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症状

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1: 諸星カーくんφ ★ 2013/10/17(木) 02:35:51.05 ID:???0

 理化学研究所の利根川進・脳科学総合研究センター長らは、統合失調症の症状が、脳にある海馬の異常が引き金になって起きているとするマウスの実験結果をまとめた。

 記憶を整理する仕組みがうまく働かず、「計画が立てられない」といった病的な症状が表れるという。新薬の開発や症状を抑える薬の選択に役立つ成果だ。詳細が17日、米科学誌ニューロン(電子版)に掲載される。

 海馬は、脳に新しい情報が入ってこない休息中に、記憶を順序立てて整理している。研究チームによると、患者は海馬の働きが異常になり、記憶の整理ができなくなっている可能性が高い。休息中も海馬が激しく動き、妄想や幻覚、考えが止まらないなどの症状を引きおこすと考えている。

ソース(日本経済新聞) http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1605J_W3A011C1CR8000/
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1: TOY_BOx@みそしるφ ★ 2013/09/17(火) 01:15:14.19 ID:???

皮膚をバリアーし保護するタンパク質の働きを強める化合物を京都大のチームが発見、この物質を使ってマウスのアトピー性皮膚炎の症状を改善させることに成功し、16日付の米科学誌電子版に発表した。

チームによると、アトピー性皮膚炎の治療には炎症を抑える外用薬などがあるが、皮膚が薄くなったり病原体に感染しやすくなったりする副作用が出ることがある。

今回の化合物は症状を引き起こす物質(アレルゲン)を皮膚に取り込まないよう作用する。新たな治療薬となる可能性があり、10年後をめどに実用化を目指す。


【画像】人工の有機化合物「JTC801」を与えたマウス(右)と与えなかったマウス。右のマウスはアトピー性皮膚炎の症状が改善した(京都大の椛島健治准教授提供)
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 http://img.47news.jp/PN/201309/PN2013091601001933.-.-.CI0003.jpg

▽記事引用元:2013/09/17 00:00 【共同通信】
 http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013091601001870.html

関連スレッド
【医療】アトピー性皮膚炎の発症メカニズムを発見…新薬開発に期待/兵庫医科大など 2013/08/06
 http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1375746787 



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1: TOY_BOx@みそしるφ ★ 2013/08/20(火) 22:55:00.67 ID:???

米国で65歳以上の高齢者の8人に1人が発症しているアルツハイマー病。
簡単な目の検査によって、その症状が現れる前の早期発見を目指す研究が進められている。

アルツハイマーは症状が出る10~15年前から脳内の変化が始まり、記憶に問題が生じるころには脳細胞の40~50%に影響が及んでいることが、これまでの研究から判明している。

患者の脳内にはベータアミロイドと呼ばれるたんぱく質が蓄積することも分かっているが、現時点でそうした物質の存在をはっきりと確認できる手段は存在しない。

しかしロサンゼルスにあるシダーズ・サイナイ病院の研究チームは、脳内のベータアミロイドの量が、網膜内のベータアミロイドの量に比例することを発見。身体への負担を伴わない網膜の検査によって、ベータアミロイドの蓄積量を調べる方法を開発した。
現在、臨床試験を行って、まだ症状が出ていない患者のアルツハイマーを発見できるかどうか調べている。

同病院の専門家は「もし50歳でベータアミロイドの蓄積を突き止めて、蓄積を食い止めることができれば、効果的な治療ができる確率は高まる」と話す。

一方、別の民間企業コグノプティックス社は目の水晶体に注目し、水晶体のアミロイドを調べる検査を開発した。

「(水晶体の方が)網膜よりも感度や精度はいい」と同社経営者は話す。
現在、40人を対象に臨床試験を実施中で、もし効果が実証できれば、断層撮影検査の約10分の1のコストで検査ができるようになるという。
こうした検査でアルツハイマーを予知できるようになるかどうかはまだ未知数だ。

しかし米アルツハイマー協会の専門家は、「高齢になるほど眼科へ行く頻度は増える傾向がある。脳内での症状の進行を簡単な検査でチェックできれば大きな助けになる」と期待を寄せている。

▽記事引用元 : CNN 2013.08.19 Mon posted at 18:54 JST 
 http://www.cnn.co.jp/fringe/35036109.html
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1: 白夜φ ★ 2013/07/24(水) 23:13:42.37 ID:???

筋強直性ジストロフィーの症状が改善
―アンチセンス法でマウスを治療―
平成25年7月22日
東京大学大学院総合文化研究科

1.発表者: 
石浦 章一(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 教授)
古戎 道典(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 大学院生、こえびす みちのり)

2.発表のポイント
◆筋強直性ジストロフィー1型の筋強直症状を改善するアンチセンス核酸を筋肉細胞に導入する新しいデリバリー法を開発
◆本デリバリー法は、バブルリポソームと超音波を組み合わせたもので、筋強直症状を示すマウスにおいてその有効性を実証
◆本デリバリー法は、筋強直性ジストロフィー1型における筋強直症状を改善するアンチセンス核酸医薬の開発へと繋がる可能性があり、
効果的なデリバリー法がなかった筋肉の難病治療に明るい見通しをもたらす。

3.発表概要:
筋強直性ジストロフィー1型は、10万人に5人程度に見られる日本で最多の成人筋疾患ではあるが、現在までに本症を抜本的に治療する薬はない。
本症の特徴は、その疾患の名前にも由来している筋強直で、収縮した筋肉が弛緩するときに時間がかかってしまう症状である。
例えば、筋強直によって手をグッと握った後にパッと広げるのに指が曲がったままでなかなか手が伸びないようなことがある。
これは、ドアノブやつり革から手を離すのに時間がかかってしまうなど日常生活の困難さを招く。

現在までに、筋強直性ジストロフィー1型における筋強直は、塩化物イオンチャネル遺伝子(注1)CLCN1のスプライシング(注2)の異常により生じること、
スプライシング異常の改善はエキソン・スキップ(注3)という方法が最良であることがわかっていた。
しかし、エキソン・スキップには、特定の核酸配列を筋細胞に届ける必要があり、効果的なデリバリー法が見つかっていなかった。

今回、東京大学大学院総合文化研究科の古戎道典(博士課程3年)と石浦章一教授らは、CLCN1のスプライシングを正常化する効率の良いアンチセンス核酸(注4)を同定し、それをバブルリポソームと超音波を用いて筋細胞に導入する新しい治療法を確立した。
この方法をマウスに用いると、CLCN1のスプライシングが正常化し、マウスの筋強直症状が改善した。
今後は、開発したデリバリー法のヒト細胞での効果を確認することで、筋強直性ジストロフィー1型の筋強直症状を緩和する薬剤の開発へと繋がることが期待される。

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-*-*-*- 引用ここまで 全文は記事引用元をご覧ください -*-*-*-

▽記事引用元 東京大学 平成25年7月22日配信記事
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_250722_02_j.html

▽関連リンク
Scientific Reports 3, Article number: 2242 doi:10.1038/srep02242
Received 18 March 2013 Accepted 21 June 2013 Published 22 July 2013
Ultrasound-enhanced delivery of Morpholino with Bubble liposomes ameliorates the myotonia of myotonic dystrophy model mice
http://www.nature.com/srep/2013/130722/srep02242/full/srep02242.html

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