1: エルボードロップ(栃木県) 2013/10/29(火) 08:55:40.14 ID:DkmzGpAM0 BE:38165524-PLT(12791) ポイント特典

宇宙で最も低温の天体「ブーメラン星雲」真の姿が明らかに

 宇宙で最も低温の天体として知られるブーメラン星雲。これまで砂時計のような形状が観測されていたが、最新の望遠鏡「ALMA」によって、その真の姿が明らかになった。


今回明らかになったブーメラン星雲の姿(赤色)。背景にある紫色の構造は、以前にハッブル宇宙望遠鏡でも確認されていた形。

ブーメラン星雲は、宇宙で最も低温の天体とされる。その謎を解き明かす情報を得ようと、最新式の望遠鏡がこの星雲に向けられた。

 ブーメラン星雲は、ケンタウルス座の方向、地球から約5,000光年の距離に位置する。
これまでに、地上望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡による観測が行われてきたが、今回はそれらに続き、ブーメラン星雲の正確な形状と、その極めて低い温度について調査が行われた。

 ブーメラン星雲が特別なのは、温度がわずか1ケルビン(摂氏マイナス約272度)と、これまで知られている限り、宇宙で最も低温の天体である点だ。これに対し、星間空間の背景温度は、ビッグバンのかすかな残光により、2.8ケルビン(摂氏マイナス270度)で一定している。

 今回の観測には、「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計」(ALMA)が用いられた。
(ALMAはチリの標高5,000mにあるアタカマ砂漠に建設された開口合成型電波望遠鏡で、2013年10月に全機が稼働開始した。日本製のアンテナが使われている(日本語版記事))

 ブーメラン星雲は、恒星系が惑星状星雲の段階に移行しつつある、「原始惑星状星雲」だと考えられている。
年をとった赤色巨星が、その寿命の終わりに、外殻をイオン化したガスとして周囲に放出している天体だ。

http://sankei.jp.msn.com/wired/news/131028/wir13102817300001-n1.htm
5



【宇宙ヤバイ】 宇宙で最も低温、-272℃の天体がヤバイ 宇宙背景放射の-270℃より冷たいマジでヤバイの続きを読む