理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

獲得

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/04/24(金) 01:21:36.71 ID:???.net
掲載日:2015年4月23日
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/23/056/

 理化学研究所(理研)と東京大学(東大)は4月22日、進化の中で哺乳類系統と爬虫類-鳥類系統がそれぞれ独自の発生メカニズムで鼓膜を獲得した証拠を発見したと発表した。

no title


 同成果は理研倉谷形態進化研究室の倉谷滋 主任研究員、武智正樹 元研究員、東大大学院医学系研究科の栗原裕基 教授、北沢太郎 元大学院生らの共同研究グループによるもので、4月22日付(現地時間)の英科学誌「Nature Communications」に掲載された。

 陸上脊椎動物は、空気中の音を聴くために、鼓膜と中耳骨を顎関節の近くに進化させてきた。中耳骨は哺乳類で3個、爬虫類と鳥類では1個ある。しかし、なぜ哺乳類が爬虫類と鳥類よりも多くの中耳骨を持つようになったのかは不明とされていた。また、鼓膜のような軟組織は化石に残らないため、鼓膜がいつ獲得されたのかもわかっていなかった。

 同研究グループは、鼓膜の発生メカニズムを調べるために、マウスとニワトリを対象に、顎の骨格が前駆組織から上顎や下顎に分化していく過程を制御するDlx5/Dlx6遺伝子を操作することで、下顎の位置に上顎の骨を発生させる実験を行い、鼓膜にどのような影響が生じるかを調査した。

続きはソースで

<画像>
哺乳類(ヒト胎児)と爬虫類-鳥類(トカゲ)の中耳の構造。哺乳類にはツチ骨(黄)、キヌタ骨(緑)、アブミ骨(青)の
3つの中耳骨があるが、爬虫類-鳥類にはアブミ骨に相当する骨要素しか無い。
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/23/056/images/001l.jpg

正常型(左)と実験操作を施した(右)マウスとニワトリ。実験操作したマウスとニワトリでは、共に本来は下顎の
骨要素(青色)が占める位置に上顎の骨要素(緑色)が形成される。一方、鼓膜についてはマウスとニワトリで
正反対の影響を及ぼした。
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/23/056/images/002l.jpg

<参照>
哺乳類と爬虫類-鳥類は、独自に鼓膜を獲得 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2015/20150422_2/

Developmental genetic bases behind the independent origin of the tympanic membrane in mammals and diapsids
: Nature Communications : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/ncomms/2015/150422/ncomms7853/abs/ncomms7853.html

引用元: 【進化生物学】理研、哺乳類の鼓膜は下顎から進化したと発表 - 爬虫類・鳥類は上顎から

理研、哺乳類の鼓膜は下顎から進化したと発表 - 爬虫類・鳥類は上顎からの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/01/27(火) 06:20:13.71 ID:???*.net
<月面探査レース>日本の「ハクト」、中間賞で6000万円 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150126-00000118-mai-soci


 ◇「はやぶさ2」開発手がけた吉田和哉東北大教授らのチーム

 米財団が主催する月面探査車レース「グーグル・ルナ・エックスプライズ」に日本から唯一挑戦しているチーム「ハクト」が、資金援助を財団から受けられるチームを選ぶ「中間賞」(賞金総額525万ドル、約6億円)に選ばれたことが、26日分かった。

 チーム「ハクト」は、世界各国18チームが月面探査技術を競うレースに参加している。中間賞は、月でのレースに向けた開発資金を援助するもので、5チームが選ばれた。ハクトの獲得賞金は50万ドル(約6000万円)で5番目だった。

続きはソースで

【河内敏康】

引用元: 【科学】<月面探査レース>日本の「ハクト」、中間賞で6000万円

<月面探査レース>日本の「ハクト」、中間賞で6000万円の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/12/12(金) 15:23:15.87 ID:???.net
Yahoo!ニュース - 鳥類進化解明に前進、大規模ゲノム解析で驚きの発見相次ぐ (AFP=時事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141212-00000017-jij_afp-sctch


鳥がさえずるのと人間が話すのには、本質的に同じ遺伝子が用いられている。また、フラミンゴは、ペリカンよりハトに近い仲間──。これらは、鳥類系統樹の史上最も大規模で高度な遺伝子解析の結果得られた特異な発見の一部だ。この成果は20件あまりの個別の論文で発表され、うち8件は12日付の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。

 20か国の研究者らは、4年の歳月を費やし、フクロウ、ハチドリ、ペンギン、キツツキなど鳥類48種のゲノム(全遺伝情報)を解読。また、爬虫類の中では鳥類と遺伝子が最も近い関係にあるワニ3種とゲノムを比較し、進化の速度に大きな違いがあることを発見した。鳥類は新たな遺伝形質を獲得する速度がはるかに速かった一方、約2億4000万年前に鳥類や恐竜と共通の祖先から枝分かれしたワニでは、ほとんど変化は見られなかった。

