理系にゅーす

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尿

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1: 2016/08/24(水) 08:15:14.64 ID:CAP_USER
豊かなサンゴ礁に魚の「尿」が不可欠、漁で打撃も | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/082300051/


 2000年前、ローマ皇帝ウェスパシアヌスは、羊毛の洗浄などに使われた人間の尿に税を課した。息子がこの政策に異議を唱えると、皇帝は金貨を息子の鼻先に掲げて「臭うか?」と尋ねたという。何から得たものであろうと、金は金であるというわけだ。(参考記事:「古代ローマにトイレ税、世界5つのヘンな税」)

 尿に価値を見出したウェスパシアヌスなら、きっと優秀な海洋生物学者になれたに違いない。サンゴ礁にとって、尿はまさしく宝だ。サンゴ礁の驚くべき生物多様性は、重要な栄養源である「魚の尿」抜きにはありえない。

 悩ましいのは、その栄養源を大量に供給し、食物連鎖の頂点に位置する大型の魚が、人間に人気の食材であることだ。先日、学術サイト「Nature Communications」に掲載された論文によると、サンゴ礁で魚が関わる再循環作用の半分近くが、漁業によって失われてしまう可能性があり、大型魚、とりわけ大きな捕食魚の影響を強調している。

「魚の尿を守ろう、などと言うと、奇妙に聞こえるかもしれません」と、論文の著者で米国ワシントン大学博士研究員のジェイク・アルガイヤー氏は言う。「しかしこれが、サンゴ礁について別の視点から考えるきっかけになってくれるのではないでしょうか」(参考記事:「多様な海洋生物を育むクジラの死骸」)


尿はごちそう

 アルガイヤー氏は数年前から尿について研究し、カリブ海の魚や無脊椎動物がどのように尿を排泄しているのかをつぶさに観察してきた。尿に着目した彼の調査と、過去30年間に行われた数々の意義ある研究により、サンゴ礁は大量の尿によって保たれているという驚きの発見がもたらされた。(参考記事:「大洋のオアシス 海山を探る」)

 魚の肛門から排泄されるリンや、エラから排出されるアンモニウム(窒素成分)は、サンゴ礁に適度な栄養素を与える。この再循環はサンゴ礁にとって欠かせない。世界のサンゴ礁の多くは、新たな栄養素を確保する手段をほとんど持たないからだ。リンや窒素などの栄養素は食物の形で食物連鎖の上位へと取り込まれていき、やがて排泄されて下層へと戻ってくる。

「我々には栄養素が過剰にある状態が当たり前すぎて、栄養素を得るのが難しい生態系については忘れがちです」とアルガイヤー氏を指導する米ジョージア大学の生態学者、エイミー・ローズモンド氏は語る。「サンゴ礁のぎりぎりの栄養循環において、生物が利用可能な形の栄養素の大半は魚の排泄物なのです」

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引用元: 【生態学/地球化学】豊かなサンゴ礁に魚の「尿」が不可欠、漁で打撃も 「種の数」だけでなく「種ごとの量」の重要性も明らかに [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/07/31(日) 12:58:26.34 ID:CAP_USER
尿からビール醸造! ベルギーの科学者が大胆プロジェクト (ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160731-00010001-newswitch-sctch


膜蒸留で飲料水を製造、分離した窒素やリンは化学肥料に

 おしっこからビールを作ろうー。かつてはやった健康法ではなく、ベルギーのゲント大学の科学者らがこんな研究テーマに真面目に取り組んでいる。これまでより小さなエネルギーで尿や排水をろ過できる新開発の浄水装置を使うもので、尿から回収した飲料水でビールを醸造することから、「スーワー・トゥー・ブルワー(sewer to brewer=下水道からビール醸造所へ)」プロジェクトと呼んでいる。

 ロイターの報道によれば、この装置は膜蒸留という手法を使い、タンクに貯めた尿を太陽電池による電力で加熱し、膜を通過させて浄水する。海水から飲料水を作る脱塩浄水装置などはかなりのエネルギーを必要とするが、新開発の膜を採用したこの浄水装置は省エネなのが特徴という。

 しかも飲料水のほか、尿に含まれるカリウム、窒素、リンを分離・回収し、化学肥料の原料に再利用できるとしている。太陽電池を使っているため、電力網も水源もない途上国の辺鄙な場所で飲料水と肥料の原料まで作り出すことが可能になる。先進国でも、スポーツ会場や空港などに大型の装置を設置し、長期間使えるものと科学者らは考えている。

 実際、ゲント市内で7月に開かれた10日間の音楽フェスティバルにこの装置を持ち込み、仮設トイレから尿を直接回収することで約1000リットルの飲料水を作ることに成功。次はこの水を使っておいしいベルギービールを作ることになるという。

 
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引用元: 【技術】尿からビール醸造! ベルギーの科学者が大胆プロジェクト [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/06/15(水) 17:53:36.81 ID:CAP_USER
尿から家庭用ガス作る装置、メキシコ技術者が開発 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000030-jij_afp-sctch
http://amd.c.yimg.jp/im_sigg9NrucJtcJgTkFyCj35ilTA---x900-y675-q90/amd/20160615-00000030-jij_afp-000-2-view.jpg


