理系にゅーす

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過剰

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1: 2018/12/25(火) 18:03:32.20 ID:CAP_USER
■疲労には2種類ある
「疲れる」ということはヒトが生命活動をしていく上で必要なサインで、過剰な活動に よって疲弊したり病気になるのを防ぐための重要な症状なのです。

疲れるサインを無視して働き続けたり体を酷使し続けると、過労死やうつ病、生活習慣病をはじめとする様々な病気が起こってしまいます。じつは、その「疲労」は、カラダとアタマを守るための機構として2種類に大別されます。

一つはカラダの疲労、運動などによる肉体的な疲労「末梢性疲労」、もう一つは肉体的な限界に至る前に感じられる疲労「中枢性疲労」です。この2種類の疲れは表裏一体の関係にありますが、『今、自分がどちらの疲れを強く感じているのか』を自覚することで、その時有効な疲れの対処法が変わりますので、疲れを感じた時、まずこの2種類を意識するようにしましょう。(*1)

それを踏まえた上で、疲労の原因が何かを解説したいと思います。

■「疲労物質=乳酸」はもう古い!?
これまで「乳酸」が疲労の原因物質と考えられていましたが、近年の研究によりその考え方は過去のものになりつつあります。従来、乳酸は筋肉の中では疲労回復を遅らせると考えられてきました。血中に放出された乳酸は体内pHの低下(体液のバランスが酸性に傾く)を生じさせることに加え、乳酸が脳にも回り、これが筋肉疲労を脳に知らせているシグナルで、かつ脳の疲労の原因物質であるかのように極めて単純に考えられた時代もありました。(*2)

しかし、乳酸は疲労を抑制するように働く、という従来と真逆の研究成果が注目を集めています。乳酸は運動により筋内から血中に放出されますが、筋肉や心臓に取り込まれ、エネルギー源として利用されることが判明しました。また、脳でも乳酸が神経細胞周囲の細胞によって作られますが、疲労の抑制やエネルギー物質として利用されることがわかってきたのです。(*3)

(中略)

■脳の疲れと疲れに伴う症状は「酸化ストレス」が引き起こしていた
前頭前野で処理されたストレス刺激が脳内で大きくなると、脳の活動が活発になり脳の酸素消費量が増大します。酸素がたくさん使われた後には、その副産物として大量の活性酸素、つまり酸化ストレスが産生されます。通常は酸化ストレスから細胞を守るシステムが働き、活性酸素は除去されますが、処理しきれないほどの酸化ストレスが産生されると、細胞がダメージを受け機能不全に陥ってしまいます。このダメージやストレス負荷が脳の各部位に伝わることで、疲れやだるさを感じたりカラダに異常が生じるのです。(*6)

■前頭前野:作業効率が落ちる、やる気がなくなる、寝られないなどの症状が現れます。これは疲労感を増悪させ、さらにストレスがかかるという負の連鎖に陥ります。

■大脳辺縁系:大脳辺縁系にストレス負荷が伝わると、ストレスから身を守るために自律神経、内分泌などを介してストレス反応を形成します。その結果、胃腸の不良、肩こり、頭痛、注意力低下、抑うつ感などが症状として現れます。

■脳内神経伝達:疲労感と脳内の「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質の枯渇は密接に関係しているとされます。脳細胞が酸化ストレスによりダメージを受けることでセロトニンが枯渇してしまい疲労感が増します。うつ病では、このセロトニンの低下がうつ状態の主因と考えられており、セロトニン神経伝達部位でのセロトニンを薬剤によって増やすとうつ状態が改善されることが知られています。
https://cdn.serai.jp/wp-content/uploads/2018/10/Slide1-640x480.jpeg

続きはソースで

https://www.huffingtonpost.jp/yasuhiro-nakamura/fatigue-lactic-acid_a_23622054/
images (1)


引用元: 【医学】〈酸化ストレス〉「疲労物質=乳酸」はもう古い|「疲れ」はどこから来るのか[12/25]