 論文の共同執筆者、米フロリダ大学(University of Florida)のエド・ブラウン(Ed Braun)准教授は、鳥類は約6500万年前の「いわゆる恐竜時代の終わりに起きた大量絶滅を生き抜いた、恐竜の一系統だ」と語る。「鳥類の現存する最も近い近縁種は、実はワニ類。なので、これらの全く似ていない生物を、再びはるかに遠い過去に時間をさかのぼらせることになる」

 数種の鳥類は、恐竜を絶滅させた壊滅的出来事を生き抜いたと考えられており、それ以降、今日みられる約1万に及ぶ多種多様な種へと急速に進化した。

■遺伝形質の出現

 今回の研究によると、鳥類から歯がなくなったのは約1億1600万年前という。また、交尾したり異性の気を引いたりする衝動は、羽毛や羽飾りに関連する15種の色素遺伝子の急速な進化を促していた。鳥がさえずりをしたり音まねをしたりする能力は、人間にみられるのと同じ大脳回路に基づいていることが分かった。だが人間がこの能力に到達するに至った進化経路は、鳥類とは異なる。また、祖先と共通の特徴を最も多く残しているのは、ニワトリとダチョウという予想外の結果も得られた。


 さらに研究チームは、長い脚と優美なくちばし、特徴的なピンク色の羽毛を持つことで知られるフラミンゴが、ハトや、淡水生の小型潜水鳥カイツブリと近縁関係にあることを発見し、驚いたという。「われわれの発見は、鳥類版『おかしな二人』だ。ハト類は驚いたことに、フラミンゴやカイツブリと近縁関係にある」とブラウン准教授は話す。「フラミンゴとカイツブリは、どちらも水鳥ではあるが、近縁関係にあることに驚きを感じるほど見かけが異なっている。だがハトとの関連性は特に予想外だ」

 研究チームは今回の結論を導くために、さまざまな技術を活用した。その中には、博物館で冷凍保存されていた組織からの鳥のDNAサンプル採取や、1万4000個以上の遺伝子を分類・解析し、さまざまな鳥類種を関連付ける系統樹を構築するために使用された「統計的ビニング」と呼ばれる手法が含まれる。

 全般的に、鳥類のゲノムの大きさは他の脊椎動物の大半に比べてはるかに小さいことを研究チームは発見した。研究チームは、主要な鳥類種を網羅した、これまでで最も信頼性の高い鳥類系統樹を作成したとしているものの、その内容はまだ完璧には程遠い。全体像に近づけるには、今後何年間もさらに多くのゲノムを解読する必要がある。

引用元: 【進化遺伝学】鳥類進化解明に前進、大規模ゲノム解析で驚きの発見相次ぐ

鳥類進化解明に前進、大規模ゲノム解析で驚きの発見相次ぐの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/09/23(火) 23:43:16.42 ID:???0
エジソンは「天才は1%のひらめきと99%の努力だ」と言ったが、「努力」できること自体が天賦の才能であるらしい。

■エリート音楽家はみんな努力している

2014年6月、『Psychonomic Bulletin & Review』に掲載された新しい研究結果によれば、「すぐれた音楽家は、その技能を獲得するために必要な長時間の練習ができるよう遺伝子にプログラムされている」という。米ミシガン州立大学心理学教授のザック・ハンブリック氏らによって発表された。

音楽やスポーツなどの専門的技術の発達については、これまでにも「生まれ(遺伝)か育ち(環境)か」
という論争が繰り広げられてきた。最近は「遺伝と環境が相互に関連している」とする説が有力だ。
過去には、エリート音楽家は20歳になるまでに平均して約10,000時間も練習に費やし、普通の(エリートと呼ばれる域に達しなかった)音楽家より数千時間も多いという研究結果もある。
生まれつき音楽的な才能に恵まれていても、大成するには努力が不可欠だとわかるが、今回の研究のユニークな点は、その「努力」さえも遺伝の影響を受けていると示唆した点だ。

■自分が「努力遺伝子」を持っているかどうか気になる

調査は双生児850組を対象に実施された。行動遺伝学で「双生児法」と呼ばれるこの手法は、100%同じ遺伝子を共有する一卵性双生児と50%の遺伝子を共有する二卵性双生児を比較するというものだ。
一卵性と二卵性では、遺伝の類似性に差異はあるが、育った環境は同じ。そこで、一卵性双生児のほうが二卵性双生児よりも似た性質を示せば、それは遺伝の影響がより強いためと推察できる。

