理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

食物連鎖

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/03/15(火) 12:31:46.83 ID:CAP_USER.net
T・レックスに「ウマ」サイズの近縁種、進化解明のカギに (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160315-00000013-jij_afp-sctch


【AFP=時事】大型肉食恐竜ティラノサウルス・レックス(T・レックス、Tyrannosaurus rex)の近縁種にあたる新種恐竜の化石を発見したとの論文が14日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。
T・レックスがどのようにして大型化し、食物連鎖の圧倒的頂点に君臨するに至ったかを解明する手掛かりになる可能性があるという。

 象徴的な捕食恐竜のT・レックスがどのようにして、恐竜が絶滅に至る6500万年前までに地球を闊歩(かっぽ)した中で最大の肉食動物の一つになったかを示す証拠を研究者らはほとんど得ていなかった。

 その答えは、かつては知られていなかったT・レックスの近縁種、ティムルレンギア・エウオティカ(Timurlengia euotica)の脳にあるかもしれない。

 ティムルレンギアは、ゾウほどの大きさのT・レックスに比べるとはるかに小型だったが、獲物を追跡して捕獲するために不可欠な大型の脳をすでに発達させていた。

 今回の発見は長い系統の中の一動物を表すにすぎないと研究者らは注意を促しているが、その一方でティムルレンギアの持つ機能は、小型のティラノサウルス類恐竜が、時間とともにますます利口に、かつ大型化した進化の過程を説明する一助となる。
こうした進化を遂げたのは、鋭敏な知覚能力を頼りに、食欲を満たし続けることができたおかげだ。

 英エジンバラ大学(University of Edinburgh)地球科学部のスティーブ・ブルサット(Steve Brusatte)氏は「T・レックスの祖先は、ティムルレンギアに酷似していたと考えられる。
ウマほどの大きさの捕食動物だったティムルレンギアは、大きな脳と、人間など足元にも及ばないと思われる鋭い聴覚を持っていた」と言う。

「これらのティラノサウルス類恐竜の祖先は、賢い頭脳と鋭敏な感覚を進化させたからこそ、T・レックスのサイズへと巨大化を遂げたのだ」「ティラノサウルス類は、体を大きくする前に、
頭を良くする必要があった」

続きはソースで

ダウンロード (2)


 約1億7000万年前に登場した最初のティラノサウルス類恐竜は、人間くらいの大きさだった。ティムルレンギアの骨の化石はウズベキスタンで発見された。
ティムルレンギアは約9000万年前に、そこに生息していた。

 8000万年前~6600万年前の白亜紀後期まで、大型爬虫類の頂点に君臨したT・レックスは、体重が7トンを上回ることも多かった。

 論文によると、T・レックスがどのようにしてそれほど巨大化したのかはほとんど解明が進んでいない。
その主な理由は「白亜紀中期の化石記録に2000万年以上に及ぶ空白期間があるからだ。
白亜紀中期は、ティラノサウルス類が体の小さな肉食動物から、巨大な頂点捕食者に変化した過渡期に当たるが、この時代の化石標本で、
その特徴を示すものの存在は知られていない」からだという。

 今回の新発見は「この空白期間から見つかった初の、特徴的なティラノサウルス種恐竜」だという。

 ティムルレンギアの化石標本は、ウズベキスタン北部のキジルクム砂漠(Kyzylkum Desert)で1997~2006年に実施された、
エジンバラ大の研究者らが率いた古生物学者チームによる発掘調査で発見された。

 ティムルレンギアの頭蓋骨はT・レックスのものに比べてはるかに小型であることから、体もまだそれほど大型化していなかったことを示唆しているが、
頭蓋骨の形態は「脳と感覚能力がすでに高度に発達していたこと」を明確に示していると、論文は指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News

引用元: 【古生物学】T・レックスに「ウマ」サイズの近縁種、進化解明のカギに

T・レックスに「ウマ」サイズの近縁種、進化解明のカギにの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/04/01(水) 15:42:06.55 ID:???.net
掲載日:2015年3月31日
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/31/411/

