理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

高温

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/03/31(火) 23:34:14.88 ID:???.net
掲載日:2015年3月30日
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/03/30darkmatter/index-j.shtml

0001


 スイス・ローザンヌ連邦工科大学のDavid Harveyさんらは、ハッブル宇宙望遠鏡とX線天文衛星「チャンドラ」の観測をもとに、銀河団同士の衝突現場72箇所における銀河、高温の銀河間ガス、ダークマター(正体不明の重力源)の分布を調べた。その結果、ダークマターは銀河と離れずに分布していることがわかった。

 これまでの研究で、銀河団同士が衝突するとガスはぶつかって動きを妨げあう一方で、銀河そのものはあまり影響を受けずにそのまま進むことがわかっている。

 ダークマター同士の相互作用が弱いという研究結果は「弾丸銀河団」の観測からも得られていたが、(参照:「ふるいにかけられたダークマター」http://www.astroarts.co.jp/news/2006/08/29dark_matter/index-j.shtml)多数の銀河の観測から同じ結果が得られたことでその確実性が増した。

続きはソースで

<参照>
HubbleSite - NewsCenter - Hubble and Chandra Discover Dark Matter Is Not as Sticky as Once Thought (03/26/2015) - The Full Story
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2015/10/full/

The nongravitational interactions of dark matter in colliding galaxy clusters
http://www.sciencemag.org/content/347/6229/1462

引用元: 【宇宙】銀河団衝突でも、ダークマター同士はすり抜ける - ハッブル、チャンドラ観測

銀河団衝突でも、ダークマター同士はすり抜ける - ハッブル、チャンドラ観測の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/03/22(日) 01:04:48.82 ID:???.net
掲載日:2015年3月20日
http://www.afpbb.com/articles/-/3043099

 電気自動車は、汗だくなるほど暑い都市部の夏に対抗するための有用な手段になり得るとの研究論文が、19日の英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された。

images


 中国と米国の国際研究チームが発表した論文によると、化石燃料で走る自動車から電気自動車に切り替えることにより、「ヒートアイランド」と呼ばれる都市部での高温化現象を緩和することができるという。

 ヒートアイランド現象は、自動車や空調から出る排気熱や、日中に道路やビルに蓄えられて夜間に放射される太陽熱などにより、都市部の気温が周囲より高くなることで発生する。場合によっては、この熱の蓄積が夏の猛暑と相まって、うだるような暑さによる不快感と熱ストレスがもたらされることもある。

 ヒートアイランド現象では、ある悪循環が生じる──気温が上がるほど、エアコンの設定温度を下げる人が増え、市街に放出される熱量が増加する。そして、これが繰り返される。

 今回の研究では、北京(Beijing)市で、ガソリンおよびディーゼルエンジン搭載の乗用車と小型トラックを電気自動車に切り替えた場合に生じる変化についてのシミュレーションが行われた。

 シミュレーションでは、北京市での2012年夏の天候が参照された。この時の同市の気温は、周辺地域より3度ほど高かった。研究チームが採用したモデルによると、電気自動車への切り替えで、気温の上昇を0.94度減少させることができる計算になるという。

 またこの切り替えでは、1日あたり1440万キロワット時の電力節約にもつながる。これは、二酸化炭素(CO2)排出量では、1万686トン/日の削減に相当する。

続きはソースで

(c)AFP

<画像>
中国・北京中心部の道を走る多数の車両(2007年12月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/TEH ENG KOON
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/c/1024x/img_9c26c0a68d4ed9c8a7966cd9fc5ce4a9168009.jpg

<参照>
Hidden benefits of electric vehicles revealed | MSUToday | Michigan State University
http://msutoday.msu.edu/news/2015/hidden-benefits-of-electric-vehicles-revealed/

Hidden Benefits of Electric Vehicles for Addressing Climate Change : Scientific Reports : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/srep/2015/150319/srep09213/full/srep09213.html

引用元: 【環境】ヒートアイランド現象、電気自動車で緩和可能か MSU研究

ヒートアイランド現象、電気自動車で緩和可能か MSU研究の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/03/03(火) 22:13:56.78 ID:???.net
掲載日:2015年3月3日
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/03/358/

001


 ナノマシンの将来性を広げる成果が出た。「ナノのこま」と呼ばれる世界最小のカーボンナノチューブ分子ベアリングの動きを、東北大学大学院理学研究科の磯部寛之(いそべ ひろゆき)教授と河野裕彦(こうの ひろひこ)教授らが最先端の理論計算で解明した。2種類の異なる回転が存在し、低温では歳差運動が主体、高温ではそこに自転運動が加わることを突き止めた。新知見を分子設計に活用すれば、ナノサイズの運動を自在に制御できそうだ。2月18日付の英王立化学会誌ケミカルサイエンスに発表した。その様子を動画でも公開した。

 研究グループは2013年、多数の炭素原子だけからなる「カーボンナノチューブ分子ベアリング」を大量合成した。カーボンナノチューブ分子を外枠に、サッカーボールのようなフラーレンを回転子とした直径1.4ナノメートル(ナノは10億分の1)のベアリングである。分光分析で、この分子ベアリングでは回転子がこまのように盛んに回っていることがわかっていた。
温度を変えると、回転運動が何か変化するが、その実体は謎だった。

 この謎解きに理論で取り組み、実験化学者と理論化学者が共同してカーボンナノチューブ分子ベアリングの回転の詳細を明確にした。まず、この分子ベアリングの理論分析に適した手法を探索した。10種を超える手法から、平尾公彦(ひらお きみひこ)理化学研究所計算科学研究機構長らが開発した密度汎関数 LC-BLYP法が最適で、実験的な熱力学エネルギーを精度よく捉えることを見いだした。この計算法でカーボンナノチューブ分子ベアリングの回転を再現した。