ハンブリック氏らは、名人級の音楽家は普通の音楽家よりもはるかに多く練習しているという調査結果を得た。
そのうえで双生児法を用い、「より多くの練習を行う傾向は遺伝の影響も受けている」という結論に至った。

今回の研究は音楽家を対象にしたものだが、もし勉強や仕事にも同じことが言えるとすれば、自分が「努力遺伝子」を持っているかどうか気になるところだ。突出した才能がなくても、せめて努力する遺伝子だけでも先祖から受け継がれていないものか...?
過去の自身の行動を顧みれば、すでに答えは出ているのかもしれない。

アンチエイジング医師団 取材TEAM/監修:山田秀和
近畿大学医学部 奈良病院皮膚科教授、近畿大学アンチエイジングセンター 副センター長
http://www.j-cast.com/2014/09/23216302.html?p=all

参考論文
The genetics of music accomplishment: Evidence for gene-environment correlation and interaction
DOI: 10.3758/s13423-014-0671-9
ミシガン州立大学ニュースリリース
http://msutoday.msu.edu/news/2014/rosin-up-that-bow-maestro-and-thank-your-genes/

★1の立った時間:2014/09/23(火) 12:18:27.23
前スレ http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1411459128/

引用元: 天才は「生まれ」か「育ち」か 努力できるのも遺伝の影響とする研究結果★3

天才は「生まれ」か「育ち」か 努力できるのも遺伝の影響とする研究結果の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
~~引用ここから~~

1: かじりむし ★@\(^o^)/ 2014/04/24(木) 21:44:04.04 ID:???0.net

iPS研究所:初期化中、発生初期胚に似た状態と判明
http://mainichi.jp/select/news/20140425k0000m040093000c.html
毎日新聞【根本毅、野口由紀】 2014年04月24日 21時05分

 京都大iPS細胞研究所の高橋和利講師と山中伸弥教授らの研究グループは、ヒトの体の細胞からiPS細胞(人工多能性幹細胞)ができる途中で、受精卵の分裂開始後しばらくして現れる細胞に似た状態になることが分かったと発表した。iPS細胞がさまざまな細胞に変化する能力を得る仕組みの解明につながると期待される。英オンライン科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに24日、論文が掲載された。

 体の細胞に4種類の遺伝子を入れると約1%がiPS細胞に変化するが、細胞内で何が起きているかは未解明だ。研究グループは、iPS細胞になる細胞をより分け、変化の各段階で働く複数の遺伝子を解析した。
続きはソースで
~~引用ここまで~~



引用元: 【再生医療】iPS細胞への初期化中、発生初期胚に似た状態と判明 iPS研究所が発表 [4/24]


【再生医療】iPS細胞への初期化中、発生初期胚に似た状態と判明 iPS研究所が発表 [4/24]の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 伊勢うどんφ ★ 2014/03/09(日) 10:15:54.52 ID:???

 アフリカに生息するマダニが、動物の血を吸いやすくするためのホルモンの遺伝子を恐竜など宿主の脊椎動物から獲得していたことを、三重大学医学系研究科の岩永史朗准教授が突き止めた。英国科学雑誌「ネイチャー コミュニケーションズ」に掲載された。

 種の異なる動物の間で機能性遺伝子が伝わる「水平伝播(でんぱ)」現象を確認するのは世界で初めて。
岩永准教授は「動物や昆虫のような生物の進化が、水平伝播で起きたというのは非常に珍しい。進化の多様性を知るうえで大きな前進」と話している。

 マダニは唾液を宿主動物の体内に注入しながら血を吸うが、唾液中には血管を拡張するホルモンが含まれる。
アフリカに生息する「オルニソドロス属マダニ」の唾液腺の遺伝子を解析したところ、脊椎動物にしか存在しない血圧降下ホルモン「アドレノメデュリン」の遺伝子構造と一致した。

 さらに進化系統を解析した結果、血圧降下ホルモンの遺伝子を、2億3400万年前(三畳紀)から9400万年前(白亜記)の間に生息した爬虫(はちゅう)類もしくは恐竜から獲得したと推定した。

2014/3/8 21:07
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0704A_Y4A300C1CR8000/

NATURE COMMUNICATIONS
Horizontal gene transfer of a vertebrate vasodilatory hormone into ticks
http://www.nature.com/ncomms/2014/140221/ncomms4373/full/ncomms4373.html



【恐怖】吸血で恐竜などからマダニへ遺伝子が伝わる「水平伝播」を証明…脊椎動物にしかない「アドレノメデュリン」の確認、三重大の続きを読む

このページのトップヘ