理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

電荷

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/07/15(日) 19:59:23.20 ID:CAP_USER
九州大学(九大)は、同大の研究グループが、励起子生成効率100%以上を示す有機EL素子(OLED:Organic Light Emitting Diode)の開発に成功したことを発表した。

この成果は、九大最先端有機光エレクトロニクス研究センターの中野谷一准教授、永田亮工学府博士課程学生、安達千波矢センター長らによるもので、7月5日にドイツの科学雑誌「Advanced Materials」のオンライン速報版で公開された。

電子と正孔が有機分子上で電荷再結合することにより生成する”励起子”のエネルギーを発光として利用する「OLED」は、ディスプレーや照明用途としての魅力的な発光デバイスとして実用化が進んでいる。電荷再結合により生成する励起子には、"一重項励起子"と"三重項励起子"という、スピン多重度の異なる励起子が存在し、OLEDではこれらがスピン統計則により1:3の割合で生成することが知られている。すなわち、電流励起により生成するスピン多重度の異なる励起子をいかにして発光として利用するかが、OLEDの発光量子効率を向上させる鍵であり、これまでほぼ100%に達する励起子生成効率が実現され、これが理論限界値であるとされてきた。

この研究では、「OLED における励起子生成効率の理論限界を突破する」ことを研究目的とし、一重項励起子開裂(singlet fission)過程に着目した。光電変換素子と同様に一重項励起子開裂を利用することで、OLEDにおいても理論限界を超える励起子生成・利用効率が得られると期待されるが、一重項励起子開裂を利用したOLEDに関する研究例はなかった。

続きはソースで

https://news.mynavi.jp/article/20180711-662044/images/001l.jpg
https://news.mynavi.jp/article/20180711-662044/
ダウンロード (3)


引用元: 【有機EL】九大、励起子生成効率100%以上を実現する有機EL(OLED)の開発に成功

【有機EL】九大、励起子生成効率100%以上を実現する有機EL(OLED)の開発に成功の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/04/06(金) 09:32:04.95 ID:CAP_USER
【4月5日 AFP】
約137億年前の宇宙誕生時、ビッグバン(Big Bang)によって物質と反物質の粒子が対を成して生成された。
物理学の通説ではそうなっている。

 だが、現在の宇宙で見ることができる、地球上の小さな昆虫から宇宙にある巨大な星までのあらゆるものは物質の粒子でできており、それと対を成す反粒子はどこにも見つからない。

 欧州にある巨大な地下素粒子実験施設の物理学者チームは4日、実験室内で作った反物質の粒子「反水素原子」の前例のない観測を通じて、この謎の解明に一歩近づいたとする研究結果を発表した。

 欧州合同原子核研究機構(CERN)の「ALPHA(Antihydrogen Laser Physics Apparatus)」実験チームのジェフリー・ハングスト(Jeffrey Hangst)氏は「われわれが探究しているのは、通常物質の水素と反物質の反水素が同じように振る舞うかどうか(を確かめること)だ」と話す。

 挙動にほんのわずかでも違いが見つかれば、物質と反物質の見かけ上の不均衡を説明する助けになるばかりか、宇宙を構成する基本素粒子とそれらを支配する力を記述する物理学の主流理論「標準模型(Standard Model)」が揺るがされる可能性がある。

 だが、ややがっかりなことに、今回の最新研究の「これまでで最も高精度の実験」でも、水素原子と反水素原子の挙動に違いは見つからなかった。

 目に見える宇宙の構成要素と挙動を記述する標準模型は、反物質の「消滅」を説明できない。

 ビッグバンでは、質量が同じで電荷が逆の粒子と反粒子のペアが生成されたと広く考えられており、粒子と反粒子が出会うとエネルギーだけを残して消える「対消滅」が起きるとされる。

 物理学では、ビッグバンの直後に物質と反物質が反応して崩壊する現象が実際に起きたと考えられている。

続きはソースで

(c)AFP

画像:欧州合同原子核機構のリニア・アクセレレーター
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/7/e/700x460/img_7e85d86633b483b71439aeac5309f0b6164808.jpg

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3170130
images (1)


引用元: 【物理学】反物質「消滅」の謎、解明に一歩前進 CERNチーム

反物質「消滅」の謎、解明に一歩前進 CERNチームの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/06/19(月) 14:03:40.36 ID:CAP_USER9
東芝、MEMSマイク開発-不具合検知「感度100倍」 | 科学技術・大学 ニュース | 日刊工業新聞 電子版
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00432394
(2017/6/19 05:00)

東芝は「スピントロニクス技術」を応用したMEMS(微小電気機械システム)マイクロホンを世界で初めて開発した。電子が持つ電荷とスピンの両方の性質を利用する同技術を使い、従来の半導体製ひずみ検知素子の100倍以上の感度を持つスピン型ひずみ検知素子を作り、搭載。人の耳には聞こえない超音波まで検出可能。自動車や工作機械、インフラ設備などの不具合を「音」で検知するIoT(モノのインターネット)向けセンサーとして実用化を目指す。超音波まで検出可能な小型のMEMSマイクロホンの実現は初めて。

