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高温

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1: 2016/10/12(水) 18:03:01.28 ID:CAP_USER
産総研:従来の限界を超える高温環境で動作する不揮発性メモリー
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20161012/pr20161012.html
http://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/press_release/pr2016/pr20161012/fig.png


ポイント

• ナノメートルの「すきま」を利用するナノギャップメモリーの高温耐性を実現
• 耐熱性を有する白金ナノ構造を利用することで従来を大きく上回る600 ℃超での書き換え・記録技術を実現
• 超高温での記録技術によりフライトレコーダーなどの耐環境性電子素子への応用に期待


概要

 千葉工業大学(学長 小宮 一仁)(以下「千葉工大」という)工学部(工学部長 平塚 健一)機械電子創成工学科 菅 洋志 助教は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(理事長 中鉢 良治)(以下「産総研」という)ナノエレクトロニクス研究部門(研究部門長 安田 哲二)、内藤 泰久 主任研究員、および国立研究開発法人 物質・材料研究機構(理事長 橋本 和仁)(以下「物材機構」という)国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 塚越 一仁 主任研究者と共同で、白金ナノギャップ構造を利用し、600 ℃でも動作する不揮発性メモリー素子をはじめて開発した。

 通常のシリコン半導体を用いたメモリー素子では、バンドギャップに起因する半導体性を高温では保持できなくなり、メモリー機能を維持出来ない。今回、情報記憶部に耐熱性を有する白金ナノ構造を利用する方法によって、非常に高い温度で動作する不揮発性の抵抗変化メモリーの実現に成功した。このメモリー素子は、高温環境下でのメモリーやセンサーへの応用、たとえばフライトレコーダーや惑星探査機への応用が期待される。なお、この技術の詳細は、Springer Natureが発行する学術雑誌Scientific Reportsに論文として掲載される予定であり、10月11日付けで電子版に掲載される。

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引用元: 【技術】従来の限界を超える高温環境で動作する不揮発性メモリー 人類が初めて手にする600 ℃超での書き換え・記録技術 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/06/27(月) 17:59:35.52 ID:CAP_USER
産総研:1000 ℃付近の高温で使用できる高精度な温度計を開発
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20160627/pr20160627.html


ポイント

•1000 ℃付近の高温域で高精度の温度測定が可能な白金抵抗温度計を開発
• 白金線の熱処理とセンサー構造を最適化することで実現
• 材料製造プロセスなど、高温域での温度測定・温度制御技術の向上に貢献


概要

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)物理計測標準研究部門【研究部門長 中村 安宏】温度標準研究グループ ウィディアトモ・ジャヌアリウス主任研究員と株式会社チノー【代表取締役社長 苅谷 嵩夫】(以下「チノー」という)は共同で、1000 ℃付近の高温域で高精度に温度測定ができる白金抵抗温度計を開発した。

 半導体の製造現場など、高精度な温度測定が必要な場合には、センサー部に白金線を用いた白金抵抗温度計が利用されている。しかし1000 ℃付近の高温域では白金線の抵抗値が不安定なうえに、高温によって白金線自体に熱ひずみが生じて抵抗値がより不安定になるため、精度の高い温度測定は困難であった。

 今回、産総研の国家標準(温度標準)を用いた熱サイクル試験などによって、センサー部の白金線を詳細に調べ、抵抗値を安定化させる作製条件を探した。その結果、センサーの作製過程で、白金線に適度な熱処理を加えると、1000 ℃付近の高温域でも抵抗値が安定することを見出した。さらに、高温で白金線に生じる熱ひずみを低減できるセンサー構造を新たに考案した。これらにより、高温域でも、0.001 ℃レベルの精度で温度測定できる新たな白金抵抗温度計を開発した。今後、材料プロセスなど高温域での高精度な温度測定・温度制御の実現が期待される。

 なお、この技術の詳細は2016年6月27日から7月1日までポーランドで開かれる国際学会TEMPMEKO 2016において発表される。

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引用元: 【計測工学】1000 ℃付近の高温で使用できる高精度な温度計を開発 高温域での温度測定・温度制御技術の向上に貢献 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/05/29(日) 10:18:28.23 ID:CAP_USER
高温超伝導体の2つの顔 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160527_3/
高温超伝導体の2つの顔 | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160527_3/digest/


「超伝導」とは、金属の電気抵抗が完全になくなる現象です。エネルギー損失のない送電ケーブルなどへの応用が考えられますが、絶対零度(-273.15℃)に近い温度でしか発現できないことが大きな問題でした。しかし、1986年に発見された「銅酸化物超伝導体」の中には、約-140℃まで超伝導状態を保つことができるものがあり、高温超伝導体と呼ばれ、応用範囲が広がると期待されています。さらに高い温度で超伝導を示す物質を見つけるには、超伝導が発現するメカニズムを理解することが重要ですが、それはいまだに明らかになっていません。

一般に超伝導が発現するには、固体内の電子間に引力が働き、2つの電子が「対」を作る必要があります。銅酸化物超伝導体の中の電子は対になったり、特徴的な空間構造を持つ「電荷秩序」を示したりします。しかし、超伝導と電荷秩序の関係は分かっていませんでした。今回、理研の科学者を中心とする共同研究チームは、超伝導を抑制し、その際に電荷秩序がどのような影響を受けるのかを調べることで、両者の関係を調べました。

まず、銅酸化物超伝導体「Bi2Sr2CaCu2O8+δ」(Bi:ビスマス、Sr:ストロンチウム、Ca:カルシウム、Cu:銅、O:酸素)に強い磁場を加えることにより、「渦糸(うずいと)」と呼ばれる局所的に超伝導が抑制された領域を導入しました。

