1: 2016/06/18(土) 21:20:02.23 ID:CAP_USER
京都市中京区の四条通に面したビルで今月中旬、ハヤブサの仲間で京都府の絶滅危惧種に指定されているチョウゲンボウの幼鳥3羽が巣立った。日本野鳥の会京都支部によると、同市の市街地での巣立ち確認は10年連続となり、「都市鳥としてチョウゲンボウが京都市中心部に定着しつつある」としている。
同支部によると4月中旬、オフィスビル高層階の非常階段に4個の卵が産み付けられた。5月上旬にふ化した白い綿毛のヒナ3羽は、ツバメやスズメなどの餌を親から与えられ、すくすくと成長。今月上旬には親鳥と同じ茶色い羽が生えそろった。
1羽が11日に非常階段を飛び出し、近くのビル屋上まで飛翔した。残りの2羽も相次いで巣立ち、現在は巣のあるビル周辺で飛ぶ練習をしながら、夜は巣に帰って過ごしている。親鳥は餌を運んだり、幼鳥がカラスなどに襲われないよう近くで見守ったりしている。
市内市街地での巣立ちは、2006年から昨年までJR二条駅舎で同支部が毎年確認してきた。しかし、今年は二条駅につがいの雄が現れず、市街地での繁殖が危ぶまれていた。06年から観察を続けている同会の西村雄二さん(61)は「今年は無理かと思ったが、巣立ってくれて良かった」と胸をなで下ろす。
チョウゲンボウは通常、断崖の岩棚などで子育てをする。同支部の梶田学保護部長は「ビルのベランダなどは断崖の岩棚に似ている。市街地にはエサとなる小鳥も多く、暮らしやすいのでは。都市に適応して数が増えていくと考えられる」と見ている。猛禽(もうきん)の都市鳥化は、米国マンハッタンや大阪府泉大津市の高層ビルで、ハヤブサの繁殖が報告されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160618-00000016-kyt-sctch
http://amd.c.yimg.jp/im_sigga_HSG8PA4qpYbivJ8NXSZA---x900-y559-q90/amd/20160618-00000016-kyt-000-2-view.jpg
巣の近くのビル屋上で、大きく羽を広げて飛び立つチョウゲンボウの幼鳥。後ろではきょうだいが見守っている(14日、京都市中京区)
同支部によると4月中旬、オフィスビル高層階の非常階段に4個の卵が産み付けられた。5月上旬にふ化した白い綿毛のヒナ3羽は、ツバメやスズメなどの餌を親から与えられ、すくすくと成長。今月上旬には親鳥と同じ茶色い羽が生えそろった。
1羽が11日に非常階段を飛び出し、近くのビル屋上まで飛翔した。残りの2羽も相次いで巣立ち、現在は巣のあるビル周辺で飛ぶ練習をしながら、夜は巣に帰って過ごしている。親鳥は餌を運んだり、幼鳥がカラスなどに襲われないよう近くで見守ったりしている。
市内市街地での巣立ちは、2006年から昨年までJR二条駅舎で同支部が毎年確認してきた。しかし、今年は二条駅につがいの雄が現れず、市街地での繁殖が危ぶまれていた。06年から観察を続けている同会の西村雄二さん(61)は「今年は無理かと思ったが、巣立ってくれて良かった」と胸をなで下ろす。
チョウゲンボウは通常、断崖の岩棚などで子育てをする。同支部の梶田学保護部長は「ビルのベランダなどは断崖の岩棚に似ている。市街地にはエサとなる小鳥も多く、暮らしやすいのでは。都市に適応して数が増えていくと考えられる」と見ている。猛禽(もうきん)の都市鳥化は、米国マンハッタンや大阪府泉大津市の高層ビルで、ハヤブサの繁殖が報告されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160618-00000016-kyt-sctch
http://amd.c.yimg.jp/im_sigga_HSG8PA4qpYbivJ8NXSZA---x900-y559-q90/amd/20160618-00000016-kyt-000-2-view.jpg
巣の近くのビル屋上で、大きく羽を広げて飛び立つチョウゲンボウの幼鳥。後ろではきょうだいが見守っている(14日、京都市中京区)
引用元: ・【生物】絶滅危惧の鳥、京都中心部で巣立ち 10年連続、都市に適応か©2ch.net
絶滅危惧の鳥、京都中心部で巣立ち 10年連続、都市に適応かの続きを読む