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爆風

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1: 2019/04/04(木) 00:57:13.76 ID:CAP_USER
「もし大量の核爆弾を世界中で一斉に爆発させたら何が起こるのか?」ということは、これまで何度も考えられてきた点です。しかし、この問いに対するはっきりした答えが今だ出されていないとのことで、科学系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが科学者たちの意見をかき集めて今一度この問いを考えています。

What If We Detonated All Nuclear Bombs at Once? - YouTube
https://youtu.be/JyECrGp-Sw8



2019年時点で、地球上には1万5000個もの核兵器が存在します。内訳としては、アメリカとロシアが各約7000個、フランス・中国・イギリス・インド・イスラエル・北朝鮮はそれぞれ約1000個の核兵器を所有しています。


これらは実際にどれほどの威力を持っているのか、科学的に計算してみることに。
地球上には人口10万人以上の都市が4500存在します。それらの平均となる規模の都市を破壊しようと思ったら、1カ所につき3個の核爆弾が必要となります。
つまり、世界中に存在する核爆弾により、上記の都市を全て破壊することができるわけです。この破壊によって人類の半分にあたるおよそ30億人が死亡します。
しかも、全世界の都市を破壊してもまだ1500の核兵器が残ります。
では別の仮説として、1万5000個の核爆弾を一斉に爆破すると何が起こるのかということを考えてみます。


アマゾンに核爆弾を持ち込んだと仮定します。
アメリカが所有する典型的な弾頭は、TNT20万トン分の威力を持っています。つまり、核爆弾1万5000個はTNT30億トンに相当。
これがどれくらいの量なのかというと、TNTを積み上げて作ったビルでマンハッタンを再建できるほど。
30億個のTNTと威力と比較できるものに、火山噴火があります。1883年に起こったクラカタウの噴火ではクラカタウ島の70%と周囲の島々が破壊されました。噴火の影響でジャワ島西岸はほとんど真っ暗な状態になり、津波により約2700人が死亡。高さ35メートル弱の丘に逃げていた人すら死亡したといわれています。
アマゾンに運ばれた1万5000個の核爆弾は、クラカタウの噴火のエネルギー15回分に相当するとのこと。


これを一気に爆破すると、一瞬で直径50キロメートルの火の玉が発生し、全てを気化させます。
そして3000平方キロメートルの森林をまっさらにする爆風を作り出し……
爆発の中心から250キロメートル以内の全ての生き物は燃え始めます。
爆発音は世界中で聞こえるようになり、圧力波は数週間のうちで地球を数十周し……
何百万トンもの焼け付いた物質が大気中に流れ出します。
また、きのこ雲は成層圏の外側に達するとのこと。
火災は南アメリカ中に広がって森林や都市を焼き、火の手が落ち着くと、直径10キロの小さなクレーターが過去1000年で最もひどい火事の中心に残るはず。


そして非常に強い放射線が生き物たちを◯していき、クレーターの周囲数キロメートルは生物が住める状態ではなくなります。
キノコ雲の放射性降下物は大気中に高く舞い上がり、世界中に広がります。
環境中の放射性物質の量は世界中で2倍に。これは文明を終わらせる量ではありませんが、しばらくの間、がんになる傾向があがります。
灰や煙などの微粒子が大気中を浮遊した結果、核の冬も引き起こされ、地球の気温は数年にわたって数度さがるとみられます。
1万5000個の核爆弾が甚大な被害を引き起こすことがわかりましたが、では、人類が地球上のあらゆるウランを採掘してできるだけ大きな核爆弾を作った場合はどうなるかを考えてみます。地球の地殻には約3500万トンのウランがあると推定されており……


これは2000年以上にわたって人類の文明を維持するのに十分な量です。
このウランによって広島に落とされた核爆弾を100億個作ることができます。
これは6500万年前に恐竜を絶滅させたいん石衝突と同等のエネルギーを持つ、高さ3キロの立方体になります。
アマゾンにこの巨大な立方体を置き……
爆破。これは空高くまで届く巨大な火の玉になります。
空からもはっきりと火の玉を見ることが可能。

https://i.gzn.jp/img/2019/04/03/detonated-all-nuclear-bombs/016_m.jpg
https://gigazine.net/news/20190403-detonated-all-nuclear-bombs/

続きはソースで

ダウンロード (5)


引用元: 【シミュレーション】世界中の核爆弾が一斉に爆発すると何が起こるのか?人類滅亡➡地球繁栄[04/03]

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1: 2015/04/04(土) 00:48:22.74 ID:???.net
掲載日:2015年4月3日
http://www.afpbb.com/articles/-/3044459

人類史上初の彗星(すいせい)への探査機着陸を成功させた欧州宇宙機関(ESA)の周回探査機ロゼッタ(Rosetta)は、追跡中の彗星から発生する塵(ちり)とガスの爆風の中に突入した後、位置制御や地球との通信を行う機器類が一時機能不能になった。ESAが2日、明らかにした。

ダウンロード


 ESAによると、67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko)に急降下して接近していたロゼッタは前週末「重大な困難を経験した」という。

「ロゼッタは現在、正常な状態に戻っているが、通常の科学的作業の再開にはもう少し時間がかかる見込みだ」と、ESAはブログに記している。しかし同機関から出された声明とは裏腹に、総費用13億ユーロ(約1700億円)のロゼッタ・ミッションには背筋が凍るような「恐怖の瞬間」が何度かあったことは明らかだ。

