理系にゅーす

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1: 2017/12/29(金) 05:27:05.23 ID:CAP_USER
花びらの色や形のように、熱パターンも花の種類によって異なるのが印象的です。

花粉を媒介するミツバチなどの昆虫と花の関係は、より親密に、お互いの利益を高めるよう進化してきました。
とりわけ花は、カラフルな花びらやアロマティックな香りを特徴としていますが、新たな研究によると多くの花が、ミツバチが検知できる複雑な熱パターンを持つことがわかりました。

植物の発熱現象は、太陽光から吸収したエネルギーを再分配する能力に由来しています。
これについてはすでに科学者らの研究によって特定されていましたが、こうした熱にミツバチが反応することは今回、イギリスのブリストル大学、Heather Whitney氏率いる研究チームによって新たに発見されました。

eLifeで公開された論文によると、研究ではサーモカメラを使って、ブリストルにあるRoyal Fort Gardensなどの植物園に咲く、ポピー、半日花、デイジーといったあらゆる花が調査されました。

その結果、118種の花のうち55%がミツバチが検出することができる2度の温度差よりも大きな温度差を示しました。
ほかの植物と比べて熱パターンは平均4〜5度高く、なかには11度高い花があることも確認されました。

研究チームはこうした熱にミツバチが本当に誘われるのか調べるため、花の色パターンではなく、観察された熱パターンを再現して実験を行ないました。

続きはソースで

画像:花によってそれぞれ異なる複雑な熱パターンが確認されました。
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2017/12/26/171226UniversityofBristol2.jpg

画像:人工の熱パターンを使った実験。サーモカメラで(上)と、実際に人間の目で見える状態(下)
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2017/12/26/171226UniversityofBristol3.jpg

GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2017/12/flowers-express-invisible-heat-patterns-to-attract-bees.html
ダウンロード


引用元: 【植物】花は、人間の目には見えない「熱」でミツバチを誘ってる

花は、人間の目には見えない「熱」でミツバチを誘ってるの続きを読む

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1: 2015/08/08(土) 13:22:21.67 ID:???.net
クモが天敵ハチのベッドメイキング ―寄生バチがクモを操作し特定の造網行動を誘発していることを発見― | 国立大学法人 神戸大学 (Kobe University)
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/research/2015_08_06_01.html


https://www.youtube.com/embed/G7YW8Fkei48
参考動画:ニールセンクモヒメバチ幼虫に操作されて網を強化するギンメッキゴミグモ

画像
http://www.kobe-u.ac.jp/images/NEWS/research/2015_08_06_01-1.jpg
クモヒメバチに寄生されたギンメッキゴミグモ。幼虫は一定の大きさになるまでクモを生かしたまま成長する。
http://www.kobe-u.ac.jp/images/NEWS/research/2015_08_06_01-2.jpg
通常時のギンメッキゴミグモの網。らせん状に網が広がっている。
http://www.kobe-u.ac.jp/images/NEWS/research/2015_08_06_01-3.jpg
クモヒメバチの幼虫に操作されて作られた網。単純な構造で、装飾糸が存在する。クモが脱皮時につくる網と酷似している。


神戸大学大学院農学研究科の髙須賀圭三研究員らの研究グループは、クモに寄生するハチの幼虫がクモを操作して作らせるさなぎ用の網が、クモの脱皮前に張る休息網を起源としていることを明らかにしました。さらに、糸の強度を調べたところ、休息網よりも強化されていることがわかりました。元々ある造網行動を発現させていることから、網操作の分子機構が解明されれば、クモ糸の産業化に貢献することが期待されます。この研究成果は8月6日、「Journal of Experimental Biology」に掲載されました。

クモヒメバチ(ヒメバチ科)はクモの背中に卵を産み付け、孵化した幼虫はクモに外部寄生して成長します。孵化から10~14日後にはさなぎになる準備を始め、クモの行動を操作してさなぎに最適な網を張らせたうえでクモを◯し(網操作)、その後約10日間で成虫となります。

髙須賀研究員らによる研究の結果、クモヒメバチの一種によってクモが作らされるさなぎ用の網の構造が単純であることや、鳥や虫などの衝突を回避させるため紫外線を反射する機能を持つとわかった「装飾糸」の存在から、クモが脱皮前に張り同様の構造をもつ「休息網」を操作の起源としていることがわかりました。

続きはソースで

images



引用元: 【生態学】寄生バチがクモを操作し特定の造網行動を誘発していることを発見 神戸大学

寄生バチがクモを操作し特定の造網行動を誘発していることを発見 神戸大学の続きを読む

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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/12/15(日) 06:30:14.67 ID:???

熱帯域に広く分布するヤドカリの仲間のオカヤドカリが花の蜜も食べることが、このほど確認された。
南大東島などでオカヤドカリの観察をした琉球大学の傳田哲郎准教授らが学会誌に発表した。世界初の事例報告だという。

オカヤドカリはこれまで、雑食で多様な餌を食べるとの報告があった。
2006年、南大東島でボロジノニシキソウの花の蜜腺にオカヤドカリがハサミをつけて口に運んでいるのを同島在住の東和明さん(県文化財保護指導員、本紙通信員)が発見し、撮影に成功した。

写真を入手した傳田准教授らのグループが、06~11年に南大東島、石垣島、沖縄本島や周辺離島を調査して確認。
今年、論文にまとめたことで花蜜の摂食が初めて実証された。

傳田准教授は、写真のオカヤドカリの脚に花粉がついていることにも注目。
花粉媒介(動物が花粉を運び他の植物に受粉させること)の可能性も指摘した。

慎重な検討が必要としながらも、確認できればオカヤドカリでは初、甲殻類全体でも極めて珍しい事例だという。

傳田准教授は「複数の島で花蜜食が観察できたことから、琉球諸島のオカヤドカリでは一般的な行動だろう。
海岸に生育する植物を幅広く利用しているようだ。今回観察されたのは貝の大きさが3センチ未満のオカヤドカリばかりで、
花蜜食が小型個体に限定されるのかについて調査を続けたい」と話した。

きっかけとなった写真を撮影した東さんは「気配を悟られるとヤドカリはすぐに花から離れるので、慎重に撮影した。
その瞬間は『見つかっちゃった』という顔に見えたのを覚えている。
身近な生物の当たり前の行動だとみていたが、新たな発見ということで驚いた。
観察を続けていれば他の生物でも同じようなことがあるだろう」と喜んだ。

ソース:沖縄タイムズ(2013年12月14日 07:47)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=58830
画像:花の蜜を食べるオカヤドカリ。脚に花粉がついていることも注目される(東和明さん撮影)
318bbea8.jpg

http://www.okinawatimes.co.jp/article_images/20131214/PICKH20131214_A0030000100600006_r.jpg



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