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痒み

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1: 桂べがこφ ★ 2014/02/13(木) 21:34:41.09 ID:???0

"金属アレルギー原因特定 東北大加齢研グループ"

金属のピアスやネックレスを身に着けると、かぶれやかゆみを発症する金属アレルギーの原因となる「病原性T細胞」の特定に成功したと、東北大加齢医学研究所の小笠原康悦教授(免疫学)らの研究グループが12日の米科学誌プロスワン電子版で発表した。

金属アレルギーは、汗や体液に溶けてイオン化した金属が人体のタンパク質と結合し、アレルギー物質となって異常な免疫反応が起きることで発症する。

小笠原教授が2011年にかぶれなどを訴えて皮膚科を受診した約1600人を調べた結果、約4割が金属アレルギーの予備軍だった。異常な免疫反応の原因として病原性T細胞の関与が指摘されていたが、種類が無数にあるため特定できなかった。

研究グループは、実験用マウスに装飾品や歯科の金属材料として使われるパラジウムのアレルギーを発症させ、原因をCD8陽性T細胞と特定した。
この細胞の解析から、表面にタンパク質分子の「NKG2D」が発現した細胞がアレルギーを引き起こすことが分かった。

金属アレルギー治療は現在、ステロイド投与による対症療法が中心となっている。
小笠原教授は「研究成果はNKG2Dを標的とした新しい治療薬の開発につながる」と話した。

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2014年02月13日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/02/20140213t15006.htm

NKG2D+ IFN-γ+ CD8+ T Cells Are Responsible for Palladium Allergy
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0086810



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1: 白夜φ ★ 2014/01/09(木) 16:54:50.11 ID:???

公開日 2014.01.09
なぜ痒いところを掻くと気持ちよくなるのか? その脳内メカニズムを解明

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[内容]

痒いところを掻くと快感が生じます。しかしながら、その脳内メカニズムは不明でした。
今回、自然科学研究機構生理学研究所の望月秀紀特任助教授、柿木隆介教授は、掻くこと(掻破)によって生じる快感に報酬系と呼ばれる脳部位(中脳や線条体)が関係することを明らかにしました。
本研究成果は米国の学術専門誌Journal of Neurophysiology(神経生理学雑誌)の1月号に掲載予定です。
--------
研究グループは、実験的に手首に痒みを誘発し、その近辺を掻くことによって快感を生じさせました。
そのときの脳の活動を、磁気共鳴断層画像装置(fMRI)を使って調べました。
その結果、中脳や線条体といった報酬系と呼ばれる脳部位が強く反応することを世界で明らかにしました。
すなわち、報酬系の活性化が掻破による快感を引き起こす原因と考えられます。
これは世界で初めての発見です。

望月特任助教は、
「気持ちよいからもっと掻いてしまうことがよくあります。
特に、アトピー性皮膚炎患者など痒みで苦しむ人々にとっては、掻破による快感は深刻な問題です。
なぜなら、過剰な掻破が皮膚を傷つけ、それが原因で痒みがさらに悪化してしまうからです。
今回の発見により、快感に関係する脳部位が特定できました。
この部位の活動を上手にコントロールできれば、過剰掻破を抑えることができます。
そのような掻破の制御を目的とした新たな痒みの治療法開発につながることが期待されます」と話しています。

本研究は、科学研究費補助金の支援をうけて行われました。

------------- 引用ここまで 全文は記事引用元をご覧ください ------------

▽記事引用元 自然科学研究機構生理学研究所 公開日 2014.01.09
http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2014/01/post-262.html



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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/08/06(火) 08:53:07.06 ID:???

かゆみを伴う湿疹が繰り返し現れる「アトピー性皮膚炎」発症の仕組みの一つとして、皮膚で作られるタンパク質「インターロイキン(IL)33」が関わるメカニズムを、兵庫医科大(西宮市)などの研究グループがマウスの実験で発見した。
このメカニズムを阻害できれば症状が緩和するため、新薬開発につながるという。
成果は6日の米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

兵庫医科大皮膚科学講座の山西清文教授(58)、今井康友講師(36)らのグループは、体内に寄生虫などが侵入した際の警報役を果たしているIL33が、アトピー患者の皮膚表面で大量に作られることに注目した。

