理系にゅーす

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1: 2019/02/04(月) 21:09:40.86 ID:CAP_USER
■なぜ起きる? 珍しい鳥の雌雄モザイク「ハーフサイダー」

 米国ペンシルベニア州エリー在住のコールドウェル夫妻は、25年前から裏庭に鳥の餌台を置いている。しかし、数週間前の夜明けにアメリカスギの木に止まっていたようなショウジョウコウカンチョウ(猩々紅冠鳥)は、これまで一度も見たことがなかった。その鳥は体の右半分が真紅で、左半分が灰褐色だった。

 とはいえ、家から木までは10メートルほど離れていたため、鳥が近くにくるまで自分が見たものに確信がもてなかった。妻のシャーリーさんは、「長年、鳥に餌をやってきましたが、こんな鳥を見たことはなかったと思います」と言う。

 ショウジョウコウカンチョウは、オスが赤い色をしていて、メスは褐色だ。だからこの鳥は、右半身がオスで左半身がメスということになる。このように、オスとメスの特徴を両方あわせもつことを、専門的には雌雄モザイクという。コーネル大学鳥類学研究所の博士研究員であるダニエル・フーパー氏は、メールでの問い合わせに対し、「本物の雌雄キメラです」と答えた(キメラは2種類の異なる遺伝情報の細胞をあわせもつ生物)。

 雌雄モザイクは鳥類学者の間では「ハーフサイダー」として知られ、珍しいが、ほとんどいないというほどでもない。おそらく雌雄モザイクはあらゆる種の鳥で起こるが、成鳥のオスとメスの外見が大きく異なる「性的二形」の種でしか気づかれないのだろう、とフーパー氏は説明する。「性的二形の鳥のなかでも、ショウジョウコウカンチョウは北米の人々に広く親しまれています。特に深紅のオスはよく目立つので、変わった個体は一般の人に気づかれやすいのです」

■哺乳類と異なる性決定のしくみ

 フーパー氏によると、鳥の性決定のしくみは哺乳類とは少し違っているという。哺乳類の性染色体にはXとYの2種類があり、オスはX染色体とY染色体を細胞核にそれぞれ1つずつもち(XY)、メスはX染色体を2つもっている(XX)。

 一方、鳥の性染色体はZとWの2種類で、オスはZ染色体を2つもち(ZZ)、メスはZ染色体とW染色体を1つずつもっている(ZW)。そして、精◯や卵子などの生殖細胞は、通常はどちらかの性染色体を1つしかもたないため、オスの精◯はZ染色体だけだが、メスの卵子にはZ染色体をもつものとW染色体をもつものがある。

 ところが、今回目撃されたショウジョウコウカンチョウのような鳥の雌雄モザイクは、何らかの理由により、ZとWという2つの染色体をもった卵子が、2個の精◯によって同時に受精したときに生じると考えられている。

続きはソースで

■コールドウェル夫妻の自宅の裏庭に餌を食べにくる、オスメス両方の特徴をあわせもつショウジョウコウカンチョウ
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/020400080/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/020400080/
images


引用元: 【動物】右半身がオス、左半身がメスの鳥が見つかる  珍しい鳥の雌雄モザイク「ハーフサイダー」[02/04]

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1: 2018/12/27(木) 17:42:26.54 ID:CAP_USER
■動画
Russia’s Avangard hypersonic glider final test launch https://youtu.be/KFiDvuSq2Iw



ロシアのプーチン大統領が、2018年12月26日に極超音速ミサイル兵器の最終発射実験に成功したことを発表しました。この極超音速ミサイル兵器は核ミサイルにも対応可能なものであることが明らかになっており、2019年にも実戦配備される予定です。

Посещение Национального центра управления обороной • Президент России
http://kremlin.ru/events/president/news/59519

Russia is poised to add a new hypersonic nuclear warhead to its arsenal - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/world/europe/russia-is-poised-to-add-a-new-hypersonic-nuclear-warhead-to-its-arsenal/2018/12/26/e9b89374-0934-11e9-8942-0ef442e59094_story.html?noredirect=on&utm_term=.b97781d2ae28

Putin says Russia will deploy new hypersonic, nuclear-capable missiles next year - National | Globalnews.ca
https://globalnews.ca/news/4794448/vladimir-putin-russia-nuclear-missile/

ロシアが発射実験に成功したのは「アバンガルド」と呼ばれる、音速の20倍の速さで飛ぶ極超音速ミサイル兵器。アバンガルドはプーチン大統領が2018年3月に発表したロシアの新兵器のひとつで、非常に機動的で「ミサイル防衛システムを容易に回避することができる」とされており、ロシアから世界中のあらゆる場所を攻撃することが可能で、アメリカ製のミサイルシールドも回避できるといわれています。ロシア当局員によると、アバンガルドは通常兵器だけでなく核兵器を搭載することも可能とのこと。

