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集積

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1: 2016/01/21(木) 22:04:04.18 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】世界初、一兆分の1mlの微小単位の水を自在に制御する技術を開発 ―化学、バイオなどの幅広い分野を革新― - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/42600


ポイント

•髪の毛の数百分の1の太さのナノ流路に開閉自由な超微小スマートバルブ(弁)の作製に成功。一兆分の1ml 級の水の自在制御を世界で初めて実現
•様々な液体(液相)プロセスの精度、集積度及び処理能力の大幅向上により、化学やバイオ、材料、エネルギー、創薬、臨床医学などの幅広い分野を革新。
•次世代医療変革の推進や次世代化学技術の創出に貢献することも期待される。


研究の概要
 公立大学法人大阪府立大学(理事長:辻洋)ナノ科学・材料研究センターの許岩テニュア・トラック講師と大学院工学研究科の原田敦史准教授らとの共同研究チームは、精密な分子構造を有するソフトマテリアルと新しく開発した超高精度ナノ集積化技術を使って、髪の毛の数百分の1の太さのナノ流路に、外部温度の制御だけで開閉自由な超微小スマートバルブ(弁)を作製することに成功しました。

この超微小スマートバルブを利用することで、一兆分の1ml 級の水を自在に制御することを世界で初めて実現しました。
この研究成果は、化学、バイオなどのプロセスに画期的な革新をもたらすと予想されます。

 微視的な流体の「量」をより微小的に制御することは、基礎研究及び産業開発に関わる極めて重要な要素能力として、常に我々人類が追求してきました。
本研究で示した、水の自在制御の「量」を一兆分の1ml 級の微小な単位まで可能にしたことは、化学やバイオ、物理、機械、材料、エネルギー、創薬、臨床医学など幅広い分野における様々な液体(液相)プロセスの精度、集積度及び処理能力を大幅に向上させます。

例えば、1個の小さな細胞が含むたくさんの生体物質及び分子情報を、極限の精度で網羅的に定量解析することに役に立ちます。
また、1分子単位で溶液中のたくさんの分子を精密に直接操作することも実現可能となり、従来の常識を覆す未来の化学プロセスへと進化する可能性があります。

 今後のさらなる研究、開発を通じてこれらの画期的な革新を実現することにより、がんの超早期診断法の開発や、患者一人ひとりの「個性」を重視した精密適確で有効性の高い創薬、治療の実現を目標とする次世代の医療変革の推進が期待されます。

また、これまで実現できなかった、分子を「積み木」とする究極の精密人工合成法の実現や、収率 100%で、さらに分離・精製のプロセスを必要としない、
新たな環境に優しいグリーンケミストリーの開拓など次世代の化学技術の創出に貢献することも期待されます。

 本研究成果は、2016 年 1 月 20 日(現地時間)に、ドイツ科学雑誌「Advanced Materials」のオンライン速報版で公開されます。

続きはソースで

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引用元: 【ナノテク】世界初、一兆分の1mlの微小単位の水を自在に制御する技術を開発 化学、バイオなどの幅広い分野を革新

世界初、一兆分の1mlの微小単位の水を自在に制御する技術を開発 化学、バイオなどの幅広い分野を革新の続きを読む

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1: 2015/07/09(木) 20:08:01.06 ID:???.net
発表・掲載日:2015/07/07
カーボンナノチューブ集積化マイクロキャパシターを開発
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2015/pr20150707/pr20150707.html#a

ダウンロード


-アルミ電解コンデンサーと同等の性能で体積を1/1000に-
ポイント

スーパーグロース法による高純度、高比表面積の単層カーボンナノチューブを電極材料に活用リソグラフィー技術を用いて、マイクロキャパシターの集積化を初めて達成電解コンデンサーの代替、電子機器の軽薄小型化、超小型電子機器の電源への応用に期待



概要

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノチューブ実用化研究センター【研究センター長 畠 賢治】CNT用途チーム【研究チーム長 山田 健郎】小橋 和文 主任研究員、ラスチェスカ カロリーナ アーズラ産総研特別研究員(現:技術研究組合 単層CNT融合新材料研究開発機構 パートナー研究員)は、アルミ電解コンデンサーと同等な性能(作動電圧4 V、静電容量30 μF、充放電速度(緩和時定数)数 ms)を持ちながらも体積が1/1000となる超小型のカーボンナノチューブ(CNT)集積化マイクロキャパシターを開発した。