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1: 2018/06/22(金) 14:02:29.29 ID:CAP_USER
【6月20日 AFP】カナダでは、オピオイド系鎮痛剤の乱用による「オピオイド・クライシス(鎮痛剤危機)」で2017年に4000人近くの命が奪われた。
同国の公衆衛生当局が19日、明らかにした。主な死因は強力な鎮痛薬フェンタニルの過剰摂取で、当局は事態がさらに悪化していると警告した。

 オピオイド関連の死者数は前年比34%増で、過剰摂取による死亡事故で最も多かったのはフェンタニルを路上の麻薬密売人から違法に入手した30~39歳の男性が関与したケースだった。

 2017年の死者3987人の90%近くが、アルバータ(Alberta)州、ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州、オンタリオ(Ontario)州のわずか3州に集中した。
公衆衛生当局は、報告書の中で「カナダは増大する深刻な鎮痛剤危機に見舞われる状況が続いている」と述べている。

 フェンタニルはヘロインの30~50倍、モルヒネの50~100倍強力な作用を持つと考えられている。

続きはソースで

(c)AFP

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/5/320x280/img_65b169ba606efeef38f2314012201f00134607.jpg

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3179236
ダウンロード (1)


引用元: 【医学】カナダの「オピオイド(系鎮痛剤)危機」、17年死者4000人 公衆衛生当局[06/20]

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1: 2018/01/15(月) 14:51:00.60 ID:CAP_USER
福岡県の60代の女性が、猫などの動物から人間にうつる感染症によって、おととし死亡していたことがわかり、厚生労働省はペットの動物などとの過剰な接触を避けるよう注意を呼びかけています。

この感染症は「コリネバクテリウム・ウルセランス」と呼ばれる菌に感染して起きるもので、おととし5月、福岡県に住む60代の女性が呼吸困難に陥り死亡しました。

この感染症は犬や猫などの動物が持つ菌に感染することで発症し、厚生労働省によりますと女性はふだんから屋外で野良猫に餌を与えていて、その際に感染したと見られています。

感染するとかぜに似た症状などが出て、重い場合は呼吸困難を引き起こすおそれもあり、去年11月までに国内で25人の感染が報告されていますが、この感染症による死亡が確認されたのは初めてだということです。

抗生物質を投与することで治療でき、厚生労働省は今月、自治体や医師会などに通知を出して、感染が疑われるケースがあれば報告するよう求めました。
厚生労働省はかぜに似た症状が出ているペットや動物との過剰な接触を避けることや、動物に触ったあとには手洗いなどを徹底するよう呼びかけています。

続きはソースで

埼玉獣医師会
www.saitama-vma.org/topics/コリネバクテリウム・ウルセランスとは何ですか/

NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180115/k10011289341000.html
ダウンロード


引用元: 【医学】動物からの感染症で女性死亡 ペットなど過剰な接触に注意を

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1: 2017/12/27(水) 12:18:39.04 ID:CAP_USER
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)の国立衛生統計センター(NCHS)はこのほど、2016年の米国人の平均寿命が78.6歳で、前年より0.1歳短くなったとの調査結果を発表した。
平均寿命が前年を下回ったのは15年に続いて2年目。2年連続の短縮は1962~63年以来、50年以上起きていなかった。

NCHSの死亡統計部門の責任者は、2年間のデータだけでは米国人の寿命が全体として短縮傾向にあるとは言い切れないとしたうえで、
懸念材料であることは確かだと指摘。
特に、鎮痛剤として処方される「オピオイド」を中心とした薬物の過剰摂取による中毒死が心配だと語った。

今年のデータは今のところ、年初からのほぼ半分が明らかになっているが、薬物関連の死亡は増え続けていることがうかがえるという。結果として平均寿命が3年連続の短縮を記録すれば、100年前にスペインかぜが流行した時以来の現象となる。

