1: 2016/08/30(火) 07:28:21.14 ID:CAP_USER
新種“眠れる美女”カエルを発見、ペルー | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/082900052/
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/082900052/ph_thumb.jpg
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ペルー中央部のアンデス山脈の麓に、変わった色の小さなカエルがひっそりと暮らしていた。2014年11月のある夜、ペルーにある鳥類学・生物多様性センターの生物学者ヘルマン・チャベス氏は、ティンゴ・マリア国立公園の森の中で、それまで聞いたことのないような生き物の鳴き声を耳にした。声の主を探すと、木の上に体長2.5cmほどの小さな茶色いカエルがいた。一見、どこにでもいそうなこのカエルは、おとぎ話のカエルのように秘密を隠し持っていた。
「腹側を見るために裏返したら、脚の付け根が鮮やかな赤だったので、とてもびっくりしました」とチャベス氏。
カエルの体色は実に多様で、属によって股の部分の色もさまざまだ。近縁種のカエルには、脚の付け根、もも、すねに黄色や茶色やオレンジ色の斑点があるものがいる。けれどもこれほど鮮やかな、しかも赤い色をしたカエルは見たことがなかった。(参考記事:「半透明のかわいい新種カエル、コスタリカで発見」)
「この色がどんな役割を果たしているのかはまだ分かりませんが、まずは、このカエルに名前をつけることにしました」と、共同発見者である米国、南イリノイ大学のアレッサンドロ・カテナッツィ氏は言う。(参考記事:「【動画】カエルの交尾に「7番目の体位」発見」)
チャベス氏とカテナッツィ氏は2年に渡ってこのカエルを分析し、未知の新種であることを確認。科学誌「ZooKeys」に論文を発表した。学名は、「眠れる美女アマガエル」という意味のPristimantis pulchridormientesに決まった。このカエルが見つかった山脈が、女性が体を横たえて眠っている姿に似ているとして、地元の人々に「眠れる美女」という名前で呼ばれているからだ。
紛争地から安息の地へ
熱帯産のPristimantis属のカエルは、ペルーだけで実に131種が生息しており、驚くほど多様性に富んでいるが、研究は進んでいなかった。
米オハイオノーザン大学の生物学者キャサリン・クリナック氏は今回の研究には関与していないが、「野外調査で初めてPristimantis属のカエルを見せられたとき、なぜこのカエルを研究している人がいないのか尋ねました。するとある大学院生に『小さな茶色いカエルに魅了される人はそういないからでしょう』と言われたのです」と回想する。「信じられない答えでした。彼らはただの小さな茶色いカエルではないのです。注意深く見ないと、そのすばらしさに気がつかないかもしれませんが」(参考記事:「体長1センチの新種カエル、7種を発見」)
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ペルー中央部のアンデス山脈の麓に、変わった色の小さなカエルがひっそりと暮らしていた。2014年11月のある夜、ペルーにある鳥類学・生物多様性センターの生物学者ヘルマン・チャベス氏は、ティンゴ・マリア国立公園の森の中で、それまで聞いたことのないような生き物の鳴き声を耳にした。声の主を探すと、木の上に体長2.5cmほどの小さな茶色いカエルがいた。一見、どこにでもいそうなこのカエルは、おとぎ話のカエルのように秘密を隠し持っていた。
「腹側を見るために裏返したら、脚の付け根が鮮やかな赤だったので、とてもびっくりしました」とチャベス氏。
カエルの体色は実に多様で、属によって股の部分の色もさまざまだ。近縁種のカエルには、脚の付け根、もも、すねに黄色や茶色やオレンジ色の斑点があるものがいる。けれどもこれほど鮮やかな、しかも赤い色をしたカエルは見たことがなかった。(参考記事:「半透明のかわいい新種カエル、コスタリカで発見」)
「この色がどんな役割を果たしているのかはまだ分かりませんが、まずは、このカエルに名前をつけることにしました」と、共同発見者である米国、南イリノイ大学のアレッサンドロ・カテナッツィ氏は言う。(参考記事:「【動画】カエルの交尾に「7番目の体位」発見」)
チャベス氏とカテナッツィ氏は2年に渡ってこのカエルを分析し、未知の新種であることを確認。科学誌「ZooKeys」に論文を発表した。学名は、「眠れる美女アマガエル」という意味のPristimantis pulchridormientesに決まった。このカエルが見つかった山脈が、女性が体を横たえて眠っている姿に似ているとして、地元の人々に「眠れる美女」という名前で呼ばれているからだ。
紛争地から安息の地へ
熱帯産のPristimantis属のカエルは、ペルーだけで実に131種が生息しており、驚くほど多様性に富んでいるが、研究は進んでいなかった。
米オハイオノーザン大学の生物学者キャサリン・クリナック氏は今回の研究には関与していないが、「野外調査で初めてPristimantis属のカエルを見せられたとき、なぜこのカエルを研究している人がいないのか尋ねました。するとある大学院生に『小さな茶色いカエルに魅了される人はそういないからでしょう』と言われたのです」と回想する。「信じられない答えでした。彼らはただの小さな茶色いカエルではないのです。注意深く見ないと、そのすばらしさに気がつかないかもしれませんが」(参考記事:「体長1センチの新種カエル、7種を発見」)
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引用元: ・【生物】新種“眠れる美女”カエルを発見、ペルー 裏返したらびっくり! 一瞬で形を変えられる注目の種類の仲間 [無断転載禁止]©2ch.net
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