理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

自閉スペクトラム症

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/06/18(月) 10:07:05.27 ID:CAP_USER
約3万3000年前、氷河期に洞窟壁画を描いたのは自閉スペクトラム症の人類であったという可能性が、イギリスにあるヨーク大学の考古学者・Penny Spikins氏と自閉症の専門家によって行われた研究で示されました。

How Do We Explain ‛Autistic Traits’ in European Upper Palaeolithic Art? : Open Archaeology
https://www.degruyter.com/view/j/opar.2018.4.issue-1/opar-2018-0016/opar-2018-0016.xml

How our ancestors with autistic traits led a revolution in Ice Age art: The ability to focus on detail, a common trait among people with autism, allowed realism to flourish in Ice Age art -- ScienceDaily
https://www.sciencedaily.com/releases/2018/05/180514095522.htm

Prehistoric autism helped produce much of the world's earliest great art, study says | The Independent
https://www.independent.co.uk/news/science/archaeology/prehistoric-autism-cave-paintings-barry-wright-penny-spikins-university-of-york-a8351751.html

氷河期という厳しい環境は遺伝子の自然選択を発生しやすくし、人類が「長期にわたって細部にまで集中する」という能力を発達させる傾向にあったとのこと。
具体的には、環境を三次元的に知覚する能力の向上、イメージを保持する能力の向上、地形や動きのパターンを認識・分析する能力の向上があったとみられます。

上記の特徴は自閉スペクトラムの人々によく見られるものですが、この能力によって氷河期の人類は長時間の集中作業を経て効率的な石槍を作れるようになり、狩りを行う場所の広大な地形を記憶し、動物の行動パターンの記憶と分析を行えるようになりました。

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/06/17/cave-artists-autistic/002.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/06/17/cave-artists-autistic/00.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180617-cave-artists-autistic/
ダウンロード


引用元: 【考古学】氷河期の壁画が驚くほどに写実的だったのは「描き手が自閉症だったから」という説明[06/17]

氷河期の壁画が驚くほどに写実的だったのは「描き手が自閉症だったから」という説明の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/03/07(水) 11:05:21.13 ID:CAP_USER
 対人関係を築きにくい自閉スペクトラム症について、鼻にスプレーするだけでコミュニケーション能力の改善を図る新薬の臨床試験(治験)を、浜松医科大学の山末英典教授(精神医学)らが医師主導で始めた。

 中心症状であるコミュニケーション不全自体にアプローチする薬は初めて。5年程度での製品化を目指す。

 自閉スペクトラム症に対してはこれまで、障害に伴う不安やうつ、興奮など二次的な症状に対応する薬が用いられてきた。

 山末教授らは、「幸せホルモン」と呼ばれ、女性に多いオキシトシンに注目。
脳に作用し、協調性を高めるなどとする報告をふまえて研究を重ね、鼻から吸収させるスプレーを帝人ファーマと共同で開発した。

続きはソースで

関連ソース画像
https://image.yomidr.yomiuri.co.jp/wp-content/uploads/2018/03/20180307-027-OYTEI50002-N.jpg

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180307-OYT1T50011.html
images (1)


引用元: 【医学】自閉スペクトラム症に新薬治験「鼻にスプレー」[03/07]

自閉スペクトラム症に新薬治験「鼻にスプレー」の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/04/06(水) 03:55:19.81 ID:CAP_USER*.net
「対人関係の形成が難しい」「ことばの発達に遅れがある」「想像力や柔軟性が乏しく、変化を嫌う」という基準で診断される自閉症スペクトラム(ASD)患者は、健康的な人の平均寿命と比べて平均18年も寿命が短いということを示す研究結果をスウェーデンのカロリンスカ研究所が発表しました。

Premature mortality in autism spectrum disorder | The British Journal of Psychiatry
http://bjp.rcpsych.org/content/208/3/232

People on the autism spectrum live an average of 18 fewer years than everyone else, study finds - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/news/to-your-health/wp/2016/03/18/people-on-the-autism-spectrum-live-an-average-of-18-years-less-than-everyone-else-study-finds/

