理系にゅーす

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略奪

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1: 2015/05/15(金) 12:19:14.65 ID:???.net
17世紀に沈没したスペイン商船、積荷ごと発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/051400100/

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パナマ沖で見つかった17世紀のスペインの沈没船に残った木箱を調査するダイバー。(Photograph by Jonathan Kingston, National Geographic Creative)
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パナマ沖で水中約10メートルの深さに沈むエンカルナシオン号の船体を写したモザイク画像。(Photograph by Jonathan Kingston, National Geographic Creative)
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エンカルナシオン号内から見つかった封印鉛 。通常、 輸送時に布束をまとめるのに使われた。(Photograph by Jonathan Kingston, National Geographic Creative)


 2011年、実在したカリブの海賊を研究していた考古学者のグループが、謎めいた沈没船を発見した。その後の調査を経て謎が解き明かされ、その正体が明らかになった。

 1681年、スペインの商船エンカルナシオン(Encarnacíon)号は、パナマのカリブ海側、チャグレス川河口近くで嵐に遭い、沈没した。メキシコのベラクルスで造られたこの貨物船は、17世紀のスペイン経済の生命線、ティエラ・フィルメ商船隊の船だった。

 水深12メートルに満たない海底に沈んでいたにもかかわらず、 エンカルナシオン号は略奪を逃れ、また海底に埋まっていたため船体の船底側が無傷で、驚くほど良好な状態をとどめていた。

「エンカルナシオン号は、植民地時代に世界が大きな変化を迎えた様子を垣間見ることができる貴重な遺物です」と、米テキサスA&M大学の海洋考古学者フィリぺ・カストロ氏は述べる。
「資本主義や帝国主義、合理主義が誕生し、芸術作品を買い文学を消費する中産階級が台頭したのはこの時代です」

 当時、メキシコとペルーの金鉱や銀鉱はスペイン王室の野心の対象となり、財源となった。 新大陸からヨーロッパへ財宝を輸送するため、スペインの植民者らは商船隊を編成し、武装したガレオン船や軍艦がこれを護衛したと、テキサス州立大学の水中考古学者フリッツ・ハンゼルマン氏は説明する。

 財宝をスペインへ運んだ後、商船隊は今度はヨーロッパの物品を積み、それを売りながら各地のスペイン植民地を回った。

 当時スペインにはティエラ・フィルメとニュー・スペインという二つの主要な商船隊があり、それぞれ中南米とメキシコを回っていた。「これらの船はスペイン植民地の要だったのです」とエンカルナシオン号研究チームのメンバーであるハンゼルマン氏は述べる。(参考記事:「南仏で発見 古代ローマの沈没船」)

海底からよみがえる当時の商船 

 今回の研究には参加していないが、海洋考古学者のジェニファー・マッキノン氏によると、南北アメリカでこれまでに発見されたスペインの沈没船はエンカルナシオン号を含め約16隻あるという。
しかし、その大半はかなり略奪された状態で見つかり、かろうじて残った積荷も海中のバクテリアやフナクイムシに食べられてしまっていた。「したがって、17世紀の沈没船についてはほとんど何もわかっていないのです」

 積荷の大部分が残り、船体の一部が無傷の沈没船が発見されたことで、多くの新事実が明らかになる可能性がある。「数百年前に造られた船の設計図はありません。 エンカルナシオン号の船体の調査から、当時の船がどのように造られたのか、手がかりが得られました」 とハンゼルマン氏は述べた。

続きはソースで

ダウンロード
文=Jane J. Lee/訳=キーツマン智香

引用元: 【海洋考古学】17世紀に沈没したスペイン商船「エンカルナシオン号」、積荷ごと発見 植民地時代の交易を物語る、パナマ沖

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1: 2015/05/16(土) 22:36:18.43 ID:???*.net
京都大学の末次健司特定助教は、鹿児島県鹿児島郡三島村竹島での調査で、未知の菌従属栄養植物を発見した。

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植物の中には、光合成を行わず、すべての養分を他の植物や菌類から略奪する「従属栄養植物」と呼ばれる種が存在し、その中でも菌類に依存するものを「菌従属栄養植物」と呼んでいる。菌従属栄養植物は光合成を行わないため花期と果実期にしか地上に姿を現さず、見つけることが非常に困難である。

今回の研究では、鹿児島県三島村竹島において調査を行い、未知の菌従属栄養性のラン科植物を発見した。
この植物は、オニノヤガラ属に属し長い花筒をもつことから、既知種の中ではハルザキヤツシロランや、末次研究員が昨年度発表したタケシマヤツシロランに近縁と考えられる。

しかし、タケシマヤツシロランでは黒褐色である花被片の色が本種では淡褐色であることや、花期がタケシマヤツシロランよりも1~2週間早いことから、花の内部形態を精査したところ、ずい柱や唇弁の形態がタケシマヤツシロランとは異なっていることが分かった。

続きはソースで

なお、この内容は植物分類学の国際誌「Phytotaxa」に掲載された。
http://www.zaikei.co.jp/article/20150516/249591.html

画像
ヌカヅキヤツシロランの自動自家受粉様式(ずい柱の中心部分が折れ曲がり、葯帽(花粉)とともに柱頭に接着している。この部分をお辞儀に見立てた)(京都大学の発表資料より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015051620053210big.jpg

論文:Gastrodia flexistyloides (Orchidaceae), a new mycoheterotrophic plant
with complete cleistogamy from Japan
http://biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.175.5.5

引用元: 【植物】光合成をやめ、開花するのもやめた新種のラン科植物を発見 鹿児島県・竹島

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1: イス攻撃(京都府) 2013/12/04(水) 00:18:25.74 ID:93zgJgOA0 BE:399754679-PLT(12201) ポイント特典

ポンペイ遺跡で新たな崩壊、修復進まず政府に批判集中
ttp://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE9B204S20131203

イタリアの古代都市で世界遺産に登録されているポンペイ遺跡で、建物の一部が新たに倒壊したことが2日分かった。
同遺跡では当局によるずさんな管理が問題となっている。

遺跡の管理当局によると、崩壊したのは遺跡内の大通り沿いにある壁の一部。
現地では数週間にわたって激しい雨と風が続いていた。
別の遺跡でも壁のしっくいが崩れたほか、イタリアのメディアによると、先月にも崩壊が相次いでいた。
(中略)
遺跡をめぐっては非常事態が5年前に宣言されたが、修復基金をマフィアが流用しているとのうわさのほか、ずさんな管理、略奪などにより、劣化が止まらない状況にある。

イタリアの考古学者でつくる団体は、今回の遺跡倒壊について「遺憾と怒り」を覚えていると表明し、修復業者を選定できていないと政府を批判した。
8310f503.jpg



ポンペイ遺跡の崩壊が進む…予算あれど業者未定、マフィアが基金流用、略奪、ずさん管理の続きを読む

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