理系にゅーす

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1: 2018/09/27(木) 12:45:03.59 ID:CAP_USER
■動画
機関銃と機関砲はなにが違うの? 射撃の様子を口径順に並べてみた https://youtu.be/O_2gSoVEhcQ



ば、そもそも「機関銃」は「マシンガン」ともいい、小銃用の弾薬を使用するおおむね口径(発射口の直径〈内径〉)12mm程度までのもので、引き金を引いているあいだ連続して弾丸を発射し続ける全自動連射(フルオートマチック)銃のことをいいます。対して機関砲とは、「それ(機関銃)より大きな口径の弾薬を使用するものを機関砲とよぶ」と説明されています。使用する弾薬により着弾時にさく裂するか否かという違いは見られるものの、機構としてはほぼ同じものといえます。

 実際のところはどうでしょうか。自衛隊の装備を眺めてみると、やはり明確な定義はないものの、口径20mmがその境界になるようです。つまり20mm以上が機関砲で、それ未満が機関銃というわけです。

 2018年の「総火演(富士総合火力演習)」における陸上自衛隊の装備では、まず機関銃として「5.56mm機関銃(MINIMI)」が見られました。さらに、水陸両用車(AAV)や96式装輪装甲車(WAPC)などに搭載されている12.7mm重機関銃 M2も挙げられます。これらが射出するのは、基本的に金属の塊である弾丸なので、当たりさえしなければどうということのないものです。ちなみに、「89式5.56mm小銃」も広義では機関銃に含まれる場合がありますが、こちらは自動小銃に分類されます。

 航空軍事評論家の関 賢太郎さんは「陸上自衛隊の12.7mm重機関銃 M2は、第二次世界大戦前から使用されていたものです。人類が滅ぶ、あるいは武器を捨てるその日まで使われるかもしれません」と話します。

続きはソースで

■完成度高すぎ! 12.7mm重機関銃 M2
陸自では車載用機関銃などで採用されている12.7mm重機関銃M2。基本構造は80年以上変わっていないという
https://contents.trafficnews.jp/image/000/022/367/large_180911_machinegun_03.jpg

■96式装輪装甲車に搭乗する、手前左の隊員が携行しているのが5.56mm機関銃(MINIMI)。右の隊員が持つのは89式5.56mm小銃
https://contents.trafficnews.jp/image/000/022/365/large_180911_machinegun_01.jpg

■89式装甲戦闘車は35mm機関砲KDEを搭載。87式自走高射機関砲が搭載する35mm機関砲KDAの派生型
https://contents.trafficnews.jp/image/000/022/366/large_180911_machinegun_02.jpg

乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/81548
images (1)


引用元: 【軍事技術】〈動画解説〉機関銃と機関砲はなにが違うの? 射撃の様子を口径順に並べてみた[09/25]

〈動画解説〉機関銃と機関砲はなにが違うの? 射撃の様子を口径順に並べてみたの続きを読む

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1: 2018/10/03(水) 15:25:34.59 ID:CAP_USER
■砲塔ひとつ砲身1本のナゼ

 戦車といえば、角ばった車体に履帯(いわゆるキャタピラー)を付けて、砲塔を1個載せているという形でどの国の戦車でも同じです。一方、マンガやアニメでは砲塔を多数載せた、もしくは砲身を複数装備する戦車も存在します。それが現実ではなぜ各国とも単一砲塔に単一砲身という同じ構造に落ち着いてしまったのでしょうか。

そのあいだには、現在では見たことも無いような形の戦車がいろいろと造られています。そのなかのひとつとして、過去「多砲塔戦車」も存在しました。

 多砲塔戦車は文字通り、砲塔を2個以上載せているのが特徴です。砲塔が1個しかなければ、敵が反対から現れた場合、すぐに撃つことができません。しかし2個以上あればあるほど、あらゆる方向をより早く撃つことができます。いうなれば戦艦のように。それならば、砲をたくさん載せた戦艦を小さくしてキャタピラをつけた「陸上戦艦」は最強の戦車になりそうです。

 戦車が発明された第一次世界大戦当時は、地面に掘った塹壕に立てこもって戦うことが多く、攻め手はこの塹壕をどうやって突破するかで苦労しました。解決方法のひとつが戦車で、撃ってくる敵の弾を跳ね返しながら、突撃する味方を援護して敵の塹壕に乗り込んでいくことが戦車の役割でした。

 第一次世界大戦が終わると、各国は戦車が強力な新兵器であることを理解しました。多くの砲や機銃を備えた戦車で敵の塹壕に乗り込んで行ってあらゆる方向に撃てれば、さぞ有利だろうと研究が始まりました。こうして多砲塔戦車は生まれたのです。

■「陸上戦艦」の威力やいかに

 1925(大正14)年、イギリスが世界最初の多砲塔戦車「インディペンデント」を試作します。47mm砲を装備する大型砲塔1個と、機銃装備の小型砲塔を4個、合計5個の砲塔を載せており、その姿は本当に「陸上戦艦」のようでした。

https://contents.trafficnews.jp/image/000/022/470/large_180921_tank_02.jpg
https://contents.trafficnews.jp/image/000/022/469/large_180921_tank_01.jpg


戦艦に見立て、機銃のみを装備した豆戦車(言うなれば「陸上駆逐艦」か)と「陸上艦隊」を編成して演習を行ったりもしました。いかにも海軍国らしい発想です。

 これに影響を受けてドイツ、ソ連、フランス、イギリス、日本と戦車を開発できる工業力のある国はこぞって多砲塔戦車を造りました。ところが実際に造ろうとすると色々問題がありました。回転する砲塔をたくさん載せると構造は複雑になり、手間が掛かって大量生産できない上に高価になってしまいます。また、当時の非力なエンジンでは大きく重い車体はのろのろと動くことしかできません。少しでも軽くしようとすると装甲が薄くなって防御力が弱くなります。車体は大きいのですが個々の砲塔は小さく大きな砲が搭載できません。そして全ての砲塔を動かすために多くの乗員が必要で、車内は窮屈です。

 苦労してできあがった多砲塔戦車は使ってみるとこれまた難物で、多くの乗員がそれぞれの砲塔で別々の目標を狙って射撃するので、ひとりの車長では指揮しにくいことも分かりました。たとえば、ある砲塔の射手は敵を狙うのにもう少し前に前進したいと思っているのに、ほかの目標を狙う別の砲塔ではバックして欲しいと車長に要請するといった具合です。いくら砲や機銃がたくさんあっても車長はひとつの目標にしか注意が向きません。しかも構造が複雑なため、故障もしやすく整備も面倒でした。

イギリス陸軍の「陸上艦隊」は見かけこそ派手でしたが、研究の結果「実戦向きではない」と判定されてしまいます。結局イギリスはこの面倒くさい多砲塔戦車を「インディペンデント」の試作車1台のみで放棄してしまいました。

■多砲塔戦車大国・ソ連の場合

 一方、ソビエト連邦(ソ連)は多砲塔戦車をあきらめず、T-28という多砲塔戦車を503両造って実戦配備します。
https://contents.trafficnews.jp/image/000/022/474/large_180921_tank_06.jpg
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/030/245/large_180921_tank_07.jpg

続きはソースで

乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/81585
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引用元: 【軍事技術】戦車の砲はなぜひとつ? 多砲塔戦車が廃れ単砲塔単砲身に落ち着くまでの紆余曲折とは[10/03]

戦車の砲はなぜひとつ? 多砲塔戦車が廃れ単砲塔単砲身に落ち着くまでの紆余曲折とはの続きを読む

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