従来、ハードディスク駆動装置(HDD)の磁気ヘッドなどに使われてきた磁気トンネル接合(MTJ)素子をひずみ検知素子として応用する。外部からの音によって生じるMEMS構造体のひずみを、磁性体の磁化の向きの変化によって検知する。

続きはソースで

http://d1z3vv7o7vo5tt.cloudfront.net/medium/article/img1_file594622846bdd9.jpg
images


引用元: 【技術】東芝が「感度100倍」MEMSマイク開発 不具合を「音」で検知 [無断転載禁止]©2ch.net

東芝が「感度100倍」MEMSマイク開発 不具合を「音」で検知の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/06/02(金) 17:35:21.92 ID:CAP_USER9
http://eetimes.jp/ee/articles/1706/01/news034.html

東京大学の柴田直哉准教授らによる研究グループは、先端の走査型透過電子顕微鏡法と独自開発の多分割型検出器を用い、金原子1個の内部に分布する電場を直接観察することに成功した。
[馬本隆綱,EE Times Japan] 2017年06月02日 10時30分 更新
走査型透過電子顕微鏡法と多分割型検出器を活用

 東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構の柴田直哉准教授、関岳人特任研究員、幾原雄一教授らの研究グループは2017年5月、金原子1個の内部に分布する電場を直接観察することに成功したと発表した。分解能が0.05nm以下の走査型透過電子顕微鏡(STEM)法と独自開発の多分割型検出器を用いた。

 STEMは、試料上を走査する電子プローブの大きさによって、その分解能が決まる。現在は電子線を縮小するレンズ技術の進化などもあり、0.05nm以下の分解能が達成されている。この結果、原子そのものを可視化することは可能となったが、原子内部の構造を電子顕微鏡で直接観察することは極めて難しいといわれてきた。

http://image.itmedia.co.jp/ee/articles/1706/01/tm_170601tokyo01.jpg
最新のSTEMの外観(左)と、一般的な観察のイメージ(右) 出典:東京大学、科学技術振興機構(JST)

続きはソースで
ダウンロード (4)


引用元: 【先端技術】東京大学、原子1個の内部電場を直接観察 単一原子の内部構造を可視化 [無断転載禁止]©2ch.net

【先端技術】東京大学、原子1個の内部電場を直接観察 単一原子の内部構造を可視化の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/05/18(木) 20:38:21.66 ID:CAP_USER9
ロシアの学者らがガン細胞の抹◯には従来の放射線治療よりもプロトン(正の電荷をもった粒子)の光線を用いる手法が最も短時間で安全だということを証明した。
スプートニクが報じた。

新たな方法を開発したのはロシア科学アカデミー理論実験生物物理学研究所のオリガ・ロザノヴァ氏率いるグループ。
ロザノヴァ氏は、プロトン療法はガンが首や脳髄などの重要な器官の近くにできるなど、放射線治療が功を奏さない種類のガンの治療に効果を発揮すると語っている。

続きはソースで

http://i.imgur.com/yLfL9Tx.jpg
https://jp.sputniknews.com/science/201705173642805/
images


引用元: 【医療】つらいガンの放射線治療はもう要らない ロシアの研究者がより有効な「プロトン光線治療法」を開発 [無断転載禁止]©2ch.net

つらいガンの放射線治療はもう要らない ロシアの研究者がより有効な「プロトン光線治療法」を開発の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/05/29(日) 10:18:28.23 ID:CAP_USER
高温超伝導体の2つの顔 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160527_3/
高温超伝導体の2つの顔 | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160527_3/digest/


「超伝導」とは、金属の電気抵抗が完全になくなる現象です。エネルギー損失のない送電ケーブルなどへの応用が考えられますが、絶対零度(-273.15℃)に近い温度でしか発現できないことが大きな問題でした。しかし、1986年に発見された「銅酸化物超伝導体」の中には、約-140℃まで超伝導状態を保つことができるものがあり、高温超伝導体と呼ばれ、応用範囲が広がると期待されています。さらに高い温度で超伝導を示す物質を見つけるには、超伝導が発現するメカニズムを理解することが重要ですが、それはいまだに明らかになっていません。

一般に超伝導が発現するには、固体内の電子間に引力が働き、2つの電子が「対」を作る必要があります。銅酸化物超伝導体の中の電子は対になったり、特徴的な空間構造を持つ「電荷秩序」を示したりします。しかし、超伝導と電荷秩序の関係は分かっていませんでした。今回、理研の科学者を中心とする共同研究チームは、超伝導を抑制し、その際に電荷秩序がどのような影響を受けるのかを調べることで、両者の関係を調べました。

まず、銅酸化物超伝導体「Bi2Sr2CaCu2O8+δ」(Bi:ビスマス、Sr:ストロンチウム、Ca:カルシウム、Cu:銅、O:酸素)に強い磁場を加えることにより、「渦糸(うずいと)」と呼ばれる局所的に超伝導が抑制された領域を導入しました。

続きはソースで

ダウンロード


引用元: 【物性物理学】高温超伝導体の2つの顔 磁場によって明らかになった超伝導と電荷秩序の競合 [無断転載禁止]©2ch.net

高温超伝導体の2つの顔 磁場によって明らかになった超伝導と電荷秩序の競合の続きを読む

このページのトップヘ