1: 2015/02/19(木) 00:24:15.10 ID:???.net
掲載日:2015年2月18日
http://www.sorae.jp/030699/5447.html
イラン・イスラム共和国は2月17日、開発中の有人宇宙船の実物大模型を公開した。早ければ数年のうちに、実際に人を乗せて打ち上げられるという。
この宇宙船は1人乗りで、直径1.85m、全高2.3m、打ち上げ時の質量1,800kgであるという。また帰還時には1,000kgになるとされ、つまり800kgが推進剤や、帰還時に分離する部品ということになる。外見は非常に近代的で、おそらくスペースX社のドラゴンV2宇宙船のデザインに影響されたのだろう。また青白い照明を使って近未来的な雰囲気を出している点も、ドラゴンV2や、ボーイング社のCST-100といった宇宙船からの影響を受けたと思われる。
現在イランが運用しているサフィール・ロケットは、打ち上げ能力の小さい非力なロケットではあるが、地球の軌道に乗らない弾道飛行であれば、この宇宙船を打ち上げることは十分に可能だろう。また弾道飛行は大気圏再突入時の熱もそれほど高くならないため、耐熱システムの開発は難しくない。また飛行時間が短いため、宇宙飛行士の生命維持システムの開発も簡単に済む。その一方で、「イランが人間を宇宙に飛ばした」という宣伝は、国民や周辺国へ大きな影響を与えることになろう。
ちなみに、米国が1960年代に実施したマーキュリー計画で使われたマーキュリー宇宙船は、このイランの宇宙船と同じく1人乗りで質量は1,800kgほどで、また弾道飛行したフリーダム7とリバティ・ベル7の打ち上げに使われたレッドストーン・ロケットも、サフィールとほとんど同じ性能をもっていた。
続きはソースで
http://www.sorae.jp/030699/5447.html
イラン・イスラム共和国は2月17日、開発中の有人宇宙船の実物大模型を公開した。早ければ数年のうちに、実際に人を乗せて打ち上げられるという。
この宇宙船は1人乗りで、直径1.85m、全高2.3m、打ち上げ時の質量1,800kgであるという。また帰還時には1,000kgになるとされ、つまり800kgが推進剤や、帰還時に分離する部品ということになる。外見は非常に近代的で、おそらくスペースX社のドラゴンV2宇宙船のデザインに影響されたのだろう。また青白い照明を使って近未来的な雰囲気を出している点も、ドラゴンV2や、ボーイング社のCST-100といった宇宙船からの影響を受けたと思われる。
現在イランが運用しているサフィール・ロケットは、打ち上げ能力の小さい非力なロケットではあるが、地球の軌道に乗らない弾道飛行であれば、この宇宙船を打ち上げることは十分に可能だろう。また弾道飛行は大気圏再突入時の熱もそれほど高くならないため、耐熱システムの開発は難しくない。また飛行時間が短いため、宇宙飛行士の生命維持システムの開発も簡単に済む。その一方で、「イランが人間を宇宙に飛ばした」という宣伝は、国民や周辺国へ大きな影響を与えることになろう。
ちなみに、米国が1960年代に実施したマーキュリー計画で使われたマーキュリー宇宙船は、このイランの宇宙船と同じく1人乗りで質量は1,800kgほどで、また弾道飛行したフリーダム7とリバティ・ベル7の打ち上げに使われたレッドストーン・ロケットも、サフィールとほとんど同じ性能をもっていた。
続きはソースで
<画像>
Image credit: Islamic Republic of Iran's Presidency Website
http://www.sorae.jp/newsimg15/0218iran.jpg
<参照>
- President visits space technologies expo
http://www.president.ir/en/84675
Image credit: Islamic Republic of Iran's Presidency Website
http://www.sorae.jp/newsimg15/0218iran.jpg
<参照>
- President visits space technologies expo
http://www.president.ir/en/84675
引用元: ・【宇宙開発】イラン、開発中の有人宇宙船を初公開 数年のうちに打ち上げへ
イラン、開発中の有人宇宙船を初公開 数年のうちに打ち上げへの続きを読む