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計測

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1: 2014/12/24(水) 20:53:34.32 ID:???.net
掲載日:2014/12/24

 東京大学は12月19日、粘着性のあるゲルを開発し、湿布のように体に貼り付けるだけで生体情報を計測できるシート型センサを作製したと発表した。

 同成果は、同大大学院 工学系研究科の染谷隆夫教授、リー・ソンウォン博士研究員らによるもの。
詳細は、「Nature Communications」に掲載された。

 ビッグデータなど情報通信技術の目覚ましい発展に伴い、生体情報を計測する技術の重要性が増している。
計測の精度を良くするためには、センサを測定対象に直接接触させることが理想的で、近年、センサを生体に直接貼り付けた際の装着感や違和感を低減するために、高分子フィルムなど柔らかい素材の上に電子部品を作製する研究が活発に進められている。中でも、生体に直接接触するセンサの表面には、生体との親和性や粘着性など高度な性能を実現することが求められていた。

 今回、研究グループは生体適合性に優れる素材だけで、粘着性があり、かつ光で形成できるゲルを作ることに成功した。
また、このゲルを応用して、湿布のように体に貼り付けるだけで生体情報の計測を行うことができるシート型センサを開発した。
同シート型センサは、人間の皮膚やラットの心臓の表面に直接貼り付けて、ひずみのような物理量や心電など生理電気信号を計測することができる。さらに、表面に粘着性があるため、ダイナミックに対象物の表面が動いても、シート型センサは表面からずれたり取れたりすることなく長時間安定に計測が可能となった。

 今回の成果により、湿布や絆創膏のように体に直接貼り付けるシート型センサを使って生体情報を計測する技術が一層発展し、ヘルスケア、スポーツ、医療、福祉など多方面で活用されることが期待されるとコメントしている。

<画像>
生体適合性に優れ、粘着性があり、光で形成できる新型ゲル。写真のように、人の掌の形に追従して貼ることができる。
また、新型ゲルの上に100円玉をのせて掌を振っても、ふり落ちないくらい表面に粘着性を有しているという
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/24/481/images/001l.jpg

<参照>
共同発表:体に直接貼る生体情報センサーの開発に成功~粘着性ゲルによって、動いてもセンサーが剥がれない~
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20141219-2/index.html

A strain-absorbing design for tissue–machine interfaces using a tunable adhesive gel : Nature Communications : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/ncomms/2014/141219/ncomms6898/full/ncomms6898.html

<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/24/481/

引用元: 【技術】東大、粘着性ゲルを開発 - 体に直接貼る生体情報センサを作製

東大、粘着性ゲルを開発 - 体に直接貼る生体情報センサを作製の続きを読む

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1: 2014/12/03(水) 09:40:58.02 ID:???.net
ニュース - 科学&宇宙 - 「サウロンの目」銀河までの距離を特定 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141128002


 天文学者らのチームが26日、宇宙にある多くの物体と地球との距離を測る新たな方法が、銀河の中心に潜む巨大なブラックホールから得られたと発表した。新しい計測法は、これまでよりはるかに正確だという。

 天体の距離を測る上で突破口となったのは、銀河NGC 4151だ。映画「ロード・オブ・ザ・リング」に登場する災いをもたらす悪役に似ていることから、「サウロンの目」(Eyeof Sauron)と呼ばれている。

 邪悪な姿をしたこの銀河と地球との距離は、従来の推定では1300万~9500万光年と非常に幅があった。しかし天文学者らは、土地測量と同様の手法を用いることで距離を6200万光年と特定できたとしている。

 今週発表された論文で画期的な計測方法が詳しく述べられているが、映画の筋書き同様「リング」が重要な鍵を握っている。この場合のリングは、NGC 4151の中心にある巨大なブラックホールを取り巻く、ちりでできた輪だ。

◆めったにない贈り物

 サウサンプトン大学のセバスチャン・ホーニグ(Sebastian Hoenig)氏率いる天文学者らの研究チームは、ハワイ、マウナケア山頂にあるW・M・ケック天文台の口径約10メートルの望遠鏡2基と干渉測定を利用。2基の望遠鏡の物理的な距離と等しい、口径約85メートルの単一鏡と同じ解像度を実現した。これはハッブル宇宙望遠鏡の100倍の解像度に相当する。

