理系にゅーす

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標高

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1: 2018/08/31(金) 18:55:55.11 ID:CAP_USER
■アンデスの標高4500mで見つかった変わり者、専門家も驚く

 2005年、クモ恐怖症を自認する生物学者のトレーシー・サイモン氏は、ペルーのアンデス山脈にいた。高地のカエルを探して、岩をいくつもひっくり返していた時、岩の下に予期せぬ何かを見つけ、少し動揺した。「小さな巣穴から、細かな毛に覆われた小さなお尻が出ていたのです」。サイモン氏は同僚に頼んで、この生き物を1匹引っ張り出して写真を撮るのを手伝ってもらった。現れたのは、体長5センチのタランチュラだった。

 標高4500メートル近い地点にタランチュラがいるというのは、思いがけない発見だった。毛に覆われたこのクモはふつう、乾燥した高地や氷河の下で暮らすのを好まない。ところが意外なことに、南米のこの山々には、これまで確認されたことのない小さなタランチュラがまさに山のようにいたのだ。彼女が巣穴から取り出したのも、その1つだった。

 見つかったクモは、新種と判明しただけではない。生息地の標高が、これまでにタランチュラの中で最も高かったのだ。この発見に加えていくつかの調査が並行して行われた結果、タランチュラの新種が全部で7つ見つかった。いずれもHapalotremus属に分類されている。このほど、学術誌「Journal of Natural History」掲載の論文で記載された。

■多様性に富んだ美しいクモ

 最初の発見の後、サイモン氏はアンデスの同じ場所に戻り、もっとクモがいないか探した。このときは、自分でクモを巣穴から誘い出した。

 サイモン氏は「とにかく美しいクモです」と認める。「金色の毛が生えた脚と黒い体を持ち、背中には鮮やかな赤い斑点があります」(参考記事:「世界一美しいタランチュラ2014」)

 最初に見つけたクモの写真を、サイモン氏はタランチュラに詳しいリック・ウェスト氏に提供。また、アルゼンチン国立科学技術研究会議に勤める分類学者のネルソン・フェレティ氏にも標本をいくつか送った。標本を前にしたフェレティ氏は、特に交接器に目を凝らした。クモの種を判別するには、この器官がしばしば決め手になる。その結果、お尻に柔らかい毛を生やしたクモたちは、これまで同定されていない種だとわかった。サイモン氏はこのクモをHapalotremus vilcanotaと命名した。

 H. vilcanota同様、新しくHapalotremus属に加わった6種のクモも体は小さい。ほとんどが雲霧林か、岩の多い山岳環境にすむが、いずれもかなり標高の高い所だ。つまり、普通の人が想像しそうな、ジャングルに暮らす巨大なタランチュラではない。(参考記事:「世界最大級タランチュラ、全長30cm」)

「タランチュラがすむ環境や生息地は、実はたくさんあります」とフェレティ氏は言う。「我々が考えるよりもずっと多様な、素晴らしい生き物なのです」
 
フェレティ氏が報告した新種のいくつかは、H. vilcanota同様に鮮やかな赤い斑点がある。この斑点の中の毛は、捕食者を払いのけて身を守る役割があることがわかった。その他のクモ、例えばアルゼンチンに固有の非常に小さいH. chasquiなどは、コケのような美しい緑色をしている。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/083000381/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/083000381/
ダウンロード (3)


引用元: 【生物】タランチュラの新種7種を発見、過去最高の標高アンデスの標高4500mで[08/31]

タランチュラの新種7種を発見、過去最高の標高アンデスの標高4500mでの続きを読む

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1: 2017/12/14(木) 09:56:31.27 ID:CAP_USER
英国に新たな「最高峰」が誕生した。
南極で英国が領有を宣言している地域にあるホープ山の標高をあらためて計測したところ、3239メートルだと分かり、これまで最高峰とされてきたジャクソン山の3184メートルを55メートル上回った。
南極上空を飛ぶ飛行機の安全に懸念が生じていたことから、英国南極調査所(BAS)が今回再計測した。
BASのピーター・フレットウェル博士は、「南極には道がないので、移動には飛行機を使うが、飛行機を飛ばす時には、どこに山があって高さはどのくらいか、知っておかなくはいけない」と説明した。

