1: 白夜φ ★ 2013/11/10(日) 21:26:40.78 ID:???
日本在来ブドウ甲州、起源はコーカサスと中国
ワイン用として使われる日本の在来ブドウ品種「甲州」は、ロシア南部・コーカサス地方の品種「ビニフ◯ラ」と中国の野生種が交雑・交配して誕生したことが、独立行政法人・酒類総合研究所(東広島市)のDNA解析でわかった。
9日に山梨大(甲府市)で開かれる「日本ブドウ・ワイン学会」で発表される。
同研究所によると、奈良時代の僧・行基が薬師如来から授けられたなどの言い伝えを持つ甲州の起源を巡っては諸説あり、これまではビニフ◯ラがシルクロードを経て日本に伝わったという説が有力だった。
その一方で、「ビニフ◯ラではない」とする説もあり、同研究所が米・コーネル大などの研究チームと共同で昨年からDNA解析をしていた。
その結果、甲州は、71・5%がビニフ◯ラの遺伝子を、残り28・5%は中国の野生種の遺伝子を受け継いでおり、ビニフ◯ラと野生種が交雑した後、さらにもう1度、ビニフ◯ラと交配した品種である可能性が高いことがわかった。
同研究所研究企画知財部門長の後藤奈美さん(56)(ワイン醸造学)は「甲州の起源を解明することで、甲州の特長を生かした新種開発につながれば」と話している。
(2013年11月8日14時20分 読売新聞)
▽記事引用元 YOMIURI ONLINE 2013年11月8日14時20分配信記事
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131108-OYT1T00388.htm
▽関連リンク
独立行政法人・酒類総合研究所 研究トピックス
‘甲州’ブドウのルーツを解析 -DNA解析から、中国を経由して伝えられたことを証明-
http://www.nrib.go.jp/data/nrtpdf/2013_1.pdf
ワイン用として使われる日本の在来ブドウ品種「甲州」は、ロシア南部・コーカサス地方の品種「ビニフ◯ラ」と中国の野生種が交雑・交配して誕生したことが、独立行政法人・酒類総合研究所(東広島市)のDNA解析でわかった。
9日に山梨大(甲府市)で開かれる「日本ブドウ・ワイン学会」で発表される。
同研究所によると、奈良時代の僧・行基が薬師如来から授けられたなどの言い伝えを持つ甲州の起源を巡っては諸説あり、これまではビニフ◯ラがシルクロードを経て日本に伝わったという説が有力だった。
その一方で、「ビニフ◯ラではない」とする説もあり、同研究所が米・コーネル大などの研究チームと共同で昨年からDNA解析をしていた。
その結果、甲州は、71・5%がビニフ◯ラの遺伝子を、残り28・5%は中国の野生種の遺伝子を受け継いでおり、ビニフ◯ラと野生種が交雑した後、さらにもう1度、ビニフ◯ラと交配した品種である可能性が高いことがわかった。
同研究所研究企画知財部門長の後藤奈美さん(56)(ワイン醸造学)は「甲州の起源を解明することで、甲州の特長を生かした新種開発につながれば」と話している。
(2013年11月8日14時20分 読売新聞)
▽記事引用元 YOMIURI ONLINE 2013年11月8日14時20分配信記事
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131108-OYT1T00388.htm
▽関連リンク
独立行政法人・酒類総合研究所 研究トピックス
‘甲州’ブドウのルーツを解析 -DNA解析から、中国を経由して伝えられたことを証明-
http://www.nrib.go.jp/data/nrtpdf/2013_1.pdf
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