理系にゅーす

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脊髄

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1: 2017/07/31(月) 23:28:18.33 ID:CAP_USER
左右の神経の混線を防ぐ“正中線の関所”を守る仕組み
形質遺伝研究部門・岩里研究室

Spinal RacGAP α-chimaerin is required to establish the midline barrier for proper corticospinal axon guidance
Shota Katori, Yukiko Noguchi-Katori, Shigeyoshi Itohara, Takuji Iwasato
Journal of Neuroscience DOI:
https://www.nig.ac.jp/nig/images/research_highlights/PR20170726.pdf

遺伝研のある三島からすぐ東の箱根には江戸時代、関所が設けられ入り鉄砲出女などの不適切な旅人が通過することを防ぐために厳しい取り調べがおこなわれていました。同様に、発達期の脳や脊髄の中にも関所があり、越えてもよい神経と越えてはいけない神経の選別がおこなわれています。こうした関所での神経の選別の仕組みは比較的よく研究されてきました。一方、もし、箱根の関所自体が壊れてしまったら、不適切な旅人も審査を受けずに自由に行き来できるようになってしまいますので、関所が正常に機能するためには関所を護衛することも大切です。神経でも同様ですが、これまで神経の関所が守られる仕組みは知られていませんでした。

情報・システム研究機構国立遺伝学研究所の香取将太研究員、岩里琢治教授らの研究チームは、脊髄の真ん中(正中線)にある関所に着目し、マウスを用いた実験で神経の関所を守る仕組みを世界で初めてあきらかにしました。

胎児や子供の脳・脊髄では、正中線にある関所において、正中線を通過して左右交差する神経を適切に選別し、左右の神経の混線を防いでいます。本研究では遺伝子ノックアウトの技術を駆使して、脊髄の正中線の関所を守る仕組みにαキメリンと呼ばれるたんぱく質が重要な役割を持ち、αキメリンは周辺細胞が正中線に侵入して関所を壊すのを防いでいることをあきらかにしました(図)

神経の「関所を守る仕組み」が存在することは新しい発見であり、本成果により、発達期に神経が選択的につながる仕組みの理解を進展させることが期待されます。

続きはソースで

▽引用元:国立遺伝学研究所 07月26日
https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2017/07/research-highlights_ja/20170726.html

図 脊髄のαキメリンは、神経の関所を守ることによって、不適切な軸索が通過することを防いでいる。
https://www.nig.ac.jp/nig/images/research_highlights/RH20170726.jpg
ダウンロード (1)


引用元: 【神経科学】左右の神経の混線を防ぐ“正中線の関所”を守る仕組みを世界で初めてあきらかに/国立遺伝学研究所©2ch.net

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1: 2017/04/15(土) 02:06:10.32 ID:CAP_USER
ナイジェリアで髄膜炎が猛威、今年489人死亡 WHO

CNN.co.jp 4/14(金) 14:56配信

ラゴス(CNN) 世界保健機関(WHO)は13日、ナイジェリアで髄膜炎が流行しており、今年に入って489人が死亡したと発表した。
ナイジェリアの保健当局によれば、髄膜炎の疑いのある症例は4637件に上るという。

髄膜炎は脳や脊髄(せきずい)を覆う薄い膜が冒される深刻な感染症で、脳の損傷を引き起こす場合もある。
新型の髄膜炎菌「ステレオタイプC」がナイジェリアで発生したのは2013年のことだ。

髄膜炎菌による髄膜炎の治療を受けなかった場合の致死率は50%にも及ぶ。

WHOはまた、「ワクチン供給国際調整グループ」がナイジェリアで予防接種を始めたと明らかにした。
同グループはWHOや国際赤十字、国境なき医師団などが参加し、感染症の流行時にワクチンの緊急供給を行っている。

先月、ナイジェリアの保健当局はワクチンが不足していることを明らかにしていた。

WHOによれば、早期診断されて適切な治療を受けても患者の5~10%は死に至る。多くの場合、症状が出始めてから24~48時間以内に死亡するという。

よく見られる症状としては、首のこわばりや高熱、光に敏感になることや混乱、頭痛や嘔吐(おうと)が挙げられる。

サハラ砂漠以南のアフリカ26カ国は「髄膜炎地帯」と呼ばれ、髄膜炎の発生数が多いことで知られる。ナイジェリアは中でも発生数が特に多い国の1つだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170414-35099806-cnn-int
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引用元: 【医学】ナイジェリアで髄膜炎が猛威、今年489人死亡 WHO©2ch.net

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1: 2017/04/12(水) 18:57:46.47 ID:CAP_USER9
http://www.cnn.co.jp/m/usa/35099665.html

(CNN) ハワイのマウイ島とハワイ島でこの3カ月の間に、脳の寄生虫が引き起こす広東住血線虫症の症例が9例確認されたことが12日までに分かった。ハワイ州衛生局が明らかにした。これまでのところ死者は報告されていない。