続きはソースで

 なお、この研究の詳細は、ドイツの学術誌Advanced Energy Materialsに近く掲載される。

画像
https://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/press_release/pr2015/pr20150707/photo.jpg
アルミ電解コンデンサー(右)と同等の性能をもちながら体積が1/1000のCNT集積化マイクロキャパシター(左)

引用元: 【技術】カーボンナノチューブ集積化マイクロキャパシターを開発-アルミ電解コンデンサーと同等の性能で体積を1/1000に-産総研

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1: 2014/12/17(水) 00:28:33.50 ID:???.net
掲載日:2014/12/16

東北大学は12月12日、鎖状と層状の2種類の低次元磁気格子からなる分子磁性体(分子磁石)を構造的に組み合わせることにより、それぞれの構成格子の構造と磁気的な特徴を併せ持つ新しい3次元格子からなる分子磁石を設計することに成功したと発表した。

同成果は、同大 金属材料研究所の福永大樹氏(同大学大学院 理学研究科化学専攻 博士前期課程2年)、宮坂等教授らによるもの。
詳細は、ドイツ化学会誌「Angewandte Chemie International Edition」に掲載された。

同物質では、類似の構成部位の層状構造をもつ磁性体とπスタック型カラム状構造をもつ磁性鎖を選択することにより、両者の構造的な特徴である2次元層とπスタック鎖(柱)を組み合わせた"πスタック型ピラードレイヤー構造"を溶液内で自己組織的に集積させ、層内の磁気秩序と層間の磁気秩序を一義的に制御する方法論を提案している。そして実際に、同方法により、磁気相転移温度TC=82Kの分子磁石をつくることに成功したという。

続きはソースで


<画像>
2次元層状磁性体と1次元格子磁性体の組み合わせによるピラードレイヤー構造構築の概念図
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/16/198/images/001l.jpg

<参照>
"分子で磁石を創る"新たな設計法を開発 | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2014/12/press20141212-02.html

<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/16/198/

引用元: 【物理】東北大、分子磁性体を組み合わせて新しい分子磁石を作ることに成功

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~~引用ここから~~

1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/05/30(金) 23:59:54.71 ID:???.net

イヌはマンモスを死に至らしめる助けをしたのか?
David Grimm, May 29, 2014 - 6:45pm

「マンモス墓地」。シベリアのビョリョリョフという産地には何千本ものマンモスの骨が埋まっている。
http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/sn-mammoths_0.jpg

それはマンモス墓地と呼ばれるのに十分な理由がある。北極海からそう遠くないシベリアの川の土手沿いに何千もの骨が埋まっている。そのほとんどが現在のゾウの巨大で毛深い親戚のものだ。新しい研究はそういう謎めいた墓地が自然災害の結果ではなく、初期人類のハンターの仕業だと主張している。彼らは世界で最初のイヌのひとつの助力を得ていたと思われる。

「これは危ない橋を渡る人の初めての出現であり、我々のこれまでの考えとは違うことを提示した」とマックス・プランク進化人類学研究所(ドイツ、ライプツィヒ)のポスドク研究員でイヌ家畜化の専門家の、アンジェラ・ペリー(Angela Perri)は話した。
「だがそれは現時点でまだ多くを推測に頼っている」

彼女が「マンモスメガサイト」と呼ぶものに、研究の著者のパット・シップマン(PatShipman)が初めて興味を持つようになったのは2009年だ。約30ヵ所のそういう地点が中央ヨーロッパと北アジアで発掘されていて、中には60平方メートルの領域に何万本もの骨が互いにぎっしり積み重なっている産地もある。マンモスの重厚な牙と大腿骨が野生のウマ、シカ、キツネなどの動物の遺物のなかで突き出している。「それはクレイジーな場所だ」とペンシルヴェニア州立大学(ユニヴァーシティー・パーク)の人類学者の、シップマンは話した。「マンモスの死体のたいへんな数は驚異的だ」。ビョリョリョフ(Berelekh、Бёрёлёх)と呼ばれる産地では一つのマンモス墓地に160体以上の牙の生えた巨大動物が埋まっている。

それらはどのように集積したのだろうか?一部の科学者たちはそれが自然の活動(たぶん洪水が何十体もの動物を特定の地点へと流し寄せたか、運の悪い群れが薄い氷を落ちたか)であったと考えている。しかし最近の証拠によって責任が人類にあるらしいことが分かっている。シップマンによると、マンモスメガサイトが現れ始めたのは約44,000年前で、現生人類が世界のこの部分に進出し始めたころにぴたり合う。さらに、考古学者たちはこれらの場所のいくつかで、マンモスの骨で作った小屋や、骨にカットマークと焦げ跡の証拠を見つけている。人類しか作ることのないものだ。