「(南極)大陸で起きた墜落事故の一部は、地図作成がまずかったことが原因ではないかと我々は考えている」。
BASの計測により、ホープが英領の新たな最高峰になっただけでなく、南極大陸の4分の1を占める英国領の起伏についてより完全な把握ができた。
これには南米大陸に向かって北に伸びる細長い半島部分も含まれる。
計測の結果、最大5メートル「動いた」山も一部あった。南極の最高峰は依然として英領南極のすぐ外側にあるビンソン山で、標高は4892メートルと群を抜く。

フレットウェル博士のチームは調査からの報告を、今月11日の国連「国際山岳デー」に発表する予定。

続きはソースで

図:英国が領有を宣言している地域(British Claim)と主な山の位置や標高
https://ichef-1.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/147DC/production/_99123938_antarctic_british_mountain_640-nc.png

BBCニュース
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-42308531
ダウンロード (4)


引用元: 【英国南極調査所】〈3239メートル〉英国に新たな「最高峰」 英領南極のホープ山

【英国南極調査所】〈3239メートル〉英国に新たな「最高峰」 英領南極のホープ山の続きを読む

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1: 2016/08/16(火) 12:10:07.49 ID:CAP_USER
共同発表:超高精度の「光格子時計」で標高差の測定に成功~火山活動の監視など、時計の常識を超える新たな応用に期待~
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160816/index.html


ポイント
約15キロメートル離れた2地点の光格子時計を光ファイバーでつないで直接比較した。
重力の違いによる時計の周波数の差を測定し、センチメートルレベルの高精度で標高差を計測することに成功した。
水準測量に相当する高精度な標高差の計測や地殻変動の監視、潮汐変化の観測など、従来の時計の用途を超えた応用が期待される。


JST 戦略的創造研究推進事業および文部科学省 光・量子科学研究拠点形成に向けた基盤技術開発事業において、東京大学 大学院工学系研究科の香取 秀俊 教授(理化学研究所 香取量子計測研究室 主任研究員、光量子工学研究領域 時空間エンジニアリング研究チーム チームリーダー)、国土地理院の研究グループは、直線距離で約15キロメートル離れた東京大学(東京都文京区)と理化学研究所(埼玉県和光市)に光格子時計注1)を設置し、2台の時計の相対論注2)的な時間の遅れを高精度に測定することで、2地点間の標高差を5センチメートルの精度で測定することに成功しました。

光格子時計は、香取教授が考案した高精度な原子時計で、次世代の「秒」の定義の有力候補として世界中で研究されています。「秒」の定義に求められる時計の「再現性」を担保するためには、その時計の「振り子の振動数」を他の研究機関に伝送し、複数の研究機関で「振り子の振動数」の同一性を検証することが重要です。一方、アインシュタインの一般相対性理論によれば、異なる高さに置かれた2台の時計を比較すると、低い方の時計は地球重力の影響を大きく受け、ゆっくりと時を刻みます。この結果、超高精度な時計の遠隔比較では、時計の再現性の確認にとどまらず、従来の時計の概念を超える「相対論的な効果を使った標高差測定(相対論的測地)」という応用を拓きます。

本研究グループは、先行して開発した「低温動作ストロンチウム光格子時計」を東大に1台、理研に2台設置して光ファイバーでつなぎ、遠隔地比較を行いました。同じ高さに置かれた理研の2台の光格子時計の振り子は1×10-18で振動数が一致しました。一方、東大の時計の振り子は理研よりも1,652.9×10-18だけゆっくり振動し、これから2地点の標高差1,516センチメートルが算出されました。この「相対論的測地」の結果は、国土地理院が行った水準測量注3)と5センチメートルの誤差範囲内で一致し、世界で初めて遠隔地時計比較によるセンチメートルレベルの標高差計測に成功しました。

水準測量では、短区間の測定を繰り返して測量するため、長距離では誤差が累積しますが、時計比較の精度注4)は距離が長くなっても累積誤差は生じません。論文では、各地に設置した光格子時計が、将来、新たな高さ基準「量子水準点」を形成し、それらをネットワーク化する「時計のインターネット」の手法を提案しています。これにより、火山活動による地殻の上下変動の監視や、GNSS(全球測位衛星システム)と補完的に利用できる超高精度な標高差計測システムの確立など、安全・安心に向けた社会基盤への実装も期待されます。

