理系にゅーす

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1: 2018/02/22(木) 09:49:07.75 ID:CAP_USER
鼻が大きいのは「男前」? 低い声でも魅了か、中部大ほか
テングザルという奇妙なサルがいる。
東南アジア、ボルネオ島の一部にのみ生息する希少な絶滅危惧種(endangered)で、その名が示すとおり、オスは天狗のように大きな鼻をもつ。

 しかし、テングザルのオスがなぜ大きな鼻をもつようになったのかはこれまで大きな謎だった。
その謎の一端を、中部大学、松田一希准教授らが解き明かし、2月22日付けの科学誌「Science Advances」に論文が掲載された。

 論文によると、テングザルでは鼻が大きなオスほど、肉体的に強く、繁殖力も高いという。
さらに、1頭のオスと複数のメスからなるハーレムで、より多くのメスを保持していることが明らかになった。

 また、鼻が大きいほどある種の鳴き声が低くなることから、声の低さがオスの強さを示す手段になる可能性も示された。
オスの大きな鼻は、見た目だけでなく、聴覚的にもメスを魅了する武器となっているのかもしれない。

 動物の世界でオスが派手になる現象は、メスをめぐるオスの競争によって起こると考えられている。
こうした進化は「性選択」と呼ばれる。

「雌雄差の大きな特徴が異性にどうやって選ばれ、それが繁殖成功にどのように影響しているか、という性選択の仕組みはこれまで詳しく調べられていなかった。テングザルのオスの鼻の大きさが繁殖能力を表す指標となり、メスに選択されて配偶者を多く得ることにつながるという結果は、実証例として誠に貴重である」と、京都大学の総長で、ゴリラの性差や社会性に詳しい山極寿一氏は今回の研究を評価する。

続きはソースで

画像:ハーレムのオス(中央)とメスたち。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/022000078/ph_thumb.JPG

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/022000078/
ダウンロード (4)


引用元: 【霊長類】大きな鼻ほど強くてモテる、テングザルで判明 中部大ほか[02/22]

【霊長類】大きな鼻ほど強くてモテる、テングザルで判明 中部大ほかの続きを読む

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1: 2017/11/04(土) 15:47:06.30 ID:CAP_USER
【11月3日 AFP】マンモスの化石にはなぜ雄が多いのか?この謎を解明したとする研究論文が2日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。

 現代の野生ゾウと同様に、氷河時代のマンモスの若い雄も単独で行動する傾向があり、雄は雌に比べて川に落ちたり、氷を踏み抜いて落下したり、沼地や陥没穴にはまったりなどの危険な状況に陥るケースが多かった可能性が高いと、研究チームは主張している。
このような場所で絶命した個体の骨は数千年もの間保存されるのだという。

 一方で、群れで行動していた雌の場合、群れを率いる年長の雌のリーダーが地形を熟知しており、仲間の雌たちを危険から遠ざけていた。

 論文の共同執筆者で、スウェーデン自然史博物館(Swedish Museum of Natural History)のロベ・ダレン(Love Dalen)氏は「経験豊かな雌が率いる群れで生活する恩恵を受けられなかった雄のマンモスは、沼地、深い割れ目、湖などの自然の落とし穴にはまって命を落とす危険性が雌より高かった可能性がある」と話す。

 今回の研究では、シベリア(Siberia)に生息していたケナガマンモス(学名:Mammuthus primigenius)98頭の化石の性別を判別するため遺伝子データを使用した。

 その結果、化石サンプルの69%が雄であることが分かった。

続きはソースで

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3149192?pid=19520419
ダウンロード (1)


引用元: 【考古学】マンモスの化石にはなぜ雄が多いのか?単独行動に死の落とし穴

マンモスの化石にはなぜ雄が多いのか?単独行動に死の落とし穴の続きを読む

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1: 2017/09/17(日) 22:08:28.31 ID:CAP_USER
弱いオスほどよくしゃべる、ワオキツネザルで判明
フンフンと鼻を鳴らすような声で仲間にアピール、最新研究
2017.09.15

