理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

深海

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: ◆SWAKITI9Dbwp @すわきちφφ ★ 2013/09/04(水) 09:00:23.41 ID:???

2013年 9月 3日
独立行政法人海洋研究開発機構
独立行政法人理化学研究所

海底から噴出する熱水を利用した燃料電池型発電に成功
~深海における自律的長期電力供給の可能性~

1.概要
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)海底資源研究プロジェクトの山本正浩研究員と理化学研究所・環境資源科学研究センターの中村龍平チームリーダーらの共同グループは、沖縄トラフに人工的に作られた深海底熱水噴出孔(人工熱水噴出孔*1)において熱水と周辺海水の電気化学的な現場測定を行いました。

この結果に基づいて、熱水と海水を燃料にできる燃料電池(以下、熱水-海水燃料電池*2)を人工熱水噴出孔に設置して、深海底での実発電に成功しました。
海底から噴き出す熱水には硫化水素のように電子を放出しやすい(還元的な)物質が多く含まれており、一方で周辺の海水には酸素のように電子を受け取りやすい(酸化的な)物質が多く含まれています。
私たちはこの熱水と海水の間に電子の受け取りやすさの違い(酸化還元勾配)があることに注目し、そこから電力を取り出す方法を試験しました。

具体的には、熱水噴出孔とその周辺海水にそれぞれ電極を設置するというシンプルな方法で燃料電池を構築し、発電を行いました。
この方法は、燃料となる熱水と海水が無尽蔵に供給されることから、電力の長期に渡る安定供給に適しています。
これまで海底熱水活動域での発電については温度差や蒸気を利用したものが研究されていますが、それらと比較して本手法は単純な装置で発電でき、また、腐蝕に強く長期に渡り使用可能であると考えられます。

今後は、長期的な試験を重ねてこのことを確かめる予定であり、活発化する深海熱水活動域での研究や開発の現場において電力を供給するための重要な技術になると期待されます。

本研究結果は、9 月3 日(日本時間)付の
「ドイツ化学会誌インターナショナル版(Angewandte Chemie International Edition)」オンライン版に掲載されました。
また、本成果は現在特許出願中です。

タイトル:
Electricity generation and illumination via an environmental fuel cell in deep-sea hydrothermal vents
著者:
Masahiro Yamamoto1、Ryuhei Nakamura2、Kazumasa Oguri1、Shinsuke Kawagucci1、Katsuhiko Suzuki1、
Kazuhito Hashimoto3、Ken Takai1
1. Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC)、
2. RIKEN Center for Sustainable Resource Science、
3. Department of Applied Chemistry, The University of Tokyo Doi: 10.1002/anie.201302704

(以下、詳細はリンク元参照)

JAMSTEC
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20130903/
4f504656.jpg

http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20130903/img/image003.jpg

Angewandte Chemie International Edition
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/anie.201302704/abstract



【海洋】深海における自律的長期電力供給の可能性~JAMSTEC・理研、熱水-海水燃料電池に成功の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 白夜φ ★ 2013/08/23(金) 22:04:13.81 ID:???

8/8(配信日2013/8/7)
深海に住む鉄のウロコをまとう巻貝・スケーリーフット(通称:黒スケ)共生微生物の全ゲノム解析を達成

発表者
国立大学法人北海道大学
独立行政法人海洋研究開発機構
国立大学法人東京大学
新江ノ島水族館

概要
鉄の鱗を持つユニークな巻貝・スケーリーフットの共生微生物について、全ゲノム配列の解読に成功し、代謝経路を網羅的に同定するとともに、共生微生物の伝播様式を突き止めました。
さらに、スケーリーフットが敏感に環境感知・応答することを捉えました。
本研究は、スケーリーフットと共生微生物が深海底熱水活動域で生存するために発達させてきた生存戦略を世界で初めて遺伝子レベルで明らかにしました。
本研究を足がかりとして、まだ謎の多いスケーリーフットの研究が飛躍的に進むことが期待されます。

9d6551c5.jpg

▽記事引用元 東京大学 大学院理学系研究科8/8(配信日2013/8/7)配信記事
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2013/38.html

▽関連
北海道大学
鉄のウロコをまとう深海の巻貝・スケーリーフット
(通称:黒スケ)共生微生物の全ゲノム解析を達成
http://www.hokudai.ac.jp/news/130808_pr_fish.pdf