ダウンロード


 2011年3月の東京電力福島第一原発事故以降、北関東で繁殖するオオタカの繁殖成功率が下がるなどの異変を、名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科の村瀬香(むらせ かおり)准教授らが確認した。繁殖の4段階の成功率低下を調査して、空間線量が特にふ化率と巣立ち率に悪影響を与えていた可能性を見いだした。

 外部被ばくだけでなく、食物連鎖で放射性物質が移行したえさによる内部被ばくも長く繁殖率低下に関与している可能性を示した。原発事故は野生動物への打撃も大きかったといえる。NPO法人オオタカ保護基金(宇都宮市)の遠藤孝一(えんどう こういち)代表らとの共同研究で、3月24日付の英オンライン科学誌サイエンティフィックリポーツに発表した。

 研究グループは1992年~2010年の19年間毎年、福島第一原発から100~130km西南西に離れた北関東の野外の繁殖サイト約40カ所でオオタカのペアを探索して、そのサイトの繁殖(繁殖期は春から夏)がどの程度成功するかを調べた。オオタカの繁殖を、巣づくり、抱卵、ふ化、巣立ちの 4段階に分け、各段階の成功率から、オオタカの繁殖生態を明らかにした。これらのデータから、 4段階の成功率の平均値は、それぞれ72%(巣づくり)、89%(抱卵)、88%(ふ化)、88%(巣立ち)で、繁殖成功率は78%と推定された。

 11年3月の原発事故以降、北関東でオオタカの繁殖に異変があった。オオタカの繁殖に関する4段階の成功率はどの段階でも低下していた。ただ、その様相は段階ごとに異なっていた。巣づくり率は 11年に49%と大きく落ち込んだあと、徐々に回復傾向が見られたが、震災前より低下したままだった。一方、抱卵率とふ化率、
巣立ち率は、11年に例年の範囲内だったのが、12年、13年にかけて下がっていた。

続きはソースで

<画像>
図.福島第一原発と、調査した北関東のオオタカ繁殖地との位置関係(提供:名古屋市立大学)
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/31/411/images/001l.jpg

グラフ. 北関東でのオオタカの繁殖段階の成功率(左)で、赤点線が2011年、緑点線が12年、青点線が13年、
aは巣づくり率、bが抱卵率、cがふ化率、dが巣立ち率、eが繁殖成功率。右はそれぞれの繁殖段階に対応する
空間線量の影響の大きさ。(提供:名古屋市立大学)
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/31/411/images/002l.jpg

<参照>
原発事故がオオタカの繁殖に与えた影響(PDF)
http://www.nagoya-cu.ac.jp/secure/149568/270324.pdf

Effects of the Fukushima Daiichi nuclear accident on goshawk reproduction : Scientific Reports : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/srep/2015/150324/srep09405/full/srep09405.html

引用元: 【環境/生物】原発事故が北関東のオオタカ繁殖に打撃 - 名市大

原発事故が北関東のオオタカ繁殖に打撃 - 名市大の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/02/20(金) 00:19:11.25 ID:???.net
掲載日:2015年2月19日
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021901000869.html

1


 ごみとして海に流れ込んだ後、紫外線や波により5ミリ以下の大きさに砕かれた微細なプラスチックが、多量に東京湾に浮遊しているとの調査結果を、東京農工大の高田秀重教授(環境化学)が19日までにまとめた。

 これらは「マイクロプラスチック」と呼ばれ、最近、食物連鎖を通して生態系全体に及ぼす悪影響が懸念されている。
高田教授は「魚介類も餌と間違えてのみ込んでいる可能性がある。ただちに健康被害があるわけではないが、プラスチック生産量は増加傾向にあり、廃棄物の管理強化が求められる」と話した。

 プラスチックは、レジ袋やペットボトルのふたに利用されるものが多かった。

<画像>
東京農工大の高田秀重教授らが2013年に東京湾で採取したマイクロプラスチック
http://img.47news.jp/PN/201502/PN2015021901000894.-.-.CI0003.jpg