ワオキツネザル(Lemur catta)では、理解ある仲間との関係を維持するために、弱いオスほど口が達者になるようだ。
 
科学誌「Ethology(動物行動学)」誌の9月号に発表された論文によると、オスのなかで特に劣位の個体では、2種類の鳴き声が重要になる。うめくような長い鳴き声と、鼻を鳴らすような短い声だ。長い鳴き声は群れのそばにいることを確認するためのものであり、短い鳴き声は、自分の存在を許容してくれるほかの少数のサルへの親しみを伝えるものだという。(参考記事:「【動画】「笑い声」で明るい感情が伝染、NZの希少オウム」)
 
これまでの研究で、アフリカのマダガスカル島周辺に生息するワオキツネザルが20種強の鳴き声を使い分けていることが知られていた。しかし、野生のワオキツネザルの短い鳴き声の解読を試みた研究は今回が初めてだ。

「彼らは群れ全体とのつながりを保つために長い鳴き声を使い、群れの中の仲良しのサルとの関係を保つために短い鳴き声を使っているのです」
 
そう語るのは、カナダ、トロント大学の霊長類学者で、論文の筆頭著者であるローラ・ボルト氏だ。氏によれば、ワオキツネザルの社交的な行動が、多くの研究者が思っているよりはるかにニュアンスに富んでいることが分かったという。(参考記事:「【動画】リカオンがくしゃみで投票、合意形成か」)

続きはソースで

▽引用元:NATIONAL GEOGRAPHIC 2017.09.15
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/091500351/
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/091500351/?P=2

ワオキツネザルの群れはメスが支配する母系集団だ。(PHOTOGRAPH BY RAUL TOUZON, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/091500351/02.jpg
劣位のオスは、群れの仲良しの個体に向けて頻繁に短い鳴き声を発していることが分かった。 (PHOTOGRAPH BY CYRIL RUOSO, MINDEN PICTURES, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/091500351/03.jpg

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引用元: 【動物行動学】弱いオスほどよくしゃべる、ワオキツネザルで判明 フンフンと鼻を鳴らすような声で仲間にアピール©2ch.net

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1: 2017/02/19(日) 23:29:24.16 ID:CAP_USER
クワガタムシの大顎を形作る遺伝子を特定


研究成果のポイント
・クワガタムシの発達した大顎(おおあご)の形成に関与する遺伝子を特定した。
・今回特定された遺伝子群は,様々な昆虫で見られる多様な大顎形態の進化にも関与している可能性がある。

研究成果の概要

北海道大学,名古屋大学,ワシントン州立大学,モンタナ大学の研究グループは,クワガタムシの発達した大顎の形態形成に関わる遺伝子群を特定しました。
同研究グループは昆虫一般で「肢(あし)」の発生に関わる 遺伝子群に注目し,その中の dachshund という遺伝子がクワガタムシの大顎の形態形成と発達に大きく関与すること,また,aristaless と homothorax という遺伝子が,大型のオスだけが有する特徴的な大顎形態の形成に関与することを実験的に示しました。

今回の発見は,私たちにもなじみのあるクワガタムシの大きな大顎を作るメカニズムの一端を明らかにしただけでなく,多様な形態を示す昆虫の形態形成のしくみを明らかにするうえでも重要な発見と言えます。

続きはソースで

▽引用元:北海道大学 
http://www.hokudai.ac.jp/news/140217_pr2.pdf
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引用元: 【生物】クワガタムシの大顎を形作る遺伝子を特定/北海道大・名古屋大など©2ch.net

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1: 2016/07/29(金) 17:58:10.75 ID:CAP_USER
【プレスリリース】ボノボのメス達は手を組んでオスの暴力に対抗する-メス優位なボノボ社会が進化した根源を考えるー - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/48753
https://research-er.jp/img/article/20160727/20160727155612.jpg


徳山奈帆子 霊長類研究所研究員らの研究グループは、野生のボノボのメスの連合形成パターンと、凝集性や親和的交渉の頻度との関係を調査し、年下のメスがオスから攻撃を受けた時に、年上のメス(達)がそのメスを助けるという形で連合が形成されていることを発見しました。
 本研究成果は2016年7月19日に「Animal Behavior」誌で発表されました。