▽関連スレッド(過去ログ)
【生物】鉄のよろいを脱いだら白かった、硫化鉄で覆われた黒い貝「スケーリーフット」に近縁な白い新種を発見/JAMSTEC
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1292244132/
【生物】「鉄」のウロコをまとった“鉄壁の貝”の大群衆を発見、生きた姿を展示…世界初
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1259648684/



【遺伝子】深海に住む鉄のウロコをまとう巻貝・スケーリーフット(通称:黒スケ)共生微生物の全ゲノム解析を達成/東京大などの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: ビッグブーツ(宮城県) 2013/08/21(水) 12:17:02.76 ID:6yxeR/Fo0 BE:1623494063-PLT(12001) ポイント特典

東京・上野の国立科学博物館で開催中の特別展「深海」(読売新聞社など主催)の入場者が会期45日目となる21日、早くも30万人を突破した。

30万人目となったのは、千葉県我孫子市の男児(10)で、お母さんと一緒に来場。

主催の海洋研究開発機構の平朝彦理事長からダイオウイカや「しんかい6500」(有人潜水調査船)などの深海展グッズが贈呈された。

男児は「大きい生き物に興味があり、ダイオウイカを見てみたいと思った」と語った。

同展は、さまざまな深海生物の展示などで若者を中心に人気を集めている。10月6日まで。

ホームページはhttp://deep-sea.jp/

見どころはダイオウイカ
eb7e6bf0.jpg
3
4

http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/15879d65d169e74a8139a69da04b11fb31831582.97.2.2.2.jpg
http://goto33.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_e3a/goto33/DSC_0361-75499.JPG
http://images.keizai.biz/ueno_keizai/headline/1373527189_photo.jpg
https://1topi.s3.amazonaws.com/system/curations/saved_quote_image_256220.jpg

ソース
http://news.livedoor.com/article/detail/7970420/?_clicked=straight_news



国立科学博物館での深海展に行かなイカ? 見どころはダイオウイカでゲソの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: バズソーキック(家) 2013/08/17(土) 09:46:03.09 ID:wZO4FAhZ0 BE:975217853-PLT(12012) ポイント特典

世界ではじめて深海に棲むダイオウイカの撮影に成功し、今年1月に放送されたNHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」。
1月13日の放送が16.8%と異例の高視聴率を記録した同作が、本日8月17日より映画
「劇場版 NHK スペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ」として、全国の映画館で公開されます。

地球最大の無脊椎動物とされる「ダイオウイカ」は、成長すると全長18mにもなる巨大生物。
世界中のメディアや研究者が、深海で生きて泳ぐ姿を撮影しようと挑戦したものの、何年も叶わずにいました。

そんななか、2012年にNHKや国立科学博物館の窪寺恒己博士らが、ダイオウイカの撮影に成功。
この貴重な映像は、関係者のみならず多くの人に衝撃を与えました。撮影クルーが、ダイオウイカと対面出来たのは、わずか23分間。
その23分間のために、10年の歳月と情熱を捧げたのです。

巨大イカ撮影の裏舞台を紹介した書籍『深海の超巨大イカを追え!』で、ダイオウイカを撮影したカメラマン・河野英治氏は、その23分間をこう振り返ります。

「深海に生息するダイオウイカをこれほどまでに鮮明に撮ることは二度とできないんじゃないか。
あれほど警戒心の強い生きものが、明るいライトの前で23分間その場にとどまった。まるでみなの執念が、イカを金縛りにしたように」
つづく
http://dot.asahi.com/ent/publication/news/2013081700001.html
1



本日公開!劇場版「ダイオウイカ」 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: チリ人φ ★ 2013/07/06(土) 17:22:19.15 ID:???

