1: 2016/01/10(日) 12:57:30.46 ID:CAP_USER.net
コンパクト超高磁場NMRの実現へ | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160108_2/
コンパクト超高磁場NMRの実現へ | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160108_2/digest/


私たちの体の中ではたらく小さなタンパク質を詳しく観察するには、分子の持つ物理的な性質を測定してデータから形を読み解く作業が必要となります。
核磁気共鳴装置(NMR)は、そのための測定装置の一つ。
強い磁場に置かれたときに分子が示す特徴的な振る舞い(この現象を核磁気共鳴と呼びます)を測定し、正確な分子構造を分析します。

NMRでは、分子にかける磁場が強ければ強いほど精密な測定ができるので、磁力の強い電磁石を使います。
しかし、普通の金属線で電磁石を作ると、大きな電流によって発熱し、あまり大きな磁場を出せません。
この問題を解決したのが、非常に低い温度に置かれた金属化合物の電気抵抗がゼロとなる「超伝導」という物理現象です。
超伝導技術をNMRに応用したことで、NMRの高磁場化が一気に加速しました。

現在稼働しているNMR装置には液体ヘリウム温度(-269℃)で超伝導状態になるワイヤで作製した「低温超伝導磁石」が用いられています。
しかし、装置の大型化や高磁場化の限界といった課題が浮かび上がってきました。そこで期待されるのが、金属の低温超伝導よりはるかに高い磁場を出せるセラミックスの高温超伝導です。

続きはソースで

ダウンロード (1)


引用元: 【技術】コンパクト超高磁場NMRの実現へ レアアース系高温超伝導ワイヤを使用したNMR装置を開発

コンパクト超高磁場NMRの実現へ レアアース系高温超伝導ワイヤを使用したNMR装置を開発の続きを読む