研究者からのコメント
 動物のメス同士の社会関係には血縁が強く関係しており、メス同士に血縁関係がない「父系」の集団形態を持つ種ではメスの社会的絆は弱いことが知られています。しかしボノボにおいては、父系の集団を形成しているにも関わらず、メス同士が強い絆を結びます。さらにボノボの社会は、メスが優位であるという点で非常に特徴的です。この研究では、ボノボのメスの連合関係がメス優位な社会の維持に重要であること、連合と凝集性、そして、親和的交渉との関係を明らかにしました。本研究は、女性が分散する傾向が強いヒトにおいての、女性同士の社会関係の進化を議論する上でも重要であると考えられます。


概要

本研究では、野生のボノボにおいて、メスの連合形成パターンと、凝集性や親和的交渉の頻度との関係を調べました。メスは強い親和的関係を結んだメスを選んで連合を組むわけではなく、年下のメスがオスから攻撃を受けた時に、年上のメス(達)がそのメスを助けるという形で連合が形成されていました。メスの連合は、ボノボのメス優位社会の進化・維持のために重要であると考えられます。この研究は2016年7月19日にAnimal Behavior誌で発表されました。

続きはソースで

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引用元: 【社会生物学】ボノボのメス達は手を組んでオスの暴力に対抗する メス優位なボノボ社会が進化した根源を考える [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/03/17(木) 00:00:31.41 ID:CAP_USER*.net
http://iwiz-cmspf.c.yimg.jp/c/cmspf/15/13/19/29/6e74bbf98cdf00ec0b2a85249c587829.jpg

■三毛のオスが生まれる確率は?
三毛のオスは珍しいですが、この世に存在しないわけではありません。さまざまな説があるのではっきりとした確率はわかりませんが、1/3000~1/30000以上の割合で生まれると言われます。わたしの母は女学生の頃に三毛のオスと暮らしていましたし、知り合いのボランティア仲間が以前オス三毛を保護した時は、写真を撮らせてもらいました。

でも確かにオス三毛が少ないことは事実です。では、オス三毛がなかなか生まれないのにはどんな理由があるのでしょうか?

■オス猫に希少なカラーとは?
まず、「三毛猫のオスは珍しい」とよく言われますが、実際に生まれにくいのはオレンジ(茶色)と黒の二色の色の毛を持った猫のオスです。二毛、いわゆるサビ猫(トーティ、ベッコウ猫)という毛色の猫です。

オレンジ色の部分のシマ模様は、消えにくい性質を持っているので、ほとんどのオレンジ色の猫には縞模様が見えていますが、黒色の部分に縞模様がなければ、単色カラー(ソリッド)となり、二色(オレンジ+黒)であればサビ猫、三色(オレンジ+黒+白)であれば三毛猫になります。

黒の部分に縞模様がある場合は、白が入っていない猫は麦わら、白が入っていれば縞三毛と呼ばれるカラーになります。

■オス三毛が生まれにくい理由はオレンジの遺伝子に秘密あり
人間も猫も同じですが、染色体は基本ペアで、父親と母親からそれぞれひとつずつもらってきます。性染色体にはX染色体とY染色体があり、女性はXX、男性はXYと表します。

生まれてくる子猫は、それぞれの両親からひとつずつカラーの遺伝子をもらってきて、その組み合わせで猫の毛色が決まります。通常、猫の毛色を決定する遺伝子は、常染色体上にありますが、オレンジ(O遺伝子・大文字のオー)だけは特殊で、伴性遺伝子と呼ばれ、X染色体上にしかありません。o(小文字オー)の遺伝子はオス、メスどちらにも存在しますが、毛色を決定するために必要なO(大文字オー)はX染色体上のみにあるので、XXを持っているメス猫には「OO」、「Oo」、「oo」の3種類が生まれますが、X染色体が一つしかないオス猫(XY)は、「O」か「o」のどちらかひとつしか持つことができないので、オレンジと黒の両方の毛を持って生まれることがないのです。

「OO」と「Oo」は、大文字Oなのでオレンジ色の毛色、「oo」は、小文字oなので黒色となります。

※大文字のO(ラージオー)
※小文字のo(スモールオー)
※説明を簡潔にするため、猫の模様(パターン)については省略しています。

続きはソースで

images (1)

http://netallica.yahoo.co.jp/news/20160316-19711624-allabout
2016/3/16 20:45

引用元: 【ねこ】三毛猫のオスが生まれにくい理由 オレンジの遺伝子に秘密あり

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