カロリンスカ研究所が精神医学系論文誌・The British Journal of Psychiatryで発表した研究は、自閉症スペクトル(ASD)患者の死亡傾向を調査するというもの。ASDを持つ成人が若くして死亡してしま主要原因は、心臓病やがんなどの一般的な疾患によるものではなく、自◯が最大の原因であることが判明しています。

研究はスウェーデンの国家登録データから社会コミュニケーション障害を持つ2万7000人と、健康な250万人を対象に調査が行われました。その結果、ASDを持つ人は、ASDと診断されていない人より、平均で18年も早く死亡していることがわかりました。さらに、「ASDのみ」と診断されている人は平均より12年早く死亡していますが、ASDに加えて「学習障害」と診断されている人は、平均より30年も早く死亡する傾向にあるとのこと。ASD患者が死亡する年齢は、認識能力によって左右されることが判明したわけです。

また、言語能力が高い人の中で、「自閉症スペクトラム」の概念が制定される以前にアスペルガー症候群と診断された人も、健康な人より早く死亡する可能性が2倍近くあることもわかっています。なお、全体的な傾向は性別の影響がなかったものの、学習障害を持つASDの女性に限り、早く死亡する可能性が最も高いとのこと。専門家は「これらの傾向は自閉症の遺伝的要因だけでなく、社会的要因も早期死亡率に影響を与えているかもしれない」と指摘しています。

続きはソースで

ダウンロード

Gigazine 2016年04月05日 23時00分00秒
http://gigazine.net/news/20160405-autism-spectrum-short-lived/

引用元: 【研究】自閉症スペクトラムの人が平均より18歳も短命な理由とは?

自閉症スペクトラムの人が平均より18歳も短命な理由とは?の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/03/30(水) 12:46:09.32 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】視線パターンで思春期・青年期の自閉スペクトラム症を高率で見分けることが可能に - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/44774


研究成果のポイント

•自閉スペクトラム症(Autism spectrum disorder: ASD、注1)の診断基準にはアイコンタクトの異常が含まれていますが、その判断は医療者の主観的な判断でこれまで行われてきました。本研究において、臨床場面でも簡便に実施できる視線計測装置Gazefinder®(注2)を使って、思春期・青年期のASD男性に視線計測を実施したところ、ASD群に特有の視線パターンを検出することができました。
•ASD群に特有の視線パターンの結果を使って、ASD群と定型発達群を弁別したところ、高い確率(80%以上)でASD者と定型発達者を分けることができました。
•臨床場面で視線の異常を簡便かつ客観的に測定できる機器はこれまでになく、幼児用に開発したGazefinder®が、思春期・青年期のASD診断のための有用な補助機器の1つになると考えられます。


臨床場面でも簡便に実施できる視線計測装置Gazefinder®で、自閉スペクトラム症(ASD)のある思春期・青年期男性の視線計測を実施したところ、健康な同年齢集団(定型発達群)と比較して、特有の社会的情報(人の顔における目など)への注視パターンを示すことを明らかにしました。臨床場面で簡便に実施できる機器を用いたASD特有の視線パターンの報告は初めてです。今後、様々な年齢層や対象児者に対しての検証を重ねていくことで、社会性の特徴の把握やASDの診断の補助ツールとしてGazefinder®が広く使用されるなど、ASDの臨床に非常に大きな影響を与えうる研究であると考えています。

本研究は、日本医療研究開発機構「脳科学研究戦略推進プログラム」(平成27年度に文部科学省より移管)の事業の一環として行われ、大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学 連合小児発達学研究科の共同研究として、福井大学子どものこころの発達研究センター 小坂浩隆 特命教授、医学部精神医学領域 藤岡徹 学術研究員、連合小児発達学研究科科長 片山泰一 教授、浜松校 土屋賢治 准教授を中心に行われました。

今回の研究成果は、英国科学雑誌「Molecular Autism」(3月23日付)電子版に掲載されます。

続きはソースで

no title
 

引用元: 【医療技術】視線パターンで思春期・青年期の自閉スペクトラム症を高率で見分けることが可能に

視線パターンで思春期・青年期の自閉スペクトラム症を高率で見分けることが可能にの続きを読む

このページのトップヘ