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統合失調症

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1: 2014/11/07(金) 21:19:30.52 ID:???0.net
認知症患者、5人に1人に抗精神病薬を処方
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141106-OYT1T50134.html
読売新聞 2014年11月07日 10時45分


 認知症患者の5人に1人が、主に統合失調症に用いられる抗精神病薬を処方されているとする調査結果を医療経済研究機構がまとめた。

 抗精神病薬は認知症患者の死亡リスクを高めるとされ、欧米では処方が大幅に減っているが、国内では逆に微増していた。

 同機構は、2002~10年に認知症治療薬を処方された65歳以上の患者のべ1万5600人分の診療報酬明細書を分析。08~10年に、合わせて抗精神病薬も処方されていた患者の割合は21%で、02~04年の1・1倍だった。

 抗精神病薬は幻覚や興奮といった症状を鎮める効果がある。認知症患者への投与は本来認められていないが、激しい興奮、暴力といった認知症患者の症状を抑えるために医師の判断で処方されている。

 研究をまとめた奥村泰之研究員は「医療機関が家族や介護者に、患者への接し方を助言するなどし、なるべく薬を使わずに症状を抑える取り組みを広げる必要がある」と話している。

引用元: 【医療】認知症患者、5人に1人に抗精神病薬を処方 死亡リスク高める…欧米での処方減に逆行 [11/7]

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1: 2014/11/07(金) 12:59:55.97 ID:???0.net
目の動きで統合失調症判別 大阪大、早期発見に
【共同通信】 2014/11/07 5:15:28

物を見る目の動きから、統合失調症かどうかを判別できることを大阪大と京都大のチームが7日までに発見した。チームの橋本亮太大阪大准教授(精神医学)は「早期診断法の開発につながる」としている。成果は国際的な精神医学誌電子版に掲載された。

チームによると、精神疾患は検査などによる客観的な診断が難しく、医師により診断に違いが出たり、患者や家族に具体的な検査数値を示して説明しにくかったりすることがある。

チームは統合失調症患者の目の動きに着目。画像や動画を自由に見てもらった場合、健常者に比べ、視線の動きが極端に少ないことが分かった。

ソース: http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014110701000556.html

画像: http://img.47news.jp/PN/201411/PN2014110701000701.-.-.CI0003.jpg
 (画像を自由に見たとき、視線の動き(画像上の線)が健常者(右)に比べ、統合失調症の患者は極端に少ない (大阪大提供))

引用元: 【医療】目の動きで統合失調症かどうか判別、早期発見に - 大阪大・京都大 [14/11/07]

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1: 2014/10/09(木) 16:46:55.45 ID:???0.net
社会に出て、対応し切れないことが出てきて初めて発達障害に気づくというケースが増えています。
名古屋大学大学院 准教授の岡田 俊(おかだ・たかし)さんに発達障害のタイプと診断について教えていただきました。

* * *
■大人の発達障害

■社会に出てから特性に気付く
発達障害が社会的に広く知られるようになったことで、年齢を問わず、発達障害と診断される人が増えています。
大人になってから診断されるケースには、症状が軽いものがあります。子どもの頃や学生時代には問題を感じることのなかった人が、社会に出て環境が変わったことで混乱することが多くなり、援助を必要とするようになって、発達障害であることがわかるというケースがあるのです。
発達障害とは、生まれつきの脳の働き方の違いにより、物事の捉え方や行動パターンに特徴がある状態をいいます。
発達障害の症状や特徴は子どもの頃から現れているのですが、軽度だと、社会に出るまでは、何とか工夫して乗り切れることがあります。しかし、社会に出ると、一人で多くのことをこなす必要が生じてきます。
そのため、対応可能な範囲を超え、困難を抱えてしまうことがあるのです。
具体的には、「人とうまくコミュニケーションがとれない」「仕事でミスが多い」「臨機応変に対応できない」
「計画的に物事が進められない」「かんしゃくを起こすなど、感情のコントロールが難しい」といったことがあげられます。

■発達障害のタイプと特性
発達障害は、次のようにいくつかのタイプに分けることができます。
自閉スペクトラム症は、「自閉症に連続性をもつ状態」という意味をもつ病名です。特定の領域に強い興味やこだわりがあるという特徴をもつ発達障害です。自閉症やアスペルガー症候群がここに含まれます。
注意欠如・多動症(ADHD)は、落ち着きがない、待てない、注意が散りやすい、などの特徴をもっています。
学習症(学習障害・LD)は、読み、書き、計算などのいずれかに著しい困難があるのが特徴です。
知的能力障害(知的障害)は、知能指数の低さで診断されます。
これらの発達障害を複数併せもったり、診断には至らないまでも、別の発達障害の傾向をもっていたりすることはよくあります。
例えば、自閉スペクトラム症のアスペルガー症候群の場合、知的能力障害を併せもつことは少ないのですが、注意欠如・多動症を伴うことも珍しくありません。