【AFP=時事】人間の尿をバイオガスに変え、シャワーや料理に使う熱源として利用することを可能にする装置を、メキシコ人エンジニアが開発した。

 同国北部にあるソノラ州立大学(University of Sonora State)の研究者、ガブリエル・ルナサンドバル(Gabriel Luna-Sandoval)氏(41)は、尿が電解液(電気伝導性のある溶液)であることに着目し、この装置を開発した。

 尿から生み出されたバイオガスは、メキシコの家庭で一般的に使用され気候変動の原因にもなっている液化石油ガスの代替品として利用できる。

 ルナサンドバル氏が開発した試作品は、幅20センチほどの四角い透明なアクリル製の箱でできている。内部にはステンレス鋼の電極が取り付けられており、中に尿を注ぎ込んで電気を通すと酸素と水素に分離され、後者がバイオガスになる。

 容器を家庭の配管に接続すれば、台所や浴室で使われる水をバイオガスで加熱できる。バイオガスは無臭のため、食べ物やシャワーの湯に尿の臭いがつく心配もない。容器は完全に密閉されており、臭気が漏れることはないが、容器を洗浄する際には臭いに耐えなければいけない。

 尿意をもよおした際、男性ならば、装置とチューブでつながった特殊な便器に排尿すれば良いが、女性の場合は一度別の容器に排尿した後、尿を装置に注ぎ入れなければならない。

 ルナサンドバル氏は、この装置を使えば、宇宙に滞在する飛行士らが緊急時に自分の尿から酸素を生み出すことも可能だと話している。【翻訳編集】 AFPBB News

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引用元: 【エネルギー技術】尿から家庭用ガス作る装置、メキシコ技術者が開発 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/05/19(木) 12:29:05.95 ID:CAP_USER
少量の尿・血液からがん早期発見。九大が細胞検出の蛍光センサーを開発 (ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00010000-newswitch-sctch


年内に医薬品メーカーに特許移転して試薬を発売

 九州大学高等研究院の新海征治特別主幹教授と野口誉夫特任助教は、少量の尿や血液からがん細胞を検出する蛍光センサーを開発した。がん細胞が発現すると漏出する生体内の多糖物質(グリコサミノグリカン)とセンサーが結合して発光し、簡単な健康診断で、がんを早期に発見できる。血液採取のみや尿でがんを精度良く発見できる手法はほとんどない。2016年内に医薬品メーカーに特許移転して試薬を発売する。

 生体にはヘパリンやコンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などの多糖物質が含まれ、がん細胞が発現するとこれらが血液や尿に漏れ出す。この漏出ががんのマーカー(指標)となるが、現在は細胞を採取してがんを検査している。

 新海教授らは複数の多糖物質が結合・凝集すると蛍光発光する独自のセンサーを開発、可視化を可能にした。凝集で発光強度や色が変わるため、蛍光強度から見積もる多糖物質の濃度ががん診断につながる。

 これまでも抗体で多糖物質を捕捉して蛍光検出する方法はあった。ただ、蛍光性の物質を加える必要があり、捕捉や洗浄、スクリーニング(ふるい分け)処理などで医療現場の負担になっていた。

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引用元: 【医療技術】少量の尿・血液からがん早期発見。九大が細胞検出の蛍光センサーを開発 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/04/01(金) 18:40:45.26 ID:CAP_USER*.net
 尿に含まれる細胞からクローンマウスを作ったと、山梨大の若山照彦教授らのチームが1日付の英科学誌に発表した。尿は動物を傷つけないで採取できることから、絶滅危惧種の繁殖への応用が期待できるとしている。

 尿には、尿管の細胞などが含まれることが知られている。チームは、マウスの背中をつかんで排尿させ、尿から細胞を回収。

続きはソースで

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http://this.kiji.is/88563771933017592
2016/4/1 18:20

引用元: 【研究】尿細胞からクローンマウスを作る、山梨大 絶滅危惧種への応用期待

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1: 2016/03/06(日) 21:35:07.24 ID:CAP_USER.net
膀胱も尿吸収か、頻尿解明につながる成果 京都府立医大 (京都新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160302-00000036-kyt-sctch


 尿をためる臓器の膀胱(ぼうこう)が、尿を吸収する機能も併せ持つ可能性が高いことを、京都府立医科大の渡辺泱名誉教授らが突き止めた。
高齢者の頻尿や子どもの夜尿症の新たな原因解明につながるという。日本泌尿器科学会誌にこのほど発表した。

 膀胱は、腎臓で作られた尿の貯留機能を持つが、吸収はしないと考えられている。一方、睡眠時の膀胱容量を継続して計測した研究はこれまでなく、正確な推移は不明だった。
 渡辺名誉教授らは、10~40代の男女24人に三次元超音波断層法を用いることで、継続した夜間の膀胱容量測定に成功した。

結果、入眠後、短時間で平常時の限界容量に達した後、約6時間後に覚醒するまで容量が一定となるケースのあることが判明。この間、容量減少も観察された。
 渡辺名誉教授は、容量が一定に保たれた上、減少が計測された結果について「膀胱で尿が吸収されたと考えるのが妥当」と説明。
高齢者の夜間頻尿や夜尿症の発症原因を考える上で重要な知見といい、「膀胱に関する生理学を根本的に考え直す必要がある」としている。

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引用元: 【生理学】膀胱も尿吸収か、頻尿解明につながる成果 京都府立医大

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