかどうかはわからない。

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/020600088/ph_thumb.jpg

続きはソースで

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/020600088/
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引用元: 北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激「世界磁気モデル」を急きょ更新、米国[02/06]

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1: 2016/04/13(水) 10:04:24.84 ID:CAP_USER.net
北極点を見つけるには、北へ向かえばいい。ただし、少々注意が必要だ。今、地球の北極点は、着々とヨーロッパ方向に動いているのだ。

4月8日付「Science Advances」に発表された論文によると、近年この「極移動」が急激になりつつあり、その原因は気候変動にあるという。気候変動と極移動の関係が明らかになれば、氷床の融解や干ばつについての今後の研究、予測に大きな影響を与えそうだ。

■「劇的な変化」

地球は、巨大なコマのように地軸を中心に自転している。この目に見えない地軸と地表の交点を、北の自転極と南の自転極と呼ぶ。地軸に対する自転のブレにより、これらの2点はおおむね10年のサイクルで移動する(この動きは、磁極の挙動メカニズムとはまったく異なる)。

地理上の北極と南極は、これらの自転極の位置の長期的な平均によって計算される。

1899年以降、探検家や科学者が、正確な自転極の位置を測定してきた。当初は星の相対位置を測定することで行われていたが、後に衛星を使って測定するようになった。その結果、約100年の間、年に数cmほど自転極が移動する傾向が確認されている。

「わずかな変動のように見えますが、そこには重要な情報が込められています」と、米カリフォルニア州にあるNASAジェット推進研究所の地球科学者、スレンドラ・アディカリ氏は言う。

北極は東西へ行ったり来たりを繰り返し、全体的な傾向としてはカナダに向かって移動していた。しかし、2000年以降の北極の移動は「劇的な変化を遂げた」と同氏。カナダ方向から経度にしておよそ75度東に向きを変え、子午線が通る英国グリニッジ方面に向かっているという。

移動は年に10cmのオーダーであり、北極の位置の再計算が必要になるほどではなさそうだが、この変化が続けば、後の世代はそれを検討しなければならないとアディカリ氏は述べた。

■水が動けば回転軸がブレる

研究者らは10年以上前から、世界中の氷河が大量に解けることで、地球上の質量の大規模な再分配が起こるのではないかと考えてきた。特にグリーンランドと西南極で巨大氷床が融解すると、その影響はきわめて大きい。

続きはソースで

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http://natgeo.nikkeibp.co.jp//atcl/news/16/b/041200028/

引用元: 【地球】北極点がヨーロッパ方向へ急移動

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1: 2015/12/14(月) 11:50:23.48 ID:CAP_USER*.net
ハーバード大学の学者たちは、地球の一日の長さが徐々に延びていることを明らかにした。
地球の自転を遅らせる氷河の溶解が原因だという。

学者たちの調査結果は、雑誌サイエンス・ アドバンシズに掲載された。

学者たちによると、前世紀の間に一日の長さがミリ秒(1000分の1秒)長くなったという。
学者たちは、このプロセスが加速して、21世紀末までに一日の長さが5ミリ秒延びると予測している。

続きはソースで

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http://jp.sputniknews.com/science/20151214/1313852.html

引用元: 【科学】学者「地球の1日の長さが延びている」

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