1: 2014/12/05(金) 12:05:33.90 ID:???.net
Yahoo!ニュース - 50万年前のジグザグ、最古のアートか (ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000003-natiogeog-sctch


 ムール貝の殻に刻まれたジグザグの線が、人間の芸術的才能に対する従来の認識を大きく変えるかもしれない。

 これまで幾何学模様の最も古い証拠は7万~10万年前とされてきた。南アフリカの洞窟で発見された石に刻まれた模様は、現生人類(ホ◯・サピエンス)特有の能力である抽象やシンボルといった洗練された世界の追求を表している。

 インドネシアの河岸で発掘されたこのジグザグ模様は少なくとも43万年前の遺物であることから、ホ◯・サピエンスが彫ったものではないと推定される。

 どうやら最古の芸術家は、人類の祖先ホ◯・エレクトスのようだ。毛深く、なだらかに傾斜した額が特徴のホ◯・エレクトスだが、芸術的才能を持たないとこれまで考えられてきた。

「そのような能力の起源は、われわれが想像するよりもはるか昔に遡る」と、オランダにあるライデン大学の考古学者ジョセフィン・ジョーデンズ(Josephine Joordens)氏は語る。

◆貝殻の秘密

 模様が刻まれた貝殻は、1891年にオランダの古人類学者ウジェーヌ・デュボア(Eugene Dubois)氏が発掘した化石の山から見つかった。その中には、後にホ◯・エレクトスとして知られ、デュボア氏がピテカントロプス・エレクトスと名付けた化石人類の初めての標本も含まれていた。ピテカントロプスは、アフリカを離れた人類の祖先ホ◯・エレクトスの直系と考えられている。

 デュボア氏は貝殻のジグザグ模様について言及していない。それに気づいたのはジョーデンズ氏とオーストラリア国立博物館の人類学者スティーブン・ムンロ(Steven Munro)氏で、7年前のことだった。

 ジョーデンズ氏の研究グループは、その後入念に年代測定を行い、43万~54万年前と特定した。彼らは模様に関するその他の説や、別の貝殻に空いた穴はホ◯・エレクトスが道具を使って空けたものだとする説も否定している。

◆人類の進化における重要な意味

 スミソニアン協会の古人類学者アリソン・ブルックス(Alison Brooks)氏は、今回の発見がホ◯・エレクトスと現生人類の両方を理解する上で重要な意味を持つと考える。定説では、現生人類は10万~20万年前に解剖学的、また行動学的にも現代人に近づいたようだ。

 ホ◯・サピエンスが“賢い人”を意味するように、その後数千年をかけて洞窟壁画や彫刻といった人類特有の才能を開花させていった。

「典型的な現生人類の行動は、突然のひらめきとして現れたわけではない。もっと早くからそれに似たものが存在していた」とジョーデンズ氏は述べる。

 研究グループは「Nature」誌の中で、芸術や象徴性、現代性といった用語の使用を避けている。模様を刻んだ人の意図を計りかねるからだとジョーデンズ氏は言うが、もし貝殻が10万年前の遺物で、ホ◯・サピエンスの化石と共に発掘されていたら、「象徴的な最古の芸術と間違いなく呼んでいただろう」。

引用元: 【古人類学/考古学】50万年前のジグザグ、最古のアートか

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