1: 2016/02/10(水) 22:03:50.53 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】氷表面での水膜のでき方を解明 - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/42995
研究成果のポイント
•氷結晶表面は融点(0℃)以下の温度でも 2 タイプの水膜で覆われていることはこれまでに知られていたが,これらの水膜は,氷が融けるのではなく,水蒸気が析出することで生成することを解明した。
•本研究成果は,スケートの滑りやすさや,復氷,凍上,食品や臓器の低温(冷凍)保存,雷雲での雷の生成など,氷表面の水膜が重要な役割を果たす幅広い現象の機構解明に役立つことが期待される。
研究成果の概要
氷の表面は融点(0℃)以下の温度でも擬似液体層注 1 と呼ばれる薄い水膜で覆われています。
この現象は表面融解と呼ばれ,スケートの滑りやすさから雷の発生まで,幅広い現象の鍵を握ると考えられています。
しかし,この水膜がどのようにしてできるのかはまだわかっていませんでした。そこで我々は,原子・分子高さの段差を可視化できる特別な光学顕微鏡を用いて,様々な水蒸気圧下で氷結晶表面を観察しました。
その結果,2 タイプの擬似液体層は,氷結晶表面が融けてできるのではなく,過飽和な水蒸気が氷結晶表面に析出することでできることを解明しました(図 1)。
本成果は,これまで長らく「表面融解」と呼ばれて来た現象の描像を根底から覆すもので,今後,氷表面の水膜が重要な役割を果たす幅広い現象の機構解明に役立つと共に,半導体結晶や有機物結晶など,様々な材料で見られる融点直下での超高温表面・界面現象の解明に役立つと期待されます。
本研究成果は,米国科学アカデミー紀要(PNAS)のオンライン速報版で 2016 年 2 月 1 日(月)(米国東部時間)に公開されました。
続きはソースで
https://research-er.jp/articles/view/42995
研究成果のポイント
•氷結晶表面は融点(0℃)以下の温度でも 2 タイプの水膜で覆われていることはこれまでに知られていたが,これらの水膜は,氷が融けるのではなく,水蒸気が析出することで生成することを解明した。
•本研究成果は,スケートの滑りやすさや,復氷,凍上,食品や臓器の低温(冷凍)保存,雷雲での雷の生成など,氷表面の水膜が重要な役割を果たす幅広い現象の機構解明に役立つことが期待される。
研究成果の概要
氷の表面は融点(0℃)以下の温度でも擬似液体層注 1 と呼ばれる薄い水膜で覆われています。
この現象は表面融解と呼ばれ,スケートの滑りやすさから雷の発生まで,幅広い現象の鍵を握ると考えられています。
しかし,この水膜がどのようにしてできるのかはまだわかっていませんでした。そこで我々は,原子・分子高さの段差を可視化できる特別な光学顕微鏡を用いて,様々な水蒸気圧下で氷結晶表面を観察しました。
その結果,2 タイプの擬似液体層は,氷結晶表面が融けてできるのではなく,過飽和な水蒸気が氷結晶表面に析出することでできることを解明しました(図 1)。
本成果は,これまで長らく「表面融解」と呼ばれて来た現象の描像を根底から覆すもので,今後,氷表面の水膜が重要な役割を果たす幅広い現象の機構解明に役立つと共に,半導体結晶や有機物結晶など,様々な材料で見られる融点直下での超高温表面・界面現象の解明に役立つと期待されます。
本研究成果は,米国科学アカデミー紀要(PNAS)のオンライン速報版で 2016 年 2 月 1 日(月)(米国東部時間)に公開されました。
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引用元: ・【物質科学】氷表面での水膜のでき方を解明 氷が融けるのではなく、水蒸気が析出することで生成
氷表面での水膜のでき方を解明 氷が融けるのではなく、水蒸気が析出することで生成の続きを読む