広東住血線虫症は、脳や脊髄(せきずい)の寄生虫が引き起こす疾患で、ほかにも感染が疑われる症例がマウイ島で3例、ハワイ島で1例見つかっているという。

マウイ島で感染が確認された6人のうち、4人は住民、残る2人は訪問者。ハワイ島の3人は住民だった。

ハワイ州では通常、年間1~9人の広東住血線虫症の症例が報告され、2007年以来、2人が死亡している。

続きはソースで

2017.04.12 Wed posted at 15:55 JST
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引用元: 【ハワイ】脳の寄生虫が引き起こす珍しい症例、9例を確認 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/03/29(水) 17:32:28.28 ID:CAP_USER9
事故による脊髄(せきずい)損傷で両手両足がほぼ完全な麻痺状態だった男性が、実験的装具の助けを借りて、右手を動かす機能を回復した。米ケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究チームが28日の英医学誌ランセットに発表した論文で明らかにした。研究はまだ初期段階だが、いずれ脊髄を損傷した多くの患者の人生を一変させる可能性があると期待を寄せている。

実験に使った装具は「神経義肢」と呼ばれ、患者の脳の信号を腕のセンサーに伝達することによって、脳と筋肉の間の失われた命令伝達機能を回復させる。

論文を執筆したケース・ウェスタン・リザーブ大学のアビデミ・アジボエ准教授によると、今回は過去の実験と違って、四肢がほぼ完全な麻痺状態だった重度の患者が、神経義肢のおかげで手を使って物をつかむ機能を取り戻した。

実験は研究室で患者1人のみを対象に行い、まだ一般の患者に応用できる段階には達していない。しかし技術的障壁は5~10年以内に克服できる見通しだという。

実験に協力した米クリーブランド在住のビル・コシェバーさん(53)は2006年、自転車でトラックに衝突する事故を起こして脊髄を損傷。言葉を話したり頭を動かすことはできても、両肩から下は麻痺して歩くことも、腕や指を動かすこともできなくなった。

続きはソースで

ソース/CNN
http://www.cnn.co.jp/fringe/35098925.html
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引用元: 【海外/医療】全身麻痺から右手の機能回復、「神経義肢」で脳と筋肉つなぐ [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/02/11(土) 00:26:42.72 ID:CAP_USER9
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って脊髄損傷の患者を治療する臨床研究を、慶応大学のチームが10日、学内の倫理委員会に申請した。

 早ければ来年前半にも開始する。

 臨床研究は、同大の岡野栄之教授(生理学)と中村雅也教授(整形外科)らが実施する。対象は、交通事故などで脊髄を損傷して手足が動かせなくなった18歳以上の7人。

京都大学で備蓄している他人のiPS細胞の提供を受け、神経のもとになる細胞を作製して患部に移植し、途切れた神経の回復を図る。

 学内の手続き後、安全性などを評価する国の専門家委員会の了承を得たうえで、来年から2年かけて患者の登録と移植を行い、経過を1年間観察する。チームは、脊髄を損傷したサルやマウスへの移植実験で治療効果を確認した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170210-00050123-yom-sci
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170210-00050123-yom-000-5-view.jpg
images


引用元: 【医療】iPSで脊髄治療、神経の回復図る…来年にも©2ch.net

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1: 2016/11/13(日) 01:08:47.84 ID:CAP_USER
動画:まひ治療に光、脊髄損傷のサルが歩行機能回復 国際研究

【11月10日 AFP】脳からの信号を無線で送信する最新機器を使った実験で、脊髄を損傷したサル2匹のまひ状態の脚を再び動かすことに成功した。
研究論文が9日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究者らが率いる国際研究チームが開発した「神経機能代替インターフェース」と呼ばれるこの埋め込み型機器は、人のまひ症状の改善策として近く試験が実施される可能性がある。
 
ローザンヌの大学病院で神経外科医を務めるジョスリン・ブローシュ(Jocelyne Bloch)氏は、EPFLから発表されたプレスリリースで「脳と脊柱をつなぐこのインターフェースを通じて、完全まひの患者が脚を動かせるようになることを、初めてイメージすることができるようになった」とコメントした。
 
EPFLが考案したこのインターフェースは、脳と脊椎を多元接続するコネクターで、脚の動きをつかさどる脳の部位である運動皮質からの信号を解読する。
 
次にそれらの信号を、リアルタイムで腰部の脊髄に中継し、歩行のための脚の筋肉を動かす。
 
続きはソースで

▽引用元:AFPBBNews 2016年11月11日 13:16 発信地:ローザンヌ/スイス
http://www.afpbb.com/articles/-/3107597
(リンク先に動画あり)

▽関連
Nature 539, 284?288 (10 November 2016) doi:10.1038/nature20118
Received 10 May 2016 Accepted 27 September 2016 Published online 09 November 2016
A brain?spine interface alleviating gait deficits after spinal cord injury in primates
http://www.nature.com/nature/journal/v539/n7628/abs/nature20118.html
images


引用元: 【神経科学】まひ治療に光、脊髄損傷のサルが歩行機能回復/国際研究チーム©2ch.net

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