<参照>
【研究課題データ】プラスチックによる海洋汚染の歴史と進行速度の柱状堆積物を用いた解析(KAKEN) - 日本の研究.com
https://research-er.jp/projects/view/298652

KAKEN - 高田 秀重(70187970)
https://kaken.nii.ac.jp/d/r/70187970.ja.html

引用元: 【環境】東京湾に微細プラスチック 食物連鎖で生態系に影響も

東京湾に微細プラスチック 食物連鎖で生態系に影響もの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/12/11(木) 21:00:52.42 ID:???.net
プラスチックごみ、世界の海に26万9000トン 国際研究
2014年12月11日 12:45 発信地:マイアミ/米国

【12月11日 AFP】世界の海は26万9000トン近くの大量のプラスチックごみであふれているとする、全世界の海洋状況を6年間にわたり調査した結果に基づく研究論文が、10日の米オンライン科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」に掲載された。

プラスチックによる海洋汚染の調査・啓蒙活動を行う米NPO「ファイブ・ジャイルズ・インスティチュート(Five Gyres Institute)」などの研究チームによる調査結果は、沿岸付近を常に漂っている比較的大きなプラスチックごみが、海岸から遠く離れた沖で波に洗われて微粒子状になることを示している。

論文の主執筆者で、同NPOの研究部門を率いるマーカス・エリクセン(Marcus Eriksen)氏は、こうしてできる「マイクロプラスチック」は次に食物連鎖に侵入すると指摘する。

-------- 引用ここまで 全文は引用元でご覧ください ---------

▽記事引用元
http://www.afpbb.com/articles/-/3034008
AFPBBNews(http://www.afpbb.com/)2014年12月11日 12:45配信記事

▽関連リンク
PLOS ONE
Plastic Pollution in the World's Oceans: More than 5 Trillion Plastic Pieces Weighing over 250,000 Tons Afloat at Sea
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0111913

引用元: 【環境】プラスチックごみ 世界の海に26万9000トン 国際研究

プラスチックごみ 世界の海に26万9000トン 国際研究の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/12/09(火) 18:56:11.53 ID:???.net
ピューマがアンデス山脈で果たす役割

 風が吹き抜ける草原、湿地、峡谷。標高3300メートルに位置するアルゼンチンのサン・ギレルモ国立公園(San Guillermo National Park)では、ピューマが食物連鎖の頂点に君臨する。獲物となる草食動物はラクダやリャマの仲間ビクーニャやグアナコ。空からはコンドルがパトロールし、餌となる死骸を探している。

 パタゴニアにある国立科学技術研究評議会(CONICET)の生態学者として野生生物を研究するアンドレス・ノバロ(Andres Novaro)氏は、「サン・ギレルモは(アルゼンチンでも)数少ない野生生物が保持されている場所だ」と話す。

 そのサン・ギレルモでも、ピューマは繁栄を続けてきたわけではない。ピューマの餌となるビクーニャの毛はカシミアに似ており、かつてはそれを目当てに乱獲されていた。しかし、30~40年前に保護が開始され、個体数の回復とともにピューマも戻ってきた。

 現在、イェール大学のアーサー・ミドルトン(Arthur Middleton)氏、CONICETのエミリアーノ・ドナディオ(Emiliano Donadio)氏という2人の生態学者が5頭のピューマにGPS搭載の首輪を巻き、捕食者の存在がアンデス山脈の生態系にどのような影響を与えるかを調べている。

◆危険な生息環境では

 数年間に及ぶプロジェクトはまだ初期段階だが、すでにピューマの広範な影響が見えてきている。

 例えば、ドナディオ氏によれば、ビクーニャは場所によって全く異なる行動をとるという。ピューマが獲物に忍び寄ることができる峡谷や湿地と広大な平原を比べると、前者の“危険な”生息環境の方が用心深く振る舞っている。

 警戒している時間が長いビクーニャは食べる量が少ないため、植物は繁茂できる。その結果、植生が複雑になる。クモや甲虫といった草に住む生き物にとっては良いことだと、ドナディオ氏は説明する。