話題の「ダイオウイカ」が展示される「深海 特別展」が、7月6日から東京・上野の国立科学博物館で
開催される。

ダイオウイカは今年1月、深海で泳ぐ姿がNHKスペシャルで世界で初めて放送され、16・8%の高視聴率を記録した。会場には、07年に島根県沖で捕獲された全長約5メートルのダイオウイカが展示されている。
報道関係者向けの内覧会にも多くの取材者が詰め掛け「大きい」「いや、小さい」などとさまざまな声が聞かれるなど、大きな話題となった。ダイオウイカの隣には、天敵マッコウクジラの頭部の模型があり、深海の攻防を体感できるようになっている。

撮影隊の中心人物だった同館の窪寺恒己博士は、展示されたダイオウイカについて「かなり状態がいい」とし「巨大な目や、無数の吸盤、上から見た口などに注目して見てほしい」と話した。

ほかにも、潜水調査船「しんかい6500」の原寸大模型や、泳ぐダイオウイカの映像を巨大スクリーンで楽しむことができる「深海シアター」なども見どころ。

グッズコーナーでは、約6メートルの実寸大ダイオウイカのぬいぐるみ(20万円)をはじめ、文具、菓子類などお買い物も楽しい。ダイオウイカのフレームがデザインされたプリントシール機もあるぞ。同展は10月6日まで。

http://www.nikkansports.com/entertainment/komakai/news/f-et-tp0-20130706-1152941.html
c2c46118.jpg

http://cache2.nipc.jp/entertainment/komakai/news/img/daiouika-ns-big.jpg


【イカ】ダイオウイカ再び!NHKスペシャル『シリーズ深海の巨大生物』7月に2夜連続放送
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1366895346/
【イカ】史上初の快挙 深海で泳ぐダイオウイカを世界初放送 1/13放送のNHKスペシャルで
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1357478503/
【生物】イカは空を"飛ぶ"ことができる!! - イカの飛行行動を解明/北大
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1360229438/
【生物】深海イカのオスはバイセクシャル? キタノヤツデイカのオスは相手の性別を選ばず交接
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1316604388/



【イカ】来たぞ、上野にダイオウイカ!国立科学博物館で「深海 特別展」開催、窪寺博士がPR ダイオウイカの実寸大ぬいぐるみも販売の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 歩いていこうφ ★ 2013/06/10(月) 18:56:05.50 ID:???

 米国西海岸沖、水深2,000m以上の深海には、教室用の椅子やコーラの瓶や靴など、多様なゴミが落ちている。
遠隔操作型の水中探査機(ROV)によって撮影されたその画像を紹介。

 われわれが海に捨てたゴミの多くは、ゆっくりと海底まで沈んで行き、海水に汚染物質を放出し続け、サンゴにまとわりつきゴミで覆われた海底の風景の一部になっている。

 深海は酸素濃度が低く、日光がほとんど差し込まず、凍りそうなほど水が冷たい。そのため、物の腐敗ペースが遅い。
陸地では数年間しか残存しない物が、海中では何十年も存在する場合もあるのだ。

モントレー湾水族館研究所(MBARI)の科学者たちは、水深約4,000m前後までの深海にあるゴミに関する報告書をまとめた。
この報告書は、米国西海岸沖での20年以上にわたる調査で、遠隔操作型の水中探査機(ROV)によって撮影された1万8,000時間分の水中動画映像に基づいている。

 研究チームが文書に記録した水中のゴミは、モントレー湾だけで1,150個に及ぶ。ほとんどはプラスティック製で、水深2,000m以上の場所に沈んでおり、砂地の海底ではなく岩がちな海底渓谷に引っかかっている。

 報告書からいくつかの印象的な画像を紹介しよう。以下の椅子は、教室から脱走してモントレー湾の海底渓谷に飛び込んだようだ。
今は水深3,200m近くの海底に佇んでいる。

 2004年に、貨物船「Med Taipei」号がモントレー湾沖で嵐にあい、15個の輸送用コンテナを落下させるという事故があった。現在、コンテナはモントレー海底渓谷の水深約1,300m地点に沈んでいる。

 モントレー湾水族館研究所の科学者たちは、2011年にこのコンテナの調査を行った(リンク先によると、船から誤って海に落ちるコンテナの数は毎年1万個にのぼると推定されるという)。
1

http://sankei.jp.msn.com/images/news/130610/wir13061009110002-p1.jpg 

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=3n0lPFZmHfI



ソース:MSN http://sankei.jp.msn.com/wired/news/130610/wir13061009110002-n1.htm



【深海】水深2000m、深海に沈む多様なゴミ 海底の風景の一部にの続きを読む

このページのトップヘ