1: 2014/10/24(金) 20:54:24.53 ID:???.net
ネイティブ・アメリカンの祖先である「パレオ・インディアン」の狩人たちは、約1万2800年前にはアンデス山脈の高地に進出していたことが、このほど明らかになった。進出の時期は、これまで考えられていた年代より2000年も早かったことになる。
この最新の研究では、人類が南米に進出すると、すぐに大陸の反対側の端まで到達していたことを示してもいる。これまでは、少しずつ居住の範囲を拡大していったものと考えられていた。
「誰でも無料で土地を手に入れられる“ランドラッシュ”の状態だった」と、今回の論文の著者であるドイツのチュービンゲン大学の考古学者カート・ラドメーカー(Kurt Rademaker)氏は言う。「人類は、これまで考えられていたよりもずっと、高い適応能力を備えていた」。
ラドメーカー氏が人類の開拓能力の高さを示す痕跡を見つけたのは、乾燥したペルー・アンデス山脈の高地にある、現在ではプクンチョ盆地と呼ばれる一帯でのことだ。
この地域では水と緑が豊富で、リャマの仲間のビクーニャも多く住み、「砂漠地帯の中のオアシスだった」
とラドメーカー氏は言う。
ラドメーカー氏はこの高地のオアシスを調査中に、岩の洞窟の中にかつてのキャンプ地を見出した。また、黒曜石の採石場も2つ見つかった。黒曜石はガラス質の火山岩の一種で、鋭い刃の石器を作れるため、古くから重宝されていた。現在でも外科手術用のメスに使われている。
続きはソースで
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141024001
この最新の研究では、人類が南米に進出すると、すぐに大陸の反対側の端まで到達していたことを示してもいる。これまでは、少しずつ居住の範囲を拡大していったものと考えられていた。
「誰でも無料で土地を手に入れられる“ランドラッシュ”の状態だった」と、今回の論文の著者であるドイツのチュービンゲン大学の考古学者カート・ラドメーカー(Kurt Rademaker)氏は言う。「人類は、これまで考えられていたよりもずっと、高い適応能力を備えていた」。
ラドメーカー氏が人類の開拓能力の高さを示す痕跡を見つけたのは、乾燥したペルー・アンデス山脈の高地にある、現在ではプクンチョ盆地と呼ばれる一帯でのことだ。
この地域では水と緑が豊富で、リャマの仲間のビクーニャも多く住み、「砂漠地帯の中のオアシスだった」
とラドメーカー氏は言う。
ラドメーカー氏はこの高地のオアシスを調査中に、岩の洞窟の中にかつてのキャンプ地を見出した。また、黒曜石の採石場も2つ見つかった。黒曜石はガラス質の火山岩の一種で、鋭い刃の石器を作れるため、古くから重宝されていた。現在でも外科手術用のメスに使われている。
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http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141024001
南米進出後の人類、急速に高地に適応の続きを読む