1: 2014/12/22(月) 22:40:49.23 ID:???.net
掲載日:2014年12月22日
岡山大学はこのほど、豚糞尿由来のバイオガスを燃料とする固体酸化物燃料電池(SOFC)において、バイオガスからの炭素析出を抑制できる触媒の組成を決定し、作動温度600℃でLED電球の点灯に成功したと発表した。
同成果は同大学大学院環境生命科学研究科の三宅通博 教授、岡山県農林水産総合センター畜産研究所の白石誠 専門研究員らの共同研究グループによるもので、日本セラミックス協会2015年年会で内容が発表される予定。
バイオガスを燃料とするSOFCの開発においては、バイオガスからの炭素析出が作動温度の低温化に対し障害となる。同研究グループは、炭素析出を抑制できる触媒の組成を決定し、バイオガスを効率よく利用するための改質装置およびSOFC発電性能評価装置で評価をした。
改質バイオガスを燃料として単セルの発電試験を行った結果、バイオガスを直接燃料とする場合より、約200℃低い600℃でLED電球を点灯することができた。また、4時間程度の発電のあいだ、炭素析出はほとんど見られなかったという。
今後、長時間運転による触媒性能や発電性能の経時変化に基づき、触媒や燃料極を改良することで、バイオガスを燃料とする中温作動型SOFCの実現にさらに近づくものと期待される。
<画像>
作動温度600℃でLED電球を点灯
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/22/131/images/001l.jpg
<参照>
畜産由来のバイオガスを燃料とする固体酸化物燃料電池の開発 - 国立大学法人 岡山大学
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id257.html
<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/22/131/
岡山大学はこのほど、豚糞尿由来のバイオガスを燃料とする固体酸化物燃料電池(SOFC)において、バイオガスからの炭素析出を抑制できる触媒の組成を決定し、作動温度600℃でLED電球の点灯に成功したと発表した。
同成果は同大学大学院環境生命科学研究科の三宅通博 教授、岡山県農林水産総合センター畜産研究所の白石誠 専門研究員らの共同研究グループによるもので、日本セラミックス協会2015年年会で内容が発表される予定。
バイオガスを燃料とするSOFCの開発においては、バイオガスからの炭素析出が作動温度の低温化に対し障害となる。同研究グループは、炭素析出を抑制できる触媒の組成を決定し、バイオガスを効率よく利用するための改質装置およびSOFC発電性能評価装置で評価をした。
改質バイオガスを燃料として単セルの発電試験を行った結果、バイオガスを直接燃料とする場合より、約200℃低い600℃でLED電球を点灯することができた。また、4時間程度の発電のあいだ、炭素析出はほとんど見られなかったという。
今後、長時間運転による触媒性能や発電性能の経時変化に基づき、触媒や燃料極を改良することで、バイオガスを燃料とする中温作動型SOFCの実現にさらに近づくものと期待される。
<画像>
作動温度600℃でLED電球を点灯
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/22/131/images/001l.jpg
<参照>
畜産由来のバイオガスを燃料とする固体酸化物燃料電池の開発 - 国立大学法人 岡山大学
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id257.html
<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/22/131/
引用元: ・【エネルギー】岡山大、豚糞尿由来のバイオガスを燃料とする固体酸化物燃料電池を開発
豚糞尿由来のバイオガスを燃料とする固体酸化物燃料電池を開発の続きを読む