 ドイツ西部ダルムシュタット(Darmstadt)にあるESAの地上管制センターでロゼッタの飛行管制チームを率いるシルバン・ロディオ(Sylvain Lodiot)氏は、「ロゼッタが(彗星に)これほど接近することはもう二度とない」と語る。
同氏によると、チームは眠れない週末を過ごしたという。

 探査対象となっている67P彗星は太陽に刻一刻と近づいている。太陽熱によって表面温度が上昇すると、塵は彗星表面からはぎ取られ、そして熱せられたガスが宇宙空間に吹き出す。

 この壮観な天体ショーは、運が良ければ、彗星が太陽に接近通過する際に明るく輝く「コマ」として地球から
見ることができる。

 だが、彗星表面から高度14キロ以内に突入した周回探査機ロゼッタにとって、この噴出現象は予想外の規模で問題となった。彗星から噴出している濃密なガスと塵の中を飛行することで、同機に搭載の太陽電池パネルはその抵抗にさらされてしまった。パネルは一杯に広げた羽のような形状をしている。

 この現象によってロゼッタには別の問題も発生した。星を自動追跡して位置を制御するロゼッタの追跡装置が、彗星から飛来する何百個もの破片を星として誤検出してしまったというのだ。その結果、同機は軌道の外に流され始め、地球上の管制センターとの通信に使用されるアンテナの向きも地球の方向からずれ、通信状態が不安定になった。

続きはソースで

 ロゼッタ・ミッションのウェブサイトはこちら:http://sci.esa.int/where_is_rosetta/

(c)AFP/Pascale MOLLARD

<画像>
彗星探査機ロゼッタから切り離される実験用着陸機「フィラエ」。想像図(2014年11月12日提供)。(c)AFP/ESA/ATG MEDIALAB
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/1024x/img_92ef592e7c728564f926caa4be20c09996107.jpg

<参照>
Rosetta status report: close flyby navigation issues | Rosetta - ESA's comet chaser
http://blogs.esa.int/rosetta/2015/04/01/rosetta-status-report-close-flyby-navigation-issues/

引用元: 【宇宙開発】彗星探査機ロゼッタ、制御不能の「恐怖」を経験 欧州宇宙機関

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1: 白夜φ ★ 2014/01/09(木) 17:20:37.50 ID:???

爆風が脳に引き起こす現象を再現することに成功
: 爆風による傷害の治療法開発に道

国立大学法人東京農工大学大学院工学研究院先端電気電子部門・西舘泉准教授と防衛医科大学校防衛医学研究センター情報システム研究部門および防衛医学講座の共同研究グループは、爆風が脳に引き起こす重要な現象をレーザーにより再現、解析することに成功しました。
この成果は今後、テロや工場事故等で発生する爆発が生体に及ぼす傷害の予防や治療の研究に貢献するものと期待される。

現状:近年世界的にみて、爆発物によるテロが紛争地のみならず一般市街地においても多発し、爆風による頭部外傷患者が急増しています。
この中で特に問題となっているのは、通常の画像診断により異常が認められなくとも、記憶障害や正常な社会的行動ができなくなる高次の脳機能障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)を来す症例で、米国を中心に深刻な社会問題となっています。

我が国においても国際貢献活動等の安全確保のため、対策が急務となっています。
しかしながら爆風による頭部外傷の発症メカニズムは不明で、有効な予防法、治療法は開発されていません。
このため動物を用いた研究が求められていますが、爆薬を使った実験は安全上、倫理上の制約があります。

研究体制:国立大学法人東京農工大学大学院工学研究院先端電気電子部門、防衛医科大学校防衛医学研究センター情報システム研究部門、防衛医科大学校防衛医学講座の研究グループの共同研究。

研究成果:光を吸収する物質に高強度のパルスレーザーを照射することにより衝撃波(レーザー誘起衝撃波)を安全に発生させ、ラット頭部に作用させることにより爆風が脳に引き起こす重要な現象を再現し、詳細な解析を行いました。
その結果、レーザー誘起衝撃波を作用させた部位を起点として神経が過剰な興奮状態になるとともに脳活動が抑制され、その状態が波となって毎分数ミリメートルの速度で脳内に拡がることがわかりました。
またその波の拡がりに伴って脳が酸欠(低酸素血症)になり、その状態が1時間から数時間にわたって続くことがわかりました。

この現象は脳に出血や組織損傷(挫傷)を生じなくとも、衝撃波の刺激のみで発生しました。
このような長時間の酸欠状態は神経細胞に異常を来たし脳機能障害を引き起こしうることから、これらをコントロールすることが治療の重要なポイントになると考えられます。

今後の展開:爆発は戦闘地域やテロのみならず、工場での事故、さらに昨年ロシアで発生した隕石の爆発や火山の爆発などの自然現象でも発生します。
今回の研究成果は、広くこれら爆発が生体に及ぼす傷害の予防や治療の研究に貢献するものと期待されます。

雑誌名: PLOS ONE
論文名: Real-Time Optical Diagnosis of the Rat Brain Exposed to a Laser-Induced Shock Wave: Observation of Spreading Depolarization, Vasoconstriction and Hypoxemia-Oligemia
著 者: Shunichi Sato, Satoko Kawauchi, Wataru Okuda, Izumi Nishidate, Hiroshi Nawashiro, Gentaro Tsumatori
 
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▽記事引用元 東京農工大学 プレスリリース 2014年1月9日
http://www.tuat.ac.jp/disclosure/pressrelease/2012_20130409122803/20131216091205/index.html

▽関連リンク
PLOS ONE
Real-Time Optical Diagnosis of the Rat Brain Exposed to a Laser-Induced Shock Wave: Observation of Spreading Depolarization, Vasoconstriction and Hypoxemia-Oligemia
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0082891



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