1: 2015/01/30(金) 06:28:44.31 ID:???*.net
温暖化で極端なエルニーニョ/ラニーニャ倍増
国際研究チームが21種類のモデルで推測
2015.01.29
カリフォルニア州のメンドシーノ湖。乾いた湖底にブイが横たわる(Photograph by Rich Pedroncelli, AP)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150128/433453/ph_thumb.jpg
21世紀、太平洋を取り巻くアジアやオーストラリア、アメリカ大陸西部の人々は、より激しい気象の変動を覚悟しなければならなさそうだ。
温室効果ガスが今のまま増え続ければ、極端なエルニーニョ/ラニーニャ現象はおよそ10年に一度のペース、つまり現在の2倍の頻度で起きると、オーストラリアの気象学者ウェンジュ・カイ氏ら国際研究チームが報告した。
報告は、二つの論文に掲載されている。
1月26日付『Nature Climate Change』誌の論文はラニーニャ現象について。増加する温室効果ガスが海と陸の温度や風のパターンをどのように変化させるかをシミュレーションしたところ、今世紀中、特に強烈なラニーニャ現象がおよそ13年に1回の頻度で起きるという結果が出た。
またこれに先立って発表されたエルニーニョについての論文では、猛烈なエルニーニョ現象が10年に1回訪れ、その直後にラニーニャ現象が頻発するだろうと予測した。「結果は非常に説得力があり、その影響が劇的であることを考えると、ある意味恐ろしい」とカイ氏は語る。
もっとも最近に起きた1990年代後半の強烈なラニーニャでは、米国南西部が深刻な干ばつに見舞われ、バングラデシュの国土の半分が水浸しになり、中国では数千人が洪水の犠牲となり、2億人以上が住む場所を失った。その前に発生したエルニーニョは、世界中で330億ドル(およそ3兆3000億円)の被害と2万3千人あまりの犠牲者を出している。
続きはソースで
文=Warren Cornwall/訳=益永依子
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150128/433453/
国際研究チームが21種類のモデルで推測
2015.01.29
カリフォルニア州のメンドシーノ湖。乾いた湖底にブイが横たわる(Photograph by Rich Pedroncelli, AP)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150128/433453/ph_thumb.jpg
21世紀、太平洋を取り巻くアジアやオーストラリア、アメリカ大陸西部の人々は、より激しい気象の変動を覚悟しなければならなさそうだ。
温室効果ガスが今のまま増え続ければ、極端なエルニーニョ/ラニーニャ現象はおよそ10年に一度のペース、つまり現在の2倍の頻度で起きると、オーストラリアの気象学者ウェンジュ・カイ氏ら国際研究チームが報告した。
報告は、二つの論文に掲載されている。
1月26日付『Nature Climate Change』誌の論文はラニーニャ現象について。増加する温室効果ガスが海と陸の温度や風のパターンをどのように変化させるかをシミュレーションしたところ、今世紀中、特に強烈なラニーニャ現象がおよそ13年に1回の頻度で起きるという結果が出た。
またこれに先立って発表されたエルニーニョについての論文では、猛烈なエルニーニョ現象が10年に1回訪れ、その直後にラニーニャ現象が頻発するだろうと予測した。「結果は非常に説得力があり、その影響が劇的であることを考えると、ある意味恐ろしい」とカイ氏は語る。
もっとも最近に起きた1990年代後半の強烈なラニーニャでは、米国南西部が深刻な干ばつに見舞われ、バングラデシュの国土の半分が水浸しになり、中国では数千人が洪水の犠牲となり、2億人以上が住む場所を失った。その前に発生したエルニーニョは、世界中で330億ドル(およそ3兆3000億円)の被害と2万3千人あまりの犠牲者を出している。
続きはソースで
文=Warren Cornwall/訳=益永依子
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150128/433453/
引用元: ・【環境】地球温暖化の進行で気象は二つの極端な現象の間で大きく揺れ動く傾向に エルニーニョ/ラニーニャ倍増
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