1: 2015/03/03(火) 23:14:14.44 ID:???*.net
160億年動かし続けても1秒しか狂わない、極めて精密な時計の開発に、東京大学などの研究チームが成功しました。
現在、1秒の基準となっている時計の100倍以上の精度があり、宇宙が誕生した瞬間から動かし続けても、0.8秒しか狂わない計算です。

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この極めて精密な「光格子時計」と呼ばれる時計を開発したのは、東京大学大学院の香取秀俊教授の研究チームです。
この時計は、レーザー光によって作ったごく小さな空間に、ストロンチウムの原子を閉じ込めて振動する回数を数え、それを基に時間を計測する仕組みです。

従来の「光格子時計」は、周囲の熱の影響で原子の振動数にばらつきがあり、精度に問題がありましたが、 氷点下178度まで冷やすことにより、振動数が一定し、画期的な精密さが実現できたということです。
現在、1秒の基準となっているセシウム原子を使った時計は、3000万年に1秒の誤差がありますが、 今回開発された時計は、160億年に1秒の誤差という100倍以上の精度で、宇宙が誕生した138億年前に動かし始めたとしても、0.8秒しか狂わないということです。

こうした精度の高さは、世界でも例がなく、1秒の定義の見直しにつながる可能性があるほか、この時計を離れた場所に置くことによって、新たな測量技術の開発にもつながるということです。

香取教授は「『1秒』がセシウム原子時計で定義されて半世紀がたとうとするなかで、秒を測る精度を格段に上げることができた。
日本由来の光格子時計で、基礎科学への貢献だけでなく、時計の概念そのものすら変える可能性がある」と話しています。


1秒とは
1秒という時間は、かつて、地球が自転するのにかかる長さ、つまり1日の長さによって定められていました。
1日を24分割した時間を1時間とし、それを60分割したものが1分に、それをさらに60分割することで、1秒の長さが決められていました。

続きはソースで


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150303/k10010002741000.html

引用元: 【科学】「160億年で1秒しか狂わない」時計を開発 東京大学などの研究チーム

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