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氷床

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1: 2019/02/08(金) 14:04:28.87 ID:CAP_USER
【2月7日 AFP】
グリーンランドと南極の氷床が解けて海に流出した数十億トンもの水によって数十年もしないうちに異常気象が増加し、局地的に気候が不安定化する恐れがあると指摘する研究論文が6日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

 論文によると、グリーンランドをはじめとする巨大な氷床の融解は大西洋の海底沿いに南下する寒流をさらに弱める一方、北上する暖流をより海面近くに押し上げるという。

 大西洋子午面循環(Atlantic Meridional Overturning Circulation)として知られるこの二つの海流の循環は、地球の気候システムにおいて重要な役割を果たし、比較的暖かい北半球の気候に寄与している。

 論文の主執筆者でニュージーランドのビクトリア大学ウェリントン校(Victoria University of Wellington)南極研究センターのニコラス・ゴレッジ(Nicholas Golledge)准教授は、「われわれのモデルによると、この融氷水は海流に大きな混乱をもたらし、世界の温暖化の基準を変えることになる」と指摘した。

続きはソースで

(c)AFP

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/a/7/810x540/img_a756897b9e159848e1f60bcf39480976333683.jpg
http://www.afpbb.com/articles/-/3210116
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引用元: 【環境】グリーンランドと南極の氷床融解で異常気象増加の恐れ、海流に「混乱」 研究[02/07]

グリーンランドと南極の氷床融解で異常気象増加の恐れ、海流に「混乱」 研究の続きを読む

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1: 2019/01/24(木) 14:51:49.91 ID:CAP_USER
■消えていたのは氷河よりも氷床、「前例のないレベル」と研究者

グリーンランドの氷が、これまで考えられていたよりも速いペースで解けていると警告する研究が1月22日、学術誌『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に発表された。しかも驚くべきことに、消えているのは氷河よりも、むしろ陸に定着した氷床であるという。

 研究によると、2003年初頭から2013年なかばにかけて、継続的かつ大規模に氷が消失した地域は、大きな氷河がほとんどないグリーンランドの南西地域と判明した。

 世界最大の島であるグリーンランドでは、2002年か2003年ごろに氷の消失ペースが重大な転換点を迎えていたと、論文の筆頭著者である米オハイオ州立大学の地球科学者マイケル・ベヴィス氏は考える。その後、消失ペースは加速していき、2012年の年間消失量は2003年の4倍と「前例のない」レベルに達したと、ベヴィス氏は言う。

■毎年、本州と九州を水浸しにする量

 グリーンランド南西地域の氷がこれほど速いペースで解けているとは、従来は考えられていなかった。科学者らが注目していたのは、氷河から巨大な氷が大西洋に流れ込んでいるグリーンランドの南東地域と北西地域だった。

「氷河から大規模な氷が流れ出すペースが上昇していることは、大きな問題として認識されていました」とベヴィス氏は言う。「しかし今回、2つ目の深刻な問題があることがわかったのです。この先、氷床からさらに大量の水が解け出し、海に注ぎ込むことになるでしょう」

 NASAの人工衛星GRACEやGPSによるデータから、2002年から2016年にかけて、グリーンランドが年平均およそ2800億トンの氷を失っていたことがわかる。これだけの氷が解ければ、1年分で日本の本州と九州を腰の高さまでの水で埋め尽くせるだろう。

 グリーンランドの氷床は、場所によっては厚みが3キロに達し、海面を7メートル上昇させるだけの水量を含んでいる。20世紀の間にグリーンランドは計9兆トンの氷を失い、その結果、海面は2.5センチ上昇したとされる(世界の海面を1ミリ上昇させるには3600億トンの氷が必要となる)。

 それでも、グリーンランドの氷床は南極のそれに比べればささやかなものだ。南極の氷床は、もし完全に融解すれば海面を57メートル上昇させるだけの量がある。恐ろしいことに、氷の融解速度は南極でも加速しており、その消失量は40年前の6倍になっているという。過去10年間における氷の消失量は、平均で年間2520億トンにのぼる。

続きはソースで

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ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/012300052/
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引用元: 【環境】氷の消失ペースが10年で4倍に、グリーンランド「前例のないレベル」と研究者[01/24]

