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胚性幹細胞

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1: 2014/09/24(水) 12:10:52.42 ID:???0.net
 理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)らが発表したSTAP細胞は、別の万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)に酷似しているとの遺伝子解析結果を理研統合生命医科学研究センター(横浜市)の遠藤高帆(たかほ)上級研究員がまとめ、23日までに日本分子生物学会誌(電子版)に論文が掲載された。

 理研広報室は「STAP細胞の存在を否定する論文だが、細胞の存否は検証実験や残された試料の解析なども踏まえて総合的に判断する」としている。

 遠藤氏はSTAP論文(撤回済み)に併せてインターネット上に公開された遺伝子データを独自の手法で解析。一塩基多型(SNP)と呼ばれる遺伝子の塩基配列の違いを調べた。

 STAP細胞には8番染色体が通常の2本ではなく3本になる異常があった。この異常があるマウスは胎児の段階で死ぬはずだが、小保方氏らは生後約1週間のマウスからSTAP細胞を作ったと説明していた。

 この染色体異常はES細胞を培養するとよくみられる現象で、遠藤氏は「STAP細胞はES細胞に非常によく似ている」として、ES細胞が混入した可能性を指摘した。

 STAP細胞に増殖能力を持たせ、胎盤にも分化できるとした幹細胞は2種類のマウス系統の雑種から作ったとされたが、解析でその特徴はなかった。幹細胞はES細胞に加え、胎盤を形成する栄養膜幹細胞(TS細胞)という細胞も混じった可能性があるとした。

産經新聞:http://sankei.jp.msn.com/science/news/140924/scn14092405100001-n1.htm

引用元: 【STAP】「ES細胞に酷似」理研研究員、遺伝子解析し論文発表ー神戸市 [9/24]

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1: 2014/09/13(土) 23:48:00.22 ID:???.net
ヒト多能性幹細胞の一層の初期化成功
掲載日:2014年9月12日

ヒト幹細胞研究で新しい突破口が開けた。
胚性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)など既存のヒト多能性幹細胞に2 つの遺伝子を発現させて、より発生初期に近いナイーブ型多能性幹細胞を作製するのに、英ケンブリッジ大学の高島康弘研究員とオースチン・スミス教授らが初めて成功した。ヒトの生命の発生初期に迫る発見である。
安定して培養できるため、再生医療の有用なツールにもなりそうだ。欧州バイオインフォマティクス研究所のポール・ベルトーネ博士、英ベイブラハム研究所のウルフ・レイク教授との共同研究で、9月11日の米科学誌セルに発表した。

多能性幹細胞は私たちの体を構成するあらゆる細胞や組織になる能力を持つが、ナイーブ型とプライム型に大別される。
より未分化な状態のナイーブ型は、マウスでキメラ(同一個体内に遺伝的に異なる細胞が混ざること)を作ることもでき、遺伝子改変マウス作製に用いられている。これに対し、通常のプライム型はキメラ形成能を持たない。
ヒトの多能性幹細胞は、ES細胞、iPS細胞ともにプライム型で、多能性にも限界があると推測されている。

研究グループは、ヒトES細胞にNANOGとKLF2という遺伝子を一時的に発現させたところ、ナイーブ型のマウス多能性幹細胞とよく似た特徴を持つ細胞を作製できた。
この細胞をリセット細胞と名付けた。このリセット細胞は安定して自己複製し、神経細胞や心筋細胞といった他の細胞に分化することができた。
蛍光タンパク質で標識したリセット細胞をマウス初期胚に移植すると、ごく初期だけだが、ナイーブ型多能性幹細胞に特徴的なキメラ形成能があることも確かめた。

遺伝子の発現を抑制する実験でも、リセット細胞はナイーブ型多能性幹細胞に似た挙動を示すことを実証した。
一連の実験と解析から、研究グループは「リセット細胞が、ES細胞やiPS細胞など既存のヒト多能性幹細胞よりも初期化したナイーブ型である」と結論づけた。

高島康弘研究員は「生命の発生を1冊のノートに例えると、プライム型はすでに書き込みのあるノートと考えることができる。
私どもが作製したリセット細胞は、書き込みをできる限り消して、白紙に戻したノートである。
いずれの用途にも使える可能性が大きい。ヒト胚は倫理上研究材料として用いることが難しかった。
しかし、今後、このノートを出発点として、どのようにヒトの生命が始まっていくのか、生命科学の理解がより深まっていくだろう。
また、これまで難しかった組織へ分化させる技術の開発など、再生医療への応用の可能性も増す」と期待している。
___________

▽記事引用元
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/09/20140912_01.html
Science Portal(http://scienceportal.jp/)掲載日:2014年9月12日

▽関連リンク
科学技術振興機構(JST) プレスリリース
ヒト多能性幹細胞を初期胚に近い状態にリセットすることに成功
http://www.jst.go.jp/pr/info/info1046/

Cell
Volume 158, Issue 6, p1254?1269, 11 September 2014
Received: April 7, 2014; Received in revised form: July 30, 2014; Accepted: August 22, 2014;
Resetting Transcription Factor Control Circuitry toward Ground-State Pluripotency in Human
http://www.cell.com/cell/abstract/S0092-8674(14)01099-X

引用元: 【幹細胞】ES細胞やiPS細胞など既存のヒト多能性幹細胞 一層の初期化成功/英ケンブリッジ大

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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/16(月) 15:11:23.96 ID:???

 体のさまざまな細胞になる能力がある胚性幹細胞(ES細胞)から、生体の膵臓の細胞とほぼ同じ能力を持つ細胞を効率良く作ることにマウスで成功したと、熊本大などのチームが15日付の米科学誌電子版に発表した。

 作った細胞を糖尿病のマウスに移植すると、血糖値がほぼ正常値に下がった。
熊本大の粂昭苑教授は「人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、人への応用を目指したい」としている。

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2013/12/16 03:00【共同通信】
http://www.47news.jp/smp/CN/201312/CN2013121501001728.html

熊本大プレスリリース
http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2013_file/release131216.pdf

Nature Chemical biology
VMAT2 identified as a regulator of late-stage beta cell differentiation
http://www.nature.com/nchembio/journal/vaop/ncurrent/full/nchembio.1410.html



【再生】ES細胞から血糖値下げる細胞作製成功、マウスで確認/熊本大の続きを読む

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