アバンガルドは大陸間弾道ミサイル(ICBM)で打ち上げられるミサイル兵器で、ロシア南西部から3500マイル(約5600km)離れた極東部のカムチャツカにある標的に向け発射され、見事ターゲットを破壊したと報じられています。プーチン大統領は「今回のテストは終わったばかりだが、完全に成功した」と実験の成功を強調しています。

最終発射実験においてアバンガルドが発射された瞬間の映像は以下から見ることができます

Russia’s Avangard hypersonic glider final test launch - YouTube

周りの木や建物のサイズ感から、かなりの炎と煙が上がっていることがわかる発射の瞬間。
https://i.gzn.jp/img/2018/12/27/russia-deploy-hypersonic-nuclear-missiles/s01_m.jpg

煙の中から姿を現して飛んでいったのがアバンガルドです。
https://i.gzn.jp/img/2018/12/27/russia-deploy-hypersonic-nuclear-missiles/s02_m.jpg

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/12/27/russia-deploy-hypersonic-nuclear-missiles/00_m.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181227-russia-deploy-hypersonic-nuclear-missiles/
ダウンロード (3)


引用元: 【新兵器】〈動画あり〉ロシアが「核対応」の極超音速ミサイルを2019年にも実戦配備へ[12/27]

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1: 2018/12/11(火) 14:32:35.40 ID:CAP_USER
■-RHIC衝突型加速器で強い証拠を発見-

理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター理研BNL研究センター実験研究グループの秋葉康之グループリーダーが実験代表者を務めるPHENIX実験[1]国際共同研究グループは、米国ブルックヘブン国立研究所(BNL)の「RHIC衝突型加速器[2]」を用いて、陽子、重陽子、ヘリウム3(3He)の各原子核と金原子核(197Au)をそれぞれ衝突させた結果、「クォーク・グルーオン・プラズマ」と呼ばれる超高温・超高密度物質の“小さなしずく”が生成されたことを示す強い証拠を得ました。

本研究成果は、自然界に働く四つの基本的な力の一つである「強い相互作用[3]」や宇宙初期の状態の理解につながると期待できます。

金原子核のように大きな原子核同士を非常に高いエネルギーで衝突させると、原子核中の陽子や中性子が融合し、クォーク[4]とグルーオン[5]からなるクォーク・グルーオン・プラズマが生成されます。

今回、PHENIX実験国際共同研究グループは、衝突エネルギー200GeV(ギガ電子ボルト、ギガは10億)で、陽子と金原子核、重陽子と金原子核、ヘリウム3と金原子核をそれぞれ衝突させる実験を行いました。その結果、全ての実験で「楕円フロー[6]」、「三角フロー[6]」と呼ばれるハドロン[7]の集団運動パターンが得られたことから、小さな原子核と大きな原子核の衝突においてもクォーク・グルーオン・プラズマが生成されることが強く示されました。

本研究は、英国の科学雑誌『Nature Physics』のオンライン版(12月10日付け:日本時間12月11日)に掲載されます。

(中略)

■研究手法と成果

原子核衝突実験で生成されたクォーク・グルーオン・プラズマは、一瞬のうちに消滅して多くのクォークとグルーオンからなる複合粒子(ハドロン)に分解してしまうため、直接観測することはできません。しかし、このハドロンの生成パターンを解析することにより、その源であるクォーク・グルーオン・プラズマの性質を調べることができます。特に重要なのは、「楕円フロー」および「三角フロー」と呼ばれる、ハドロンの集団運動パターンです。このパターンは、クォーク・グルーオン・プラズマの粘性が非常に低いために生み出されます(図2)。

PHENIX実験国際共同研究グループはRHIC衝突型加速器を用いて、2014年にヘリウム3原子核(3He:陽子数2、中性子数1)と金原子核(陽子数79、中性子数118)を衝突させる実験を、2015年に陽子と金原子核を衝突させる実験を、2016年には重陽子(陽子数2)と金原子核を衝突させる実験を、それぞれ衝突エネルギー200GeV(ギガ電子ボルト、ギガは10億)で行いました。

その結果、三つのどの衝突実験においても、ハドロン集団運動パターンの楕円フローと三角フローが観測されたことが分かりました(図3)。しかも、これらの楕円フローと三角フローの強度は、それぞれの衝突でクォーク・グルーオン・プラズマが生成されると仮定した場合の理論計算の値と極めて近いことが分かりました。これらの結果は、三つの衝突実験において確かにクォーク・グルーオン・プラズマが生成されたことを示す極めて強力な証拠です。

続きはソースで

理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2018/20181211_1/
ダウンロード (2)


引用元: 【物理学】宇宙初期物質の小さなしずく「クォーク・グルーオン・プラズマ」を創成 理研[12/11]

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1: 2018/12/12(水) 19:10:22.34 ID:CAP_USER
【12月12日 AFP】海底をおよそ2500メートル掘り下げた地下に、数十万年から数百万年にもわたって存在してきた可能性のある微生物を含む、広大な「生命体の森」が存在するという発見が米ワシントンで開かれた米国地球物理学連合(American Geophysical Union)の会議で発表された。

