1: 一般人φ ★ 2013/09/24(火) 00:04:01.11 ID:???
道内4例目となる恐竜化石が発見されたむかわ町穂別で、恐竜の全身骨格につながる後ろ足や肋骨(ろっこつ)などの化石の発見が相次いでいる。共同発掘している町立穂別博物館と北海道大学が20日、発表した。恐竜は「ハドロサウルス科」と特定し、1個体の化石が同じ場所でこれだけの数、発見されるのは国内では珍しい、という。「全身骨格を発掘できる可能性が高い」と期待を新たにしている。
2003年に地元の化石収集家が穂別地区で見付けた化石13個がハドロサウルス科とみられる尻尾の化石と分かり、今年7月に博物館が発表するとともに、9月2日から北大と共同発掘している。
尻尾の化石表面が見えていた傾斜の地層周辺の岩盤を重機で削り取った後、博物館職員や北大の学生ら10人前後が手作業で化石が残る地層面を掘り進めた。現在露出している奥行き約5メートル、高さ2メートルの壁面からすでに貴重な化石の産出が相次いでいる。
博物館によると、後ろ足の骨に当たる「趾骨(しこつ)」という足の指の骨や「中足骨」という足の甲の骨に加えて、背骨の一部に当たる「胴椎骨(どうついこつ)」や肋骨などの化石が見つかり、歯も少なくとも2個はあった。
発掘作業を指揮する北大総合博物館の小林快次准教授は「今のところ、全身骨格の20~30%が確認できた」と説明。
歯の形状から「ハドロサウルス科」と断定し、足の大きさから「体長は8メートル」とした。「見た目のインパクトのある化石」とも。
尻尾から後ろ足、肋骨と体の部位が順序よく出ていることから、全身骨格への期待が一層高まっている。
また、歯の化石が見つかったことで、頭部の化石が発見される可能性にも触れた。頭部は新種の特定のカギを握るとされる重要な部位だ。
今年度の発掘は10月上旬までで、見つかった化石は、博物館に展示にする。
ただ、全身骨格を発掘するにはまだ数年必要とみられ、町は来年度以降も発掘する方針だ。
小林准教授は穂別の恐竜化石が日本トップクラスの発見と認め、「ただ見つかっただけでなく、恐竜の生態や進化の研究するのにも重要な化石になる」と話している。
▽画像 恐竜の肋骨や足の骨などの複数の化石が見つかった壁面の前で、解説する小林准教授(右)

http://www.tomamin.co.jp/wp-content/uploads/2013/09/1309210006.jpg
▽記事引用元 苫小牧民報(2013年 9/21)
http://www.tomamin.co.jp/2013095044
2003年に地元の化石収集家が穂別地区で見付けた化石13個がハドロサウルス科とみられる尻尾の化石と分かり、今年7月に博物館が発表するとともに、9月2日から北大と共同発掘している。
尻尾の化石表面が見えていた傾斜の地層周辺の岩盤を重機で削り取った後、博物館職員や北大の学生ら10人前後が手作業で化石が残る地層面を掘り進めた。現在露出している奥行き約5メートル、高さ2メートルの壁面からすでに貴重な化石の産出が相次いでいる。
博物館によると、後ろ足の骨に当たる「趾骨(しこつ)」という足の指の骨や「中足骨」という足の甲の骨に加えて、背骨の一部に当たる「胴椎骨(どうついこつ)」や肋骨などの化石が見つかり、歯も少なくとも2個はあった。
発掘作業を指揮する北大総合博物館の小林快次准教授は「今のところ、全身骨格の20~30%が確認できた」と説明。
歯の形状から「ハドロサウルス科」と断定し、足の大きさから「体長は8メートル」とした。「見た目のインパクトのある化石」とも。
尻尾から後ろ足、肋骨と体の部位が順序よく出ていることから、全身骨格への期待が一層高まっている。
また、歯の化石が見つかったことで、頭部の化石が発見される可能性にも触れた。頭部は新種の特定のカギを握るとされる重要な部位だ。
今年度の発掘は10月上旬までで、見つかった化石は、博物館に展示にする。
ただ、全身骨格を発掘するにはまだ数年必要とみられ、町は来年度以降も発掘する方針だ。
小林准教授は穂別の恐竜化石が日本トップクラスの発見と認め、「ただ見つかっただけでなく、恐竜の生態や進化の研究するのにも重要な化石になる」と話している。
▽画像 恐竜の肋骨や足の骨などの複数の化石が見つかった壁面の前で、解説する小林准教授(右)

http://www.tomamin.co.jp/wp-content/uploads/2013/09/1309210006.jpg
▽記事引用元 苫小牧民報(2013年 9/21)
http://www.tomamin.co.jp/2013095044
【古生物】北海道むかわ町穂別で発見のハドロサウルス類、新たな化石が続々発掘、体長8メートルと推定/北大・北大・穂別博物館 の続きを読む