氷の消失ペースが10年で4倍に、グリーンランド「前例のないレベル」と研究者の続きを読む

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1: 2018/12/08(土) 16:13:32.32 ID:CAP_USER
■氷床コアから解析、過去350年間でもありえない速度で融解

2012年7月、北極圏で異例の高温が数日にわたって続き、グリーンランドの氷床(地表を覆う氷の塊で規模の大きいもの)のほぼ全面が解けだした。

 氷床の端に積もった雪の上には、真っ青な水たまりができた。水たまりはやがて小川となり、溝や割れ目を勢いよく流れ出す。ある川は増水し、古くからある橋が押し流された。2012年、氷床からあふれ出した水は、地球の海面を1ミリ以上上昇させた。

 当時、このことがいかに異例で、いかに憂慮すべきかを正確に知る者はいなかった。しかし、最新の研究で、2012年の暑い夏は、グリーンランドからの雪解け水の増加し続けた20年間でも未曾有の出来事であったことがわかった。しかも、この間、気温上昇より速いペースで氷床の融解が進んでいた。そして、今も温暖化は止まらない。

 米ローワン大学の研究者ルーク・トラセル氏は、「過去350年間で一番の氷床融解です。融解の期間も、過去起きた期間よりもはるかに長いと考えられます」と説明する。トラセル氏は2018年12月5日付け科学誌「Nature」に発表された論文の主執筆者だ。

 融解の影響は、決して抽象的なものではない。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/120700536/ph_thumb.jpg

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引用元: 【環境】未曾有のペースで進む グリーンランド氷床融解[12/08]

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1: 2018/11/13(火) 18:15:16.07 ID:CAP_USER
【11月13日 AFP】
気候災害の抑制を目的とする国際的な計画の下で世界各国が合意した気温の小幅な上昇でも、それが原因で今世紀中に氷床(陸地を覆う氷河)の融解が進行し、氷床の消失が「回復不能」な程度にまで至る可能性があると警告する研究論文が12日、発表された。

 2015年に採択された地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」では、世界の気温上昇幅を産業革命以前と比べて2度未満に抑え、可能であれば1.5度未満を目指すことで各国が合意した。2100年までに気温は1.5~2度上昇するとしたこの概算は、天然資源の人為的な消費と化石燃料の燃焼に基づいて科学者らが想定した最良のシナリオであり、達成するには、地球規模での根本的なライフスタイルの見直しが不可欠だ。ちなみに、現在のペースで温室効果ガスが排出され続けた「成り行き(BAU)シナリオ」では、地球の気温は4度も上昇する。

 科学者らはデンマーク領グリーンランド(Greenland)と南極大陸の氷床が縮小しつつあることを数十年前から把握しているが、1.5~2度の気温上昇であれば、氷床の融解は比較的少ないだろうと考えてきた。

 しかし今回、英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に掲載された論文は、地球温暖化の程度がそれほど大きくなくても、極地の氷に回復不能な損傷が生じ、壊滅的な海面上昇の一因となる恐れがあると主張している。

 論文の筆頭執筆者で、ベルギー・ブリュッセル自由大学(Free University of Brussels)地球科学部の学部長を務めるフランク・パティン(Frank Pattyn)氏はAFPの取材に対し、「氷床融解の影響が著しく深刻化すると予想される気温の上限近似値は、1.5~2度であることが今回の研究で分かった」と語った。

 パティン氏の研究チームは、年間気温の上昇、氷床面積、既知の融解度などに関するデータを詳細に分析し、グリーンランドと南極の氷床は、気温が2度前後上昇すれば「臨界点」に達する恐れがあるとの結論を下している。

続きはソースで

(c)AFP

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http://www.afpbb.com/articles/-/3197401
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引用元: 【環境】1.5~2度の温暖化で氷床「回復不能」の恐れ、パリ協定のシナリオに警鐘 論文[11/13]

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1: 2018/11/02(金) 23:42:29.63 ID:CAP_USER
■25万年前の子育てから厳しい冬の過ごし方まで、歯の分析で

 ターニャ・スミス氏は、まるで本を読むように歯を読む。

 歯を構成する各層には、食べものから病気まで、さまざまな情報が刻まれている。オーストラリア、グリフィス大学の自然人類学者であるスミス氏は、15年以上をかけて歯の化学的性質と物理的構造を調べてきた。しかし、環境が変化したときに、それらがどうなるのかについては、長いこと取り組んでこなかった。