遺伝子操作で通常の約10倍のIL33を持つマウスを誕生させ、ダニなどのアレルギー要因がない環境で観察した結果、生後6~8週でこの病気に特徴的な湿疹などの症状が100%現れた。
かゆみの原因となる物質、ヒスタミンを放出する肥満細胞も活性化していた。

IL33は、アレルギーに関与するとされる免疫細胞「2型自然リンパ球」に作用することが分かっており、今回の実験でもIL33の増加で活性化することを確認。このリンパ球が作り出す別のタンパク質「IL5」が、湿疹などのもととなる白血球の一種、好酸球を増やすメカニズムが判明した。
実際、IL5の働きを阻害する抗体をマウスに投与し続けると、皮膚症状が抑えられた。

山西教授は「IL5の抗体のヒトへの実用化は難しいとされるが、IL33や2型自然リンパ球を標的にした薬ができれば効果が期待できる。今後、IL33が増える理由やアレルギー要因との関連も調べたい」と話す。

大阪大大学院医学系研究科の片山一朗教授(皮膚科学)の話
アトピー性皮膚炎の発症にはアレルギーや皮膚の機能障害などが複雑に関与しており、本質的な原因は未確定。
IL33の働きがアトピー性皮膚炎を誘導する仕組みが示された意義は大きく、アトピーなどのアレルギー疾患や自己免疫疾患の新たな治療法の可能性が出てくる。

ソース:神戸新聞(2013/8/6 05:01)
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201308/0006223783.shtml
画像:発見したアトピー性皮膚炎の発症メカニズム
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http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201308/img/b_06224059.jpg
画像:山西清文教授
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http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201308/img/b_06223784.jpg
関連リンク:科学アカデミー紀要に掲載された論文要旨
「Skin-specific expression of IL-33 activates group 2 innate lymphoid cells and
elicits atopic dermatitis-like inflammation in mice」(英文)
http://www.pnas.org/content/early/2013/08/01/1307321110.abstract
関連スレ:【医療】アトピー性皮膚炎のかゆみは、カビのタンパク質が人間の汗に溶け込むことが原因であることが判明/広島大
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1370555276/



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1: 白夜φ ★ 2013/08/03(土) 22:39:06.94 ID:???

かゆみ誘発、脳内の働きを調査 かき過ぎ防止へ応用も

 
かゆみを生じさせそうなものを見ると、なぜ実際にかゆみを感じるのか―。
自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の望月秀紀特任助教らのグループが、蚊に刺された腕の画像を見せる実験をし、かゆみを感じて「かきたい」と欲求を発する脳内の仕組みを確認したと、2日までに米専門誌で発表。

望月特任助教は「かゆみに関わる仕組みを解明できれば、アトピー性皮膚炎などで、かく行為を制御し、症状の悪化を防ぐ治療につながるかもしれない」としている。

実験では、健康な男女18人に、蚊に何度も刺されて腫れた腕の写真など5枚を断続的に計30秒間見せ、この時の脳の働きをMRIで調べた。

2013/08/02 18:40 【共同通信】

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▽記事引用元 47NEWS2013/08/02 18:40配信記事
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013080201001974.html

▽関連リンク
自然科学研究機構生理学研究所 プレスリリース
痒みを想像しただけで痒くなる!その脳内メカニズムの一端を解明
http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2013/08/post-254.html



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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/06/07(金) 06:47:56.28 ID:???

アトピー性皮膚炎患者のかゆみなどのアレルギー反応は、カビ由来のタンパク質が人間の汗に溶け込むことが原因であることを、広島大の秀道広教授らのグループが突き止め、6日発表した。
アトピー患者のうち、約8割は汗アレルギーが原因とされる。

このタンパク質は、皮膚に常在するカビ「マラセチア菌」の一種が分泌する「MGL―1304」。
汗に溶け皮膚にしみこむと、皮膚の細胞の一種と反応、アレルギーを引き起こすとしている。

秀教授によると、マラセチア菌が悪化因子であることはすでに報告があったが、
具体的な物質が特定されたのは初めてで、新たな治療法の開発につながると期待される。

ソース:共同通信(2013/06/06 22:49)
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013060601002076.html
関連リンク:論文要旨(英文)
「Fungal protein MGL_1304 in sweat is an allergen for atopic dermatitis patients」
http://www.jacionline.org/article/S0091-6749(13)00587-3/abstract
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