本研究は、内閣府 最先端研究開発支援プログラムの一部支援を受けて行われました。本成果は、2016年8月15日(英国時間)発行の英国科学誌「Nature Photonics」オンライン版に掲載されます。

続きはソースで

ダウンロード (2)
 

引用元: 【測定技術】超高精度の「光格子時計」で標高差の測定に成功 火山活動の監視など、時計の常識を超える新たな応用に期待 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2015/11/24(火) 07:17:18.66 ID:CAP_USER*.net
噴火から2年が経過した小笠原諸島の西之島。国内の火山噴火では過去100年間で4番目の規模となったことが最近の調査で分かってきた。
終息の見通しは立っておらず、特殊なタイプの溶岩流が観測されるなど新たな謎も浮上している。(伊藤壽一郎、黒田悠希)

■面積12倍に拡大

東京の南方沖約1千キロに位置する西之島は、富士山のような形をした高さ4千メートル級の海底火山の頂上が海面に出たものだ。
2013年11月に40年ぶりに噴火し、面積は2年間で0・22平方キロから12倍の2・64平方キロに拡大した。

島の半径4キロ以内は噴火警戒範囲に指定されて立ち入りできなくなったため、海底の様子は不明だった。そこで海上保安庁は今年6、7月、噴火後初の海底地形調査を実施。無人探査船から海底に超音波ビームを当てて反射波を解析したところ、溶岩などの噴出物は北西部では薄くなだらかに積もり、南東部は険しい崖を形成していた。

海底地形と航空機で観測した標高のデータを噴火前と比較して計算したところ、噴出量は東京ドームの129倍に当たる1億6千万立方メートルと判明。国内で過去100年間に起きた噴火では、1914(大正3)年の桜島(鹿児島県)、30年代の薩摩硫黄島(同)、90年代の雲仙普賢岳(長崎県)に続く4番目の規模だったことが分かった。

続きはソースで

ダウンロード (2)
※画像はイメージです


http://www.sankei.com/premium/news/151124/prm1511240009-n1.html

引用元: 【社会】西之島噴火は100年で4番目の規模 特殊な溶岩流、新たな謎も

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1: 2015/05/22(金) 12:11:52.68 ID:???.net
JAXA、世界最高水準となる30m版標高データセットを無償公開…「だいち」の観測画像を活用 (レスポンス) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000029-rps-sctch
JAXA | 世界最高水準の全世界標高データ(30m版)の無償公開について
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/20150518_daichi_j.html

画像
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/images/20150518_daichi_01.jpg

1. PRISM全世界標高データ(30mメッシュ版)当初公開範囲(黄色四角)
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/images/20150518_daichi_02.jpg

2. PRISM全世界標高データの利用例(想定) ※いずれもDSMに「だいち」衛星画像を重ね合わせて利用した例
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/images/20150518_daichi_03.jpg
(a)河川流出解析やハザードマップの基盤情報
図中の青塗りされた部分が、河川自体または浸水が予想されるエリア(薄い青ほど水深が深い)
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/images/20150518_daichi_04.jpg
(b)津波危険度シミュレーション
図中の青塗りされた部分が、一定条件下において、津波が到達すると予想されるエリア。
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/images/20150518_daichi_05.jpg
(c)地形判読や解析
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/images/20150518_daichi_06.jpg
(d)3D模型を使った教育分野

公開データの例(東京都)
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/images/20150518_daichi_07_l.jpg
(a)公開する全世界標高データ(30mメッシュ版)
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/images/20150518_daichi_08_l.jpg
(b)PRISM全世界標高データ(5mメッシュ版)
http://www.jaxa.jp/press/2015/05/images/20150518_daichi_09_l.jpg
(c)同じエリアの「だいち」衛星画像(参考)


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による観測画像を活用して整備した、全世界の陸地の起伏を水平方向30mの細かさで表現できる30m版標高データセットの無償公開を開始した。