 地底の極端な温度や気圧にもかかわらず豊富に存在するこの生命体は、これまで存在が知られてこなかった。何も摂取せずに岩から放出されるエネルギーのみを取り入れて生きており、動きは遅く、まるでゾンビのような状態で存在しているという。

 2009年に地球内部の秘密を探るために専門家数百人が集まって結成された国際共同研究機関「深部炭素観測(ディープ・カーボン・オブザーバトリー、Deep Carbon Observatory、DCO)」が、過去10年に及ぶ研究の最新結果を発表した。

 DCOによると、地球上の生物のうち、細胞核を持たない単細胞の有機体であるバクテリア(細菌)やアーキア(古細菌)のおよそ70%が地下に存在する。そうした「深部地下生物(ディープライフ)」は炭素重量換算で150億~230億トンに相当するという。

 米オレゴン州立大学(Oregon State University)で宇宙生物学と海洋学を教えるリック・コルウェル(Rick Colwell)氏は「地球の深部地下生物圏は巨大だ」と述べ、これまでに発見された生命体は「非常に素晴らしい、極限の生態系」だと表現した。

 発見された単細胞有機体の一つは、海底の熱水噴出孔の中で見つかったもので、121度の環境でも増殖が可能な超好熱菌「Strain 121」(学名:Geogemma barossii)の可能性があるという。

続きはソースで

(c)AFP

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/f/320x280/img_1fa7896bd80ba9d5bdf6ffb733e4a19b194268.jpg

http://www.afpbb.com/articles/-/3201455
images (1)


引用元: 地下深部に微生物を含む広大な「生命体の森」 国際研究で発見[12/12]

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1: 2018/12/05(水) 10:42:07.84 ID:CAP_USER
 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、年内に終えるとしていた使用済み核燃料100体の取り出し作業が、約1か月遅れると公表された3日、地元の県や敦賀市から「作業工程をしっかり管理して」「見通しが甘かったのでは」と、日本原子力研究開発機構や監督する文部科学省を批判する声が出た。約30年かかる廃炉は、出だしからつまずく形となった。

 もんじゅは原子炉の熱を取り出す冷却材にナトリウムを使用。核燃料は原子炉内に370体、原子炉の横の貯蔵槽に160体あり、ナトリウムにつかっている。機構は当初予定より約1か月遅れた8月30日から、貯蔵槽の燃料を水の入った燃料池に移す作業を開始。さらに、機器トラブルなどが原因で作業できない日も増えていることから、「年内100体」という最初の目標達成は困難となった。

 この日、敦賀市役所を訪れた文部科学省の明野吉成もんじゅ・ふげん廃止措置対策監は、渕上隆信市長に経緯を説明。

続きはソースで

https://www.yomiuri.co.jp/photo/20181204/20181204-OYT1I50013-1.jpg
https://www.yomiuri.co.jp/photo/20181204/20181204-OYT1I50014-N.jpg

読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181204-OYT1T50039.html
ダウンロード


引用元: 【高速増殖炉もんじゅ】「見通し甘い」もんじゅ廃炉、出だしでつまずく[12/05]

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1: 2018/11/27(火) 20:10:46.00 ID:CAP_USER
ドイツにあるマックスプランク・プラズマ物理学研究所(IPP)で開発されている核融合実験炉「ヴェンデルシュタイン7-X」は、核融合発電の実現に向けた実証実験を行っています。そんなヴェンデルシュタイン7-Xは良好な実験結果を残しており、従来の計画通りさらなる改良が加えられることが報じられています。

Successful second round of experiments with Wendelstein 7-X | Max-Planck-Institut für Plasmaphysik
https://www.ipp.mpg.de/4550215/11_18

水素やヘリウムといった軽い原子による核融合反応を用いてエネルギーを発生させる核融合炉は、次世代の発電機構として長らく注目を集めています。太陽をはじめとする恒星が光り輝くのも核融合反応によるものですが、地球上で核融合反応を発生させるためには人工的に極めて高温または高圧の環境を作り出す必要があるとのこと。

そんな核融合反応を発生させる核融合炉・ヴェンデルシュタイン7-Xはヘリカル型と呼ばれる方式を用いたものです。ヘリカル型の核融合炉では、ねじれたコイルを周回させた機構に電流を流して閉じ込め型の磁場を作り出し、その内部に核融合反応によって発生した高温・高密度のプラズマを閉じ込めておくという仕組みになっています。

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/11/27/wendelstein-7-x-next-upgrading/01_m.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181127-wendelstein-7-x-next-upgrading/
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引用元: 世界記録を達成した核融合実験炉「ヴェンデルシュタイン7-X」がさらなるアップデートを行う予定[11/27]

世界記録を達成した核融合実験炉「ヴェンデルシュタイン7-X」がさらなるアップデートを行う予定の続きを読む

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