続きはソースで

http://news.ameba.jp/20141209-490/
http://stat.news.ameba.jp/news_images/20141209/17/0c/5w/j/o06000450andean-puma-national-park-01_86584_600x450.jpg

引用元: 【動物】ピューマがアンデス山脈で果たす役割

ピューマがアンデス山脈で果たす役割の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/10/18(土) 10:55:59.35 ID:???.net
糞化石で見えた大絶滅後の生態系復活
掲載日:2014年10月16日

約2億5200万年前の古生代末に生物は大量絶滅した。
この史上最大の絶滅の後に、海の生態系が、これまで考えられていたよりも速やかに回復していた証拠を、ドイツ・ボン大学の中島保寿(なかじま やすひさ)博士研究員と東京大学大学院理学系研究科大学院生の泉賢太郎(いずみ けんたろう)さんが見つけた。

宮城県南三陸町の中生代初期の大沢層から脊椎動物の糞(ふん)化石を採集して、この中から小さな骨を検出し、当時の海洋の食物連鎖を示した。
中生代初期に海洋動物が捕食した行動の記録としては国内初めての発見で、生物大量絶滅後の生態系の復元力を見る重要な成果として注目される。
9月27日付の国際科学誌「Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology」オンライン版に発表した。

古生代末には、海の生物のうち95%の種が絶滅し、生物間の複雑な食物連鎖が一挙に失われた。
恐竜が姿を消した中生代末の絶滅の規模を上回る空前絶後の大量絶滅だった。
この大量絶滅の後に海の生態系が完全に回復するまで500万年以上を要したと考えられていた。
中島保寿さんが東京大学の大学院生だった2007年、南三陸町の海岸にある大沢層で、60点以上の糞化石を採集した。
大沢層は中生代初期の約2億5200万年前~約2億4700万年前に深さ数百mの海底で堆積した地層で、ウタツ魚竜が出た地層として知られている。

糞化石は骨の化石よりも発見しやすく、何を食べていたかの情報をわかる利点がある。
大沢層で見つかった糞化石は大きさが数mmから7cmまであり、さまざまな大きさの動物が排泄したものだった。
その成分はリン酸塩鉱物からなり、海底の泥ごと餌を食べる底生動物の糞とは区別できた。
糞化石の形状も紡錘形で、軟体動物のリボン状の糞とは明確に異なり、海を遊泳する脊椎動物の糞であることがわかった。

さらに糞化石を薄片にして、透過式偏光顕微鏡で観察したところ、一部に脊椎動物の0.5mmほどの小さな骨が含まれていることを確かめた。
これらの分析をまとめて「中生代初期の海には、無脊椎動物と大小の脊椎動物が共存し、脊椎動物の一部は小魚などを捕食していた」と結論づけた。
この研究は、古生代末の大量絶滅から500万年以内に複雑な食物連鎖が回復していたことを示し、生態系回復の速度について新見解をもたらした。

糞化石の研究に熱中する泉賢太郎さんは「糞化石は地質時代の生態系の復元に役立つ。
生物の大量絶滅からの回復過程に光を当てた重要な発見だと思う」と話し、中島保寿さんは「南三陸町の大沢層は、中生代初期の生態系の変化をたどる貴重な化石がまだ残っている可能性がある。
現地は2011年の東日本大震災で大津波に遭い、1mほど沈降したが、大沢層が海岸沿いにまだ広がっており、地元と協力して積極的に発掘調査していく価値が国際的にもある」と提言している。
____________

▽記事引用元
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/10/20141016_02.html
SciencePortal(http://scienceportal.jp/)掲載日:2014年10月16日

▽関連リンク
東京大学 プレスリリース
2014/10/15
日本最古、中生代初期の脊椎動物の糞化石を発見
-古生代末の大量絶滅の直後、海の生態系が復活した証拠-
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2014/48.html

*ご依頼いただきました。

引用元: 【古生物】糞化石で見えた大絶滅後の生態系復活 宮城県南三陸町で採集/東京大など

糞化石で見えた大絶滅後の生態系復活 宮城県南三陸町で採集の続きを読む

このページのトップヘ