■発達障害の診断
発達障害の可能性が考えられる場合、受診先は精神科がよいでしょう。睡眠障害やうつ病など、精神的な不調を抱えていることも多いので、その点からも精神科が勧められます。

■問診で確認すること
発達障害の診断では、問診が非常に重要です。生まれたときのこと、小さい頃の成長の過程、家庭や学校でどのような生活を送ってきたのか、といったことを尋ねます。
母子手帳や学校の通知表などを参考に、行動や物事の捉え方のパターンを確認していくこともあります。

■知能検査とは
知能検査が行われることもあります。知能検査は、知能のレベルを調べる検査と思われがちですが、わかるのはそれだけではありません。
例えば、言葉で説明する力、計算力、目で見て捉えたことに応じて手を動かす力などをチェックすることもできます。
それらを調べることで、知能のどの領域が得意で、どこが不得意なのか、
さらに得意な領域と不得意な領域でどれだけ差があるのか、といったことも確認できるのです。
受診するときは、家族と一緒に行くことが勧められます。その人のことやそれまでの人生について最もよく知っていて、
今後の生活で協力者として最も頼りになるのは、やはり家族だからです。
■『NHKきょうの健康』2014年8月号より

http://dot.asahi.com/nhktext/2014100600065.html

※前スレ
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1412824687/

引用元: 【医療】大人になって気づく発達障害★2

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1: 2014/10/07(火) 23:14:07.86 ID:???0.net
世界的に稀な耳鳴り、音楽性幻聴に苦しむ女性がいます。
4年にわたって「that Doggie in the Window」という曲が頭の中で再生されていたそうですが、つい先日、その耳鳴りが「over the Rainbow」に曲が変わったとのこと。

音楽性幻聴…稀な疾患として知られているこの症状があります。
何も音楽が聞こえていないにもかかわらず、まるで曲が再生されているかのように聞こえる難病です。
曲は24時間聞こえるそうで、夜間でも目を覚ますほどだとのこと。

女性はひとくうんざりしており、様々な治療を受けましたが、どれも効果がなかったそうです。

耳鳴りは通常、単純な音や金属音が聞こえる症状ですが、音楽性幻聴はその名の通り、音楽が常に聞こえるという症状を特徴とします。
一般に男性より女性、若年者より60歳以上の人に多いという統計があり、そしてまた一人暮らし、難聴を持っているなどの高リスクグループが存在します。
「声が聞こえる」症状は統合失調症でもみられますが、音楽性幻聴との関連性は無いとされます。

http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2014/10/07/1412676076069_wps_16_FROM_JOHN_JEFFAY_AT_CASCA.jpg
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2783433/Pensioner-How-Much-Is-That-Doggie-Window-playing-head-4-years-s-changed-Somewhere-Over-Rainbow.html

引用元: 頭の中で音楽が延々とループする難病…音楽性幻聴に苦しむ女性

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1: 2014/09/16(火) 23:14:18.25 ID:???.net
頭の毛根細胞に精神疾患の指標を発見
掲載日:2014年9月16日

ヒトの頭皮から採取した毛根の細胞に、脳の細胞と共通する遺伝子が発現していることを、理化学研究所脳科学総合研究センターの前川素子(まえかわ もとこ)研究員と吉川武男(よしかわ たけお)チームリーダーらが見つけた。
これらの遺伝子の発現量の変化が、統合失調症や自閉症などの精神疾患の早期診断を補助するバイオマーカー(生体の指標)として使える可能性も示した。

脳の疾患の客観的な診断に道を開く発見といえる。
東京都医学総合研究所、浜松医科大学、山口大学、慶応義塾大学との共同研究で、9月11日付の米科学誌Biological Psychiatryオンライン版に発表した。

統合失調症は生涯罹患率が人口の約1%と高く、自閉症も年々増加している。
これらの精神疾患は早期に発見して治療することが特に重要なため、バイオマーカーの確立が求められているが、簡単で信頼性の高いものはなかった。
血液の検査も、採血時の体調や直前の食事に影響されやすく、問題があった。

