理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/04/14(火) 12:49:32.62 ID:???.net
土星の巨大嵐「大白斑」の謎を解明、米大学研究 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00000006-jij_afp-sctch

画像
http://amd.c.yimg.jp/im_sigg1csTlzJLAwYV871jGMomlw---x600-y600-q90/amd/20150414-00000006-jij_afp-000-4-view.jpg
土星の「大白斑」(2010年12月24日撮影、2011年7月6日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】輪を持つガス状巨大惑星「土星」で20~30年に1度の周期で発生し、数か月間にわたって猛威を振るい続ける巨大な超大型嵐「大白斑」──この現象をめぐる謎を解明したとの研究論文が、13日の英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)」に発表された。大白斑は、地球の直径よりも大きいとされる。

30年に1度の土星の暴風雨「大白斑」(2011年)

 巨大嵐が伸ばす尾は、消失するまでに数十万キロに達する場合があり、中には土星を1周するほどの長さに及ぶものもある。

 内部で起きる稲光で白っぽく見えることから大白斑と名付けられたこの嵐は非常に巨大で、地球からも望遠鏡で観測できる。

 途方もない規模の巨大さによって天文学者らの注目を集めてきた大白斑は、過去150年間で6回観測されている。しかし、なぜこのように発生頻度が低いのかはこれまで謎だった。

 この謎について、米カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)のチェン・リ(Cheng Li)氏とアンドリュー・インガーソル(Andrew Ingersoll)氏の研究チームは、土星の大気中に含まれる水蒸気で、この驚くべき作用は説明できると発表した。

 研究チームの論文によると、土星の大気は地球と同様に、性質の異なる層で構成されており、通常、雲が形成される「外層」の密度は土星の中心へと至る「雲下層」よりも低い。水面に浮く油のように、低密度の外層が、水素やヘリウム、水などの分子が主成分の高密度の混合大気の上にのっている状態だ。

 土星の外層は、暴風雨を発生させるために必要なプロセスとなる「下部のより暖かい空気の上昇」「冷却」「凝縮」を妨げる。そのため、安定した大気の状態が長期にわたり継続・維持される。

 しかし非常に長い「嵐の前の静けさ」の間、外層大気は宇宙空間に熱を放射して徐々に気温が下がり、ついには下部の雲下層より密度が高い状態になる。これにより2層間の均衡は崩れ、下部に閉じ込められていた暖かい空気が外層へとあふれ出す。

 かき混ぜられた混合大気には、他の分子より重い水分子が含まれる。これが巨大嵐で雨として落ちることで、元の平衡状態が回復し、また静けさが戻る仕組みだという。

 リ氏は「惑星がどのくらいのペースで宇宙空間に熱を放射して冷却できるかによって時間スケールは決まる。土星は巨大な大気圏を持つので、冷却には数十年を要する」と電子メールで語った。

 研究チームは、地球の天気予報に用いられるものに似たシミュレーション・ソフトウェアを開発して自説を検証、土星周回探査機「カッシーニ(Cassini)」の観測データとシミュレーション結果との
比較を行った。【翻訳編集】 AFPBB News

00
 

引用元: 【惑星科学】土星の巨大嵐「大白斑」の謎をシミュレーション 米大学研究

土星の巨大嵐「大白斑」の謎をシミュレーション 米大学研究の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/12/19(金) 18:34:56.75 ID:???.net
掲載日:12月19日

鳥は嵐の接近を察知し、直撃の前に別の場所へ飛び去ることができる可能性があるとの研究論文が、18日の米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された。

 米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)などの研究チームが発表した今回の論文は、米国に生息する野鳥のキンバネアメリカムシクイに関する調査に基づくものだ。体重が9グラムほどしかないこの非常に小型できゃしゃな鳥は、竜巻や暴風を伴う巨大な嵐が接近していることを何らかの方法で1~2日前に察知したという。

 2014年4月末、米テネシー(Tennessee)州東部の山地にある繁殖地の鳥が逃げ出した直後に、巨大な嵐が米国の中部と南部を襲った。
この嵐では、少なくとも竜巻が84件発生し、35人の犠牲者が出た。

 カリフォルニア大バークレー校の生態学者、ヘンリー・ストレービー(Henry Streby)氏は「繁殖期の鳥にみられるこの種の嵐回避行動が記録されたのは今回が初めてだ」と話す。また「定期的な渡りの間に発生した事象を回避するために鳥たちがルートを変更できることは確認されていたが、渡りを終え、繁殖のために縄張りを形成した後の段階で悪天候を避けることを目的にその土地を離れることは、今回の研究で初めて明らかになった」と指摘した。

 調査では、鳥たちが飛び去った時点では、嵐はまだ数百キロ先にあったため、気圧、気温、風速などに検知可能な変化はほとんどみられなかったという。「今回の研究対象としたキンバネアメリカムシクイは、悪天候を回避するために合計で1500キロ以上を飛行し、嵐が過ぎ去った直後に巣に戻ってきた」