JAXAでは今回、日本を含む東アジア、東南アジア域から公開を開始し、順次、全世界の陸地(緯度82度以内)に拡大する予定。

公開するデータセットは、全世界規模で整備される標高データセットとして、現時点で世界最高精度を持つ「全世界デジタル3D地形データ」の標高データセット(5mメッシュ版)をベースとして作成した。30mメッシュ版としての高さ、精度も世界最高水準となる。

全世界デジタル3D地形データプロジェクトは、「だいち」観測画像の約300万枚を用いて全世界の陸地の標高(5mメッシュ)と画像(2.5mメッシュ)のデータセット整備と、これを用いた地理空間情報サービスの展開を進めるもの。

今回公開するデータセットは、科学研究分野や教育、地理空間情報を活用した民間サービスなどでの利用を見込んでいる。

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引用元: 【宇宙開発/測地学】世界最高水準の全世界標高データ(30m版)を無償公開 「だいち」の観測画像を活用 JAXA

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1: 2015/05/04(月) 08:18:09.45 ID:???.net
エベレストの標高が変化? ネパール地震 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/043000082/

画像
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/043000082/ph_thumb.jpg
エベレスト(写真左)とヌプツェ(右)。ネパール地震でともに移動した可能性があるが、その距離はまだ不明。(PHOTOGRAPH BY ANDY BARDON, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)


 4月25日にネパールを襲った大地震(推定マグニチュード7.8)は、地表面に恒久的な変化をもたらしたと考えられる。これにより、エベレストの標高も変わった可能性がある。

 現在、米国地質調査所(USGS)の地質学者チームがこの問題に取り組んでいる。カリフォルニア州パサデナでUSGSとともに地震研究を行っている地球物理学者、ケネス・ハドナット氏は、5月9日までにエベレスト近くのGPS電子基準点からデータを収集する必要があると警告している。

 以降になると新しいデータが上書きされ、大地震の詳しい情報が消えてしまうためだ。データには、基準点がどの程度前後方向および上下方向に揺れ動いたかを示す情報が含まれる。そのため地質学者らは、ヘリコプターを飛ばすための資金集めに躍起になっている。計画済みの人道支援への便乗も検討中だ。

 それまでの間、ハドナット氏らは衛星データと地震データを分析し、事実関係の把握と今後の地震の可能性を検討している。まだ改良が必要だが、暫定モデルを使ったシミュレーション結果から、エベレストとその周辺エリアは、水平・垂直両方向に数cm程度移動した可能性がある。

 この結果は、英国ケンブリッジ大学の地質学者、ジェイムズ・ジャクソン氏の推定と一致する。氏はメール取材に対し、「垂直方向の動きは10cm未満と予想される。水平方向も同様」と答えた。

 震源地の東200kmにあるチベット領内のある地点は、北に2cm、東に1cm動いたことをジャクソン氏は確認している(垂直方向の移動はなかった)。エベレストも同様の可能性があるという。


真相に迫るには

 詳細を把握するため、ハドナット氏はエベレスト山頂からおよそ30km離れた谷にあるGPS基準局、「SYBC」のデータ収集を望んでいる。地震の影響で同局からデータが送られていないため、誰かが現地に飛んで、データを直接ダウンロードしなければならない。最終的には、高品質のGPSユニットを持って山頂に登ることで、詳しい情報が得られるだろう。

「単にエベレストの標高が上がった、下がった、という話をしているのではありません。地球全体で何が起こったのか、地震の背景にどんな科学があったのかを知りたいのです。たとえば、地震の影響で同エリア内の別の断層にストレスがかかっていないかを知りたい。ストレスは、新たな地震を引き起こす可能性がありますから」

 また、エベレストよりも震源地に近く、被害の大きかったカトマンズ市では、1m程度の移動があったかもしれないとハドナット氏は言う。ジャクソン氏によると、同市近郊の断層に沿った岩の動きは、3m規模だった可能性がある。

 とはいえ、地殻の変形は複雑で不均一なため、同市が単純にその分だけ移動したわけではないとジャクソン氏は警鐘を鳴らす。同市の下、あるいは近隣の地面のある部分が相対的に移動しただけなのかもしれない。

続きはソースで

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文=Brian Clark Howard/訳=堀込泰三

引用元: 【地震学/地理学】エベレストの標高が変化? ネパール地震 真相解明のため、科学者たちがデータ収集に奔走中

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