もっとはっきりした様子を知るために、シップマンは10地点以上のマンモスメガサイトについての文献を漁って、発掘されたマンモスの年代と性別にとくに注意を向けた。彼女はこれらの統計を、マンモスの最も近縁な現生の類縁である、多数のゾウのものと比較した。
干魃などの自然災害では最も若いゾウと最も年寄りなゾウが死ぬが、他の突然の大量死(群れが氷の下に落ちたり、個体数調整のための間引きなど)では無差別に死に、老若男女すべての死骸が残る。もう一方で、ゾウハンターは動物を異なった場所で◯す傾向がある。
「驚いたことに、どれもこれらのパターンに合わない」とシップマンはマンモスの骨について話した。さらに、骨の年代測定はそれらが数百年にわたって積み上がったことを示した。それはこの動物が同じ地点で多数の世代にわたって◯され続けていたことを示す、と彼女は「Quaternary International」誌に報告した。「それらをこの場所に引っ張って
きた何かがあった」

>>2以降につづく

ソース:ScienceNOW(May 29, 2014)
Did Dogs Help Drive Mammoths to Their Graves?
http://news.sciencemag.org/archaeology/2014/05/did-dogs-help-drive-mammoths-their-graves

原論文:Quaternary International
Pat Shipman 2014. How do you kill 86 mammoths? Taphonomic investigations of mammoth megasites
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1040618214002729

プレスリリース:Pennsylvania State University(May 29, 2014)
Domestication of dogs may explain large numbers of dead mammoths
http://news.psu.edu/story/317201/2014/05/29/research/domestication-dogs-may-explain-large-numbers-dead-mammoths


引用元: 【古生物】マンモス墓地の形成にイヌ家畜化が関係か


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~~引用ここから~~

1: エタ沈φ ★@\(^o^)/ 2014/06/14(土) 13:12:37.40 ID:???.net

東芝は水晶発振器に匹敵する精度を持つシリコン半導体製の発振器を開発した。水晶発振器に比べて約3分の1の小型化が見込めるうえ、ほかの部品との一体集積化が可能になる。
開発したのは、既存の半導体プロセスで作れる相補型金属酸化膜半導体(CMOS)発振器。
素子の温度をテストするためのオンチップヒーター、発振器内の温度を測る温度計、周波数特性を補正するためのデジタル回路を加えた回路を構成した。

 素子の出荷時に、内蔵したオンチップヒーターを使って室温から70度C程度まで徐々に温度を上げながら周波数特性のズレを測り、必要な補正量を求めておく。
その上で、出荷後の実動作時に温度計で温度を測りながら、デジタル回路で0・1秒ごとに周波数特性のズレを補正する。

続きはソースで

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140612eaaa.html
~~引用ここまで~~



引用元: 【技術】周波数精度「水晶」並みのシリコン半導体発振器を開発、東芝


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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/03/18(火) 22:08:07.25 ID:???

 日本電信電話(NTT)は3月17日、世界最大規模となる、100万ビット規模の量子コンピュータの実現に向けた新手法を確立したことを発表した。

 量子コンピュータ実現への最大の課題としては、量子ビットのサイズ拡張性とエラーの低減にあるとされている。
この課題を解決する方法として、周期的に1個ずつの原子を閉じ込めることが可能な「光格子」の応用が注目されている。
光格子中の原子は集積性や均一性が優れている一方、人為的な制御性が困難な面があり、量子計算に求められるような“大規模量子もつれ状態”を、高精度かつ高速に作る方法は見つかっていなかった。

 今回、NTT物性科学基礎研究所およびNTTセキュアプラットフォーム研究所は、光格子中に束縛された約100万個の原子に対して、高精度(理想的なもつれ生成に対して99%以上の一致度合い)かつ高速(1ms以下)に、“大規模量子もつれ状態”を作る手法を世界で初めて確立。本成果により、100万ビット規模の量子計算が実現できる可能性が高まった。

 今後は、具体的な実験装置や実施条件などの検討を進め、今後5年以内に1万ビット程度の測定型量子コンピュータが実現できるよう研究開発に取り組む方針だ。

3/17
http://www.rbbtoday.com/article/2014/03/17/117929.html



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