NCHSの報告書によると、昨年の米国人の寿命は男性が76.1歳、女性が81.1歳だった。
死因で特に多いのは心疾患とがんで変わらず、これに上位10位までのうち慢性の下部呼吸器疾患、脳卒中、糖尿病、インフルエンザと肺炎、腎臓疾患を加えた計7項目は死亡率が下がっていた。
上昇したのは不慮の事故とアルツハイマー病、自◯の3項目だ。
不慮の事故に含まれる薬物の過剰摂取では、昨年1年間に6万3600人が死亡した。

続きはソースで

CNN
https://www.cnn.co.jp/fringe/35112541.html
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引用元: 【医学】米国人の平均寿命、2年連続で短縮 目立つ薬物中毒

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1: 2017/11/23(木) 19:12:26.44 ID:CAP_USER
【11月23日 AFP】
(更新)エネルギー革命をもたらすと考えられてきたLED(発光ダイオード)照明が広く利用されることが、世界中で過剰な光による「光害」の拡大に拍車をかけているとの研究論文が22日、発表された。
光害の増加により、人間と動物の健康に悲惨な結果がもたらされるという。

 米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に発表された今回の論文が根拠としている人工衛星観測データは、地球の夜の明るさがますます増しており、屋外の人工照明に照らされた範囲の表面積が2012年~2016年に年2.2%のペースで増加したことを示している。

 専門家らは、この事態を問題視している。夜間の光は体内時計を混乱させ、がん、糖尿病、うつ病などの発症リスクを高めることが知られているからだ。

 動物に関しては、夜間の光は昆虫を引き寄せたり、渡り鳥やウミガメの方向感覚を失わせたりなどで死に直結する可能性がある。

 論文の主執筆者で、ドイツ地球科学研究センター(German Research Center for Geosciences)の物理学者のクリストファー・カイバ(Christopher Kyba)氏は、同じ量の光を供給するために必要な消費電力がはるかに少ない、より効率的な照明のLED光自体だけが問題なのではないと説明する。

 そうではなく、人間がますます多くの照明を設置し続けることが問題なのだと、カイバ氏は今回の研究について議論する電話会議で記者らに語り、「以前は明かりがなかった場所に新たな照明を増やすことがある程度、節約分を相◯してしまう」と指摘した。

 専門家らが「リバウンド効果」と呼ぶこうした現象は、低燃費の自動車にもみられる。
必要な燃料がより少ない車を買うと、車をより頻繁に使うようになったり、より遠くから通勤することにして通勤時間が長くなったりする可能性がある。

続きはソースで

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3152655

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引用元: 【環境】省エネLED、世界の(過剰な光による)光害拡大に拍車 研究

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1: 2017/11/18(土) 22:15:45.00 ID:CAP_USER
理化学研究所(理研)は、重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を用いて、陽子過剰な新同位元素である「ルビジウム-72(72Rb)」と「ジルコニウム-77(77Zr)」を発見し、核図表において72Rbが天橋立のような構造を作っていることを明らかにしたと発表した。

同成果は、理研仁科加速器研究センター実験装置運転・維持管理室の鈴木宏協力 研究員、櫻井RI物理研究室の西村俊二 先任研究員、櫻井博儀 主任研究員らを中心とする国際共同研究グループによるもの。
詳細は米国の科学雑誌「Physical Review Letters」オンライン版に掲載された。

原子核の性質は、陽子数と中性子数の組み合わせで決まり、対相関という機構により、陽子数または中性子数が偶数のときに安定性が増す。これを反映し、原子核を陽子と中性子の数で分類した核図表において、陽子をこれ以上付け加えられない境界である陽子ドリップラインは、陽子数が偶数の核では出っ張り奇数の核では引っ込むような、ギザギザした形をしている。陽子数が37のRb同位体では、38のストロンチウム(Sr)同位体と36のクリプトン(Kr)同位体が作る「岬」に挟まれた「入江」になっている。

続きはソースで

画像:研究の対象核付近の核図表 (出所:理化学研究所Webサイト)
http://news.mynavi.jp/news/2017/11/17/195/images/001.jpg

マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2017/11/17/195/
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引用元: 【化学/理研】新たな同位元素「ルビジウム-72」を発見

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