「人類の起源を研究している人々は、かなり前から、気候変動や気象が不安定になった期間が人類の進化に重要な役割を果たしていると考えています」とスミス氏は言う。しかし、氷床コアや花粉の記録など、当時の気候を知る手立てからは、個体にどんな影響があったかを検討するほど短期間の変動はわからない。

 今、その状況が変わりつつある。10月31日付けの科学誌「Science Advances」に発表された研究によって、約25万年前に現在のフランス南部にあたる場所で暮らしていたネアンデルタール人の幼年期の様子が、かつてないほど詳しく描きだされた。歯の化学的性質を分析することで、彼らが環境に対処するために、多くの難題に直面していたことが明らかになった。ネアンデルタール人たちは、厳しい冬や鉛汚染を経験し、季節によって変化する資源に依存した生活を送っていたようだ。

 さらに、酸素同位体の分析から、そのうち1人が春に生まれていたことも明らかになった。その後、2年半にわたって母親の乳で育ち、秋に乳離れしていた。(参考記事:「人肉はカロリー低め、旧人類はなぜ食べた?」)

「今回の論文は、今まで読んできたものの中でも、特に興味深いものでした。率直に言って、驚きのあまり何度も呆然としてしまいました」と、米ロヨラ大学の古人類学者で、古代の歯に詳しいクリスティン・クルーガー氏は電子メールで述べた。

■まるで日記
 歯は一定のパターンに従って成長するため、ある意味、木の年輪のようだ。スミス氏は、「この層は、単純に1つずつ積み重なってゆきます」と説明する。同氏は今回の論文の筆頭著者で、最近『The Tales Teeth Tell(歯が話す話)』という本も出版した。だが、1年ごとにできる木の年輪と違って、歯の層は1日ごとにも形成される。幼い子どものころに、日々どのように歯が成長したのかまで調べられるのだ。

 今回の研究で、スミス氏らの研究チームは、異なるネアンデルタール人の子どもの歯を2本調査した。さらに、ネアンデルタール人の時代より何万年も後である、約5000年前に同じ場所で生活していた現生人類の歯も調べ、比較した。

 歯をレーザーで薄く切りとりながら、研究チームは高性能の分析装置を使い、それぞれの層における子どもの年齢を厳密に特定した。分析対象となった2つの臼歯は、成長しきるまで3年ほどかかっていた。スミス氏によれば、そのうちの1つは、生まれる直前に形成され始め、3歳を迎えるころに完成したという。しかし、この臼歯はほとんどすり減っていなかったことから、歯の持ち主は大人にはなれなかったものと考えられる。

 もう1本の歯は、もう少しあとになってから成長を始める第二臼歯だった。こちらは3歳を迎えたころに形成され始め、6歳ごろまで成長し続けたようだ。それ以降は、新しい層が追加されないものの、すり減ったり傷ついたりはするので、そこからも多くの情報を得ることができる。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/110200476/ph_thumb.jpg?__scale=w:500,h:332&_sh=0760710d80

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/110200476/
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引用元: 【人類学】ネアンデルタール人の暮らし、なんと週単位で判明 子育てから厳しい冬の過ごし方まで[11/02]

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1: 2018/10/24(水) 22:02:22.85 ID:CAP_USER
■画像:NASAが発見した「四角い氷床」
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/10/24/5241a97e5835aba3bdc6282dd418195c/t/768/432/d/001-nasa-ice-shelf.jpg

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は24日までに、南極で行っていた氷河の観測中に「四角い氷床」を発見したと明らかにした。

NASAは10月16日、南極の氷河の変化について定期的に観測する「オペレーション・アイスブリッジ」の実施中、四角い氷床を発見していた。

観測に参加していた科学者のジェレミー・ハーベック氏がラーセンC棚氷のすぐ近くに浮かんでいる四角い氷床を発見した。

続きはソースで

https://twitter.com/NASA_ICE/status/1052601381712887809

CNN
https://www.cnn.co.jp/fringe/35127509.html
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
ダウンロード (8)


引用元: 【画像】米NASA、自然にできた「四角い氷床」発見 南極での観測中[10/24]

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