続きはソースで

(c)AFP

<画像>
前日の竜巻で大破した家屋。米ミシシッピ(Mississippi)州トゥーペロ(Tupelo)で(2014年4月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/7/1024x/img_f72a6cc81e38355e608f82bb3b466aae192235.jpg

前日の竜巻で折れた木。米ミシシッピ(Mississippi)州トゥーペロ(Tupelo)で(2014年4月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/7/6/1024x/img_76cb96519003f227bb2f39b93c3b2a38206974.jpg

<参照>
Tornadic Storm Avoidance Behavior in Breeding Songbirds: Current Biology
http://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(14)01428-6

<記事掲載元>
http://www.afpbb.com/articles/-/3034698?pid=14979212

引用元: 【生物】嵐の到来を察知する鳥の回避行動、米研究

嵐の到来を察知する鳥の回避行動、米研究の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/11/15(土) 01:54:29.34 ID:???.net
天王星で従来の予測を覆す嵐が頻発
Andrew Fazekas
for National Geographic News
November 14, 2014

地球から遠く離れた青緑色の巨大な惑星である天王星が、どうやら長い眠りから目を覚ましたらしい。
しかしその時期は、専門家の予想とは違っていた。
通常ならば穏やかなこの惑星で、現在は激しい嵐が頻発しているのだが、その理由はまだ解明できていない。

ハワイのW・M・ケック天文台の望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡という、いずれも世界有数の望遠鏡を使って、カリフォルニア大学バークレー校に拠点を置く研究チームが観測を行ったところ、天王星の上層大気において、通常では見られないほど明るい雲の活動が確認された。
天王星は太陽系の、太陽に近い方から7番目の惑星で、地球からは約30億キロ離れたところにある。

今年8月はじめのわずか2日の観測期間に、天王星の北半球では8つの嵐が確認できた。
そのうち1つは後に、観測史上最も明るいものであったと確認された。
この惑星からの反射光全体の30%に相当する明るさだった。

去る10月24日にハッブル宇宙望遠鏡が捉えたデータでも、複数の巨大な嵐が、さまざまな高度で確認された。
これらの嵐は約9000キロ以上もの範囲に広がっていたが、これは地球の直径の約4分の3に相当する。

これらの嵐はすべて、この惑星の大気のうち、メタンを含んだ上層部で発生しているようだ。
この高度での大気圧は地球上の約半分だ。

ところが、ここ最近の天王星での嵐の頻発は、天文学者にとってまったく予期しないものだったという。

-----------引用ここまで 全文は引用元参照----------

▽記事引用元
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141114002
National Geographic(http://www.nationalgeographic.co.jp/)November 14, 2014配信記事

▽関連リンク
University of California, Berkeley
Amateur, professional astronomers alike thrilled by extreme storms on Uranus
http://newscenter.berkeley.edu/2014/11/12/amateur-professional-astronomers-alike-thrilled-by-extreme-storms-on-uranus/

引用元: 【天文】天王星で従来の予測を覆す嵐が頻発

天王星で従来の予測を覆す嵐が頻発の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: エタ沈φ ★ 2013/09/10(火) 16:08:22.46 ID:???

米航空宇宙局(NASA)は3日、土星探査機カッシーニ(Cassini)が撮影した、土星の表面で発生した巨大な嵐の威力を示す画像を公開した。

左は2011年2月25日に撮影された可視光画像で、土星表面を激しくかき回すような嵐の雲が写されている。右は、前日にカッシーニの可視光・赤外線マッピング分光計が捉えた赤外線画像で、大気の下層部から巻き上げられた水とアンモニアの氷を示している。
こ画像により初めて、水氷が土星の大気中に存在することが確認された。

3fe4d4fd.jpg

【9月5日 AFP】
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2966265/11290110




【宇宙】NASA、土星の嵐の威力を示す画像を公開の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 歩いていこうφ ★ 2013/06/19(水) 14:08:02.32 ID:???
1ce21bef.jpg
 

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/68418_0_600x338.jpg

 2013年6月12日、アメリカ中西部を通過した大規模な嵐をとらえた、高解像度の赤外線画像。
NASAの地球観測衛星「スオミNPP」が極軌道から撮影した。画像の右下部分を見ると、溶岩のようにうごめく強烈な嵐の一端が東部沿岸のメリーランド州やペンシルバニア州にも到達していることがわかる。高温多湿の上昇気流で大気が不安定になり強風や霰(あられ)、雹(ひょう)、竜巻が発生した。

ソース:ナショナルジオグラフィック http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2013061901&expand



【画像】溶岩のような嵐、スオミNPP撮影の続きを読む

このページのトップヘ