1: 2017/07/19(水) 23:09:55.98 ID:CAP_USER9
慶應義塾大学(慶大)は7月18日、天の川銀河の中心核「いて座A*」周辺の分子ガスについて詳細な電波分光観測を行った結果、いて座A*から約20光年離れた位置に異常な速度をもつ小さな分子雲を2つ発見したと発表した。その駆動源は、巨大分子雲に高速突入したブラックホールである可能性が高いという。
同成果は、慶應義塾大学大学院理工学研究科の博士課程 竹川俊也氏、同理工学部物理学科 岡朋治教授らの研究グループににょるもので、7月1日発行の米国科学誌「The Astrophysical Journal Letters」に掲載された。
今回、同研究グループは、いて座A*周辺の分子ガスの運動および物理状態を調べる目的で、東アジア天文台のJames Clerk Maxwell Telescopeを用いて、いて座A*から約30光年以内の領域のサブミリ波帯スペクトル線観測を実施していた。その過程で同領域内に、直径約3光年程度と小型かつ秒速40km以上もの極端に広い速度幅を持つ2つの分子雲を発見した。これらの特異分子雲はそれぞれ位置-速度図上で、より大きな分子雲から速度負方向に突き出すような形をしており、中心核周りの既知の分子雲とは明らかに異質な運動を示していた。
詳細な解析の結果、これら特異分子雲はそれぞれが太陽の十数倍の質量を持ち、膨大な運動エネルギーを有することがわかった。これら特異分子雲の起源は、超新星爆発との相互作用や原始星からの双極流では説明がつかないことから、既知の天体現象ではないと考えられる。
続きはソースで
天の川銀河中心部を飛び交う野良ブラックホールの想像図 (出所:慶大Webサイト)
http://n.mynv.jp/news/2017/07/19/187/images/001l.jpg
http://news.mynavi.jp/news/2017/07/19/187/
同成果は、慶應義塾大学大学院理工学研究科の博士課程 竹川俊也氏、同理工学部物理学科 岡朋治教授らの研究グループににょるもので、7月1日発行の米国科学誌「The Astrophysical Journal Letters」に掲載された。
今回、同研究グループは、いて座A*周辺の分子ガスの運動および物理状態を調べる目的で、東アジア天文台のJames Clerk Maxwell Telescopeを用いて、いて座A*から約30光年以内の領域のサブミリ波帯スペクトル線観測を実施していた。その過程で同領域内に、直径約3光年程度と小型かつ秒速40km以上もの極端に広い速度幅を持つ2つの分子雲を発見した。これらの特異分子雲はそれぞれ位置-速度図上で、より大きな分子雲から速度負方向に突き出すような形をしており、中心核周りの既知の分子雲とは明らかに異質な運動を示していた。
詳細な解析の結果、これら特異分子雲はそれぞれが太陽の十数倍の質量を持ち、膨大な運動エネルギーを有することがわかった。これら特異分子雲の起源は、超新星爆発との相互作用や原始星からの双極流では説明がつかないことから、既知の天体現象ではないと考えられる。
続きはソースで
天の川銀河中心部を飛び交う野良ブラックホールの想像図 (出所:慶大Webサイト)
http://n.mynv.jp/news/2017/07/19/187/images/001l.jpg
http://news.mynavi.jp/news/2017/07/19/187/

引用元: ・【宇宙】天の川銀河の中心では超巨大ブラックホールの周囲をたくさんの野良ブラックホールが飛び回っている可能性 ©2ch.net
天の川銀河の中心では超巨大ブラックホールの周囲をたくさんの野良ブラックホールが飛び回っている可能性の続きを読む