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引用元: 【物性物理学】高温超伝導体の2つの顔 磁場によって明らかになった超伝導と電荷秩序の競合 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/05/28(土) 00:34:45.71 ID:CAP_USER9
 ブラックホールから出る超高温のガスの風が、星の誕生を邪魔する仕組みを東京大などのグループが明らかにした。
星はガスが冷えて収縮することで生まれるが、高温の風にあたり収縮が起きない場合があるという。
研究論文が26日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。

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 研究で観測したのはSF漫画「AKIRA」の登場人物から名付けられた「Akira」と「Tetsuo」と呼ばれる二つの銀河。
太陽の数百万~数億倍の質量を持つAkiraのブラックホールが、Tetsuoにあるガスを吸い込む際、新たに別のガスの風が生まれ、Akira内に広がっている。この風が、星が生まれなくなるほど高温であると確認した。

 宇宙には、星を誕生させる条件が備わっているのに星が生まれない銀河の存在が知られている。
東大カブリ数物連携宇宙研究機構のエドモンド・チャン特任研究員は
「星が生まれない銀河のメカニズムの説明となる」としている。

 AkiraとTetsuoの名前は「研究に興味を持ってもらえれば」という狙いでチャンさんがつけた。
1年半ほど前に二つの銀河を発見した同機構のプロジェクト名も「MaNGA」。
プロジェクトが目指す「銀河の地図づくり」を意味する英語の頭文字から名づけられている。(山崎啓介)

朝日新聞デジタル 5月27日(金)23時51分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160528-00000001-asahi-sci

画像 
Tetsuo(左)のガスが、Akiraのブラックホールに吸い込まれる様子のイメージ図=東大カブリ数物連携宇宙研究機構提供
view-source:http://amd.c.yimg.jp/amd/20160528-00000001-asahi-000-1-view.jpg

引用元: 【宇宙】星の誕生を妨げる仕組み解明 AKIRAの超高温ガス©2ch.net

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1: 2016/03/22(火) 22:09:09.96 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】工業材料で製作した熱化学法ISプロセス水素製造試験装置による水素製造に成功 ―実験室段階から高温ガス炉による水素製造の研究開発が前進― - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/44630


発表のポイント

熱化学法ISプロセスの研究開発において、世界でも例の少ない、工業材料製の水素製造試験装置を用いた3反応工程の連結による水素製造試験に成功。

本試験の成功により、高温ガス炉へ接続する実用ISプロセスの完成に向けて大きく前進。

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(理事長 児玉敏雄、以下「原子力機構」という。)では、茨城県大洗町において、高温ガス炉1)の熱を利用するための熱化学法ISプロセスによる水からの水素製造技術の研究開発を実施しています。本プロセスは、将来950℃の高温の熱を供給できる高温ガス炉と組み合わせることで、炭酸ガスを排出することなく、大量の水素を高効率・低コストで製造するシステムを構築することが期待されます。

熱化学法ISプロセスは、ヨウ素(I)と硫黄(S)を用いた3つの化学反応を組み合わせて水を分解する化学プロセスであり、腐食性のある流体の温度・種類が異なる3反応工程(硫酸分解工程、ブンゼン反応工程、ヨウ化水素(HI)分解工程)で構成されます。工業化を見据え、実験室段階(反応器などをガラスで製作)に続く取り組みとして、3反応工程毎の環境に耐え得る工業材料(金属、セラミックス等)を用いて反応器を開発し、これらの反応器を3反応工程へそれぞれ組み込んだ世界最先端の装置を製作しました。この度、各反応工程別の機能確認に加え、世界でも例の少ない3反応工程を連結した水素製造試験装置の試運転に成功し、実用化に向けた研究開発が大きく前進しました。

今後、水素製造試験装置の試運転で明らかになったヨウ素の析出防止対策等の改良を行い、3反応工程を連結したより安定的な水素製造を目指します。本格的な試験により、運転制御性、長時間運転安定性、機器耐食性の確証など、水素製造システムの実用化に必要な研究開発を進めていく予定です。さらに、HTTR(高温工学試験研究炉)2)を用いて、世界で初めて原子力による水素製造を実証することを目標としています。

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引用元: 【エネルギー技術】工業材料で製作した熱化学法ISプロセス水素製造試験装置による水素製造に成功

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1: 2016/01/31(日) 23:17:45.90 ID:CAP_USER.net
近年の記録的高温、原因は温室効果ガス=研究報告
REUTERS 2016年 01月 26日 18:06 JST
http://jp.reuters.com/article/hotyears-idJPKCN0V40SW


[オスロ 25日 ロイター] - 米国の科学者などが参加する研究チームが、2000年以降記録的な期間にわたって高温が続いている原因は、ほぼ確実に人間の活動による温暖化であり、太陽の熱出量変化や火山噴火による日光遮断など自然の変動が原因である確率はほとんどないとの研究結果を発表した。
リポートは、サイエンティフィック・リポーツ誌に掲載された。

研究リポートは「最近見られる記録的な気温傾向が、人間の引き起こした温暖化なしに発生していた確率は極端に低い」と指摘した。

(引用ここまで 全文は引用元参照)

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▽関連
Scientific Reports 6, Article number: 19881 (2016)
doi:10.1038/srep19881
Received:11 February 2015Accepted:15 December 2015Published online:27 January 2016
Climatic irregular staircases: generalized acceleration of global warming
http://www.nature.com/articles/srep19881

引用元: 【環境】近年の記録的高温、原因は温室効果ガス

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