1: 2015/01/16(金) 06:08:54.25 ID:???0.net
掲載日 2015年01月16日
東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の三澤貴宏助教、今田正俊教授らの研究グループは、鉄系の高温超電導体の超電導が「電子密度のゆらぎ」の増大によって引き起こされるという証拠を、スーパーコンピューター「京(けい)」を使った理論計算によって明らかにした。
三澤助教らは、鉄系超電導体を第一原理計算によって理論解析し、従来はあまり重要だと思われていなかった一様な電荷感受率と呼ばれる、電子密度のゆらぎの増大が超電導の原因であることを見いだした。
まず、量子力学、統計力学の法則に従って、鉄系超電導体の物質構造だけを入力として、実験結果と一致する性質を持つ超電導状態を計算機の中に数値的に作り出した。さらに、実験では直接制御することが難しい物質中の電子間に働く相互作用をコンピューターの中で制御することで、超電導を生じさせている主な要素を突き止めた。
鉄系超電導は2008年に東京工業大学の細野秀雄教授のグループによって発見されて以来、この物質群に属する化合物が多数発見されている。しかし、超電導が生じる詳細な仕組みはいまだに解明されていない。
(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:日刊工業新聞 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720150116eaab.html
東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の三澤貴宏助教、今田正俊教授らの研究グループは、鉄系の高温超電導体の超電導が「電子密度のゆらぎ」の増大によって引き起こされるという証拠を、スーパーコンピューター「京(けい)」を使った理論計算によって明らかにした。
三澤助教らは、鉄系超電導体を第一原理計算によって理論解析し、従来はあまり重要だと思われていなかった一様な電荷感受率と呼ばれる、電子密度のゆらぎの増大が超電導の原因であることを見いだした。
まず、量子力学、統計力学の法則に従って、鉄系超電導体の物質構造だけを入力として、実験結果と一致する性質を持つ超電導状態を計算機の中に数値的に作り出した。さらに、実験では直接制御することが難しい物質中の電子間に働く相互作用をコンピューターの中で制御することで、超電導を生じさせている主な要素を突き止めた。
鉄系超電導は2008年に東京工業大学の細野秀雄教授のグループによって発見されて以来、この物質群に属する化合物が多数発見されている。しかし、超電導が生じる詳細な仕組みはいまだに解明されていない。
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引用元:日刊工業新聞 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720150116eaab.html
引用元: ・【科学】 「電子密度のゆらぎ」増大が鉄系超電導の原因に-東大が理論計算で証明 [日刊工業新聞]
「電子密度のゆらぎ」増大が鉄系超電導の原因に-東大が理論計算で証明の続きを読む