 これにより研究チームは、NGC 4151の中心と、ブラックホールを取り囲む高温のちりでできたリングからの赤外線放射を非常に鮮明な画像でとらえることができた。このような赤外線放射は、同様の「活動銀河」によく見られる特徴だ。次に、リングからブラックホールまでの距離を三角形の底辺として用い、研究者らは地球からNGC 4151までの距離を割り出すことに成功した。

続きはソースで

今回の研究成果は、「Nature」誌に11月27日付で掲載された。

引用元: 【宇宙】「サウロンの目」銀河までの距離を特定

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1: 2014/08/01(金) 01:25:41.82 ID:???.net
天の川銀河、従来説より「軽い」 英研究  2014年07月31日 10:12 発信地:ロンドン/英国

【7月31日 AFP】「天の川銀河(Milky Way)」は、これまで考えられていたよりも「軽い」との研究論文が30日、英国王立天文学会の学会誌「Monthly Notices of theRoyal Astronomical Society、(MNRAS)」に発表された。

 英エジンバラ大学(University of Edinburgh)が主導する研究チームによると、今回の研究では、太陽系が存在する天の川銀河の質量を正確に量ることに初めて成功したとしており、天の川銀河に含まれる質量は、同じく渦巻き構造を持つ近傍の銀河、アンドロメダ(Andromeda)銀河(M31)の半分程度であることが分かったという。

 研究を率いたホルヘ・ペナルビア(Jorge Penarrubia)博士は「われわれは常々、アンドロメダ銀河の方が天の川銀河より質量が大きいのではないかと考えてきたが、両方の銀河が同様の質量を持つとするのは極めて困難であることが判明した」と語る。

 アンドロメダ銀河の方に存在する重い分の質量は、銀河の外側の領域の大半を占めているとされる見えない物質「暗黒物質(ダークマター)」によるものと、研究は結論付けている。暗黒物質についてはまだ詳細には理解されていない。

 大きさがあまり変わらない2つの銀河だが、天の川銀河にはアンドロメダ銀河の約半分の暗黒物質しか存在しないと研究チームは推定している。

続きはソースで

(c)AFP

アンドロメダ銀河(メシエ31)の写真。Credit: Adam Evans.
http://www.ras.org.uk/images/stories/press/Andromeda_Galaxy_small.jpg

ソース:AFP BB NEWS(2014年07月31日)
天の川銀河、従来説より「軽い」 英研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3021925

原論文:Monthly Notices of the Royal Astronomical Society
Jorge Penarrubia, et al. A dynamical model of the local cosmic expansion.
http://mnras.oxfordjournals.org/content/443/3/2204

参考(ケンブリッジ大グループの研究):arXiv
Jonathan D. Diaz, et al. Balancing mass and momentum in the Local Group.
http://arxiv.org/abs/1405.3662v2

プレスリリース:University of Edinburgh(Jul 30, 2014)
Study sheds light on Milky Way
http://www.ed.ac.uk/news/2014/galaxy-300714

引用元: 【天体物理学】天の川銀河、従来説より「軽い」

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1: そーきそばΦ ★ 2014/01/21(火) 22:55:13.96 ID:???0

脳の血流量を測ってうつ病などの診断に役立てる技術や、肥満患者への胃切除手術など、保険外の治療だが入院費など一部に保険がきく先進医療の8技術について、厚生労働省の有識者検討会「先進医療会議」は、「保険適用するのが望ましい」という見解をまとめた。

 22日の中央社会保険医療協議会に報告し、了承されれば4月に保険適用となる。

 うつ病などの診断は「光トポグラフィー検査」と呼ばれ、患者に帽子状の装置を頭にかぶってもらい脳の血流量を測る。
うつ病や統合失調症などを見分け、適切な治療につなげる。現行で約1万3000円かかる検査が、保険適用になれば数千円で済む見通しだ。

 このほかBMI(体格指数)が35以上の重度の肥満患者を対象に、食べられる量を減らすため、腹部に小さい穴を開けて胃を切除する技術も保険適用の候補となった。開腹手術による胃切除に伴う感染症のリスクを減らせる。
先進医療では約29万円かかるが、保険適用で約10万円になる可能性があるという。

読売新聞 1月21日(火)22時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140121-00000642-yom-soci
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肥満患者への胃切除手術を保険適用に 厚労省検討会が見解の続きを読む

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