共同研究グループは、頭皮の毛根細胞が発生学的に脳の細胞と同じ外胚葉由来であることに着目し、統合失調症患者や自閉症の人から10本の毛髪を採取して、毛根細胞での遺伝子の発現量を測定した。
脳だけで発現していると考えられていた遺伝子の多くが、毛根細胞でも発現していることを見いだし、毛根細胞が脳内の状態を反映していることを示した。

これまで精神疾患の患者の死後脳で発現量の変化が報告されていた遺伝子群について、毛根細胞でのそれらの発現量を測定し、2地域の疾患群と対照群(健常者)の計約200人で比較して、精神疾患のバイオマーカーを探した。
統合失調症患者の毛根細胞では、脂肪酸結合タンパク質(FABP)の1つであるFABP4をつくる遺伝子の発現量が対照群に比べ約40%低下し、自閉症の人の毛根細胞では、神経系の細胞同士の結合に関与するCNTNAP2 遺伝子の発現量が下がっていた。

それぞれの遺伝子の発現量低下をバイオマーカーとして使うと、統合失調症や自閉症を約70%の感度と特異度で検出できた。
いずれも発症初期から判定でき、早期診断にも役立つ可能性が考えられた。
マーカー候補であるFABP4 遺伝子の発現部位は、毛根細胞のやや内側で、毛髪を引き抜く際にずれ落ちずに残るため、毛髪の抜き方が結果に影響を与えないこともわかった。

吉川武男チームリーダーは「この毛根細胞の遺伝子発現解析は発症初期の補助診断に役立つ可能性がある。
客観的なデータがあれば、患者に説明しやすい。
毛髪をピンセットでつまむだけで引き抜けて、痛みや不快な思いを感じさせない利点も大きい。
解析も簡単で、安価にできる。
毛根細胞に脳の情報が一部集約されてくる可能性があるので、脳のほかの慢性疾患の診断に使える余地もある。
研究をさらに続けて、幅広い脳神経疾患の診断法として確立したい」と話している。
_________

▽記事引用元
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/09/20140916_03.html
Science Portal(http://scienceportal.jp/)掲載日:2014年9月16日

▽関連リンク
理化学研究所
・60秒でわかるプレスリリース
頭皮の毛根細胞を利用した精神疾患の診断補助バイオマーカーの発見
-統合失調症や自閉症の診断に役立つ可能性-
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140912_1/digest/
・報道発表資料
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140912_1/

引用元: 【脳科学】頭の毛根細胞に精神疾患の指標を発見/理化学研究所

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1: 2014/08/08(金) 05:20:07.71 ID:???.net
■記憶シナプス減少が統合失調症に関与か

 統合失調症のさまざまな症状が、記憶や感情を担う脳内ネットワークを構成するシナプスの減少によって生じる仕組みの一端を、国立精神・神経医療研究センター神経研究所微細構造研究部の一戸紀孝(いちのへ のりたか)部長と佐々木哲也研究員らが霊長類のコモンマーモセットの研究で示した。霊長類を使って記憶や感情を担う脳神経細胞の発達過程を調べた初の定量的研究で、精神疾患解明の手がかりになりそうだ。7月27日の米科学誌Brain Structure and Functionオンライン版に発表した。

 ヒトを含む霊長類は、生まれてすぐ脳の神経細胞同士が結合するシナプスを急激に増やし、少年期になると、不要なシナプスを刈り込んで、効率化していく。これは霊長類に特有の脳の発達で、マウスなどではこの現象は見られない。統合失調症などの精神疾患は「シナプス病」とも呼ばれ、シナプスの数が極端に減少して大脳皮質が平均よりも薄くなっていることがMRI画像で報告されている。

 研究グループは、霊長類のモデル動物で、小型のサルのコモンマーモセット(体重約300グラム) を使って、大脳皮質の発達過程を詳しく調べた。脳の海馬と強く結合して記憶や感情に関わる領野(24野・14r野)と、俊敏な判断に関わる領野(8B/9野)はいずれも乳幼児期にシナプスを増大させた後、少年期に入ると減少させていた。しかし、俊敏な判断に関わる領野は、思春期以降もシナプスを減少させていくのに対し、記憶に関わる領野は、思春期に入ると、シナプスを一定数に保っていた。

続きはソースで 

http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/08/20140806_02.html
http://scienceportal.jp/ SciencePorta (2014年8月6日)配信


プレスリリース~独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター
http://www.ncnp.go.jp/press/press_release140801.html
Abstract
Postnatal development of dendritic structure of layer III pyramidal neurons
in the medial prefrontal cortex of marmoset
http://link.springer.com/article/10.1007/s00429-014-0853-2

引用元: 【医学】記憶シナプス減少が統合失調症に関与か

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