 その結果、分子ベアリングの回転には歳差運動と自転運動という2種類の異なる動きがあることを見つけた。さらに、温度が低い低エネルギー状態のときには、歳差運動が主に起こっており、温度を上がって高エネルギー状態になるにつれて、自転運動が加わっていくことを確かめた。この2種類の運動の存在と、温度による変化が、分光による解析を困難にしていた原因だった。

続きはソースで

<画像> 
図. カーボンナノチューブ分子ベアリングの回転運動の詳細。外側のベアリング(赤)の中で、回転子(灰色)が回転する。 
低温(低エネルギー状態)では歳差運動のみだが、高温(高エネルギー状態)では 歳差運動に自転運動が加わる。(提供:東北大学) 
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/03/358/images/001l.jpg 

歳差運動(www.orgchem2.chem.tohoku.ac.jpより転載) 
http://www.orgchem2.chem.tohoku.ac.jp/PrecMovie.gif 

自転運動(同上) 
http://www.orgchem2.chem.tohoku.ac.jp/SpinMovie.gif 

<参照> 
共同発表:「ナノサイズのコマ」も「歳差運動」と「自転運動」の二種で回る 理論が解き明かすカーボンナノチューブ分子ベアリングの回り方 
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150302/ 

Theoretical studies on a carbonaceous molecular bearing: association thermodynamics and dual-mode rolling dynamics - Chemical Science (RSC Publishing) 
http://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2015/sc/c5sc00335k#!divAbstract 

Seeking for new molecular architectures 
http://www.orgchem2.chem.tohoku.ac.jp/Main/Research.html

引用元: 【化学/分子動力学】ナノのこまも歳差と自転の運動で回る - 東北大

ナノのこまも歳差と自転の運動で回る - 東北大の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/02/21(土) 09:31:33.60 ID:???.net
掲載日:2015年2月20日
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150220/436508/

画像
膨大な量の高温のガスの柱を噴出する超巨大ブラックホール。NGC 1068という銀河のX線画像と光学画像を合成した。
(PHOTOGRAPH BY X-RAY: NASA/CXC/MIT/UCSB/P.OGLE ET AL.; OPTICAL: NASA/STSCI/A.CAPETTI ET AL.)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150220/436508/ph_thumb.jpg

 遠方の銀河の中心にある超巨大ブラックホールから光速の3分の1という途方もないスピードで四方八方に噴出する「げっぷ」のような風は、ブラックホール自身の成長を制限し、その付近での星形成を終わらせている可能性があるという研究を、英国の研究者らが2015年2月20日付『Science』誌で発表した。

 英国キール大学の天文学者エマヌエーレ・ナルディーニらは今回、欧州宇宙機関のX線観測衛星XMM-ニュートンとNASA のX線宇宙望遠鏡NuSTARを使って、へび座のPDS 456というクエーサーから噴出する高温のガスの「風」の地図を作った。

 クエーサーは、地球から非常に遠いところにあり、極めて明るいために全体が恒星のような点光源に見える天体のこと。
今回観測されたクエーサーは、なかでも地球から比較的近いもので、20億光年ほどの距離にある。

 クエーサーを輝かせているのは、その中心にある巨大なブラックホール、より正確にはブラックホールのまわりに
できる降着円盤というパンケーキのような形のガスの雲。ブラックホールの周囲の物質は、ここを猛スピードで
回転しながら重力場に落ち込んでいき、数百万度という高温になって、強烈な光を発する。

 われわれの銀河系を含め、事実上すべての銀河の中心またはその近傍には、恒星数百万~数十億個分の質量を持つ超巨大ブラックホールがある。しかし、すべての超巨大ブラックホールがクエーサーを輝かせるわけではない。
「以前も、クエーサーから地球の方向に噴出してくるガスを観測したことはありました」とナルディーニはいう。
「けれども、あらゆる方向に噴出していることを証明できたのは今回が初めてです」

続きはソースで

2 (2)


<参照>
ESA Science & Technology: Widespread wind from black hole can shape star formation
http://sci.esa.int/xmm-newton/55475-widespread-wind-from-black-hole-can-shape-star-formation/

Black hole feedback in the luminous quasar PDS 456
http://www.sciencemag.org/content/347/6224/860.abstract

引用元: 【宇宙】ブラックホールの「げっぷ」が星形成を終わらせる クエーサーから噴出した高温のガスが、新たな星が形成される雲を吹き散らす

ブラックホールの「げっぷ」が星形成を終わらせる クエーサーから噴出した高温のガスが、新たな星が形成される雲を吹き散らすの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/02/13(金) 23:38:49.25 ID:???.net
掲載日:2015年2月13日
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/13/025/

no title


 紀伊半島の東南に位置する南海トラフ熊野海盆の海底泥火山から掘削された堆積物に、最高310℃と推定される高温を経験した水の成分が含まれることを、海洋研究開発機構の西尾嘉朗(にしお よしろう)技術主任らが見いだした。
南海トラフ地下深部の情報を伝える新しい手がかりになる。琉球大学理学部の土岐知弘(とき ともひろ)助教らと共同研究で、1月28日付の国際科学誌Earth and Planetary Science Lettersオンライン版に発表した。

 泥火山は、地下深部で形成された水分を多く含む泥質堆積物が表層に噴き上がってできた円すい形の高まりで、火山とは異なる。これまで、熊野海盆の海底泥火山に含まれる水は温度が60~150℃付近(推定海底下5km)の粘土鉱物の脱水に由来すると考えられてきたが、今回の研究で初めて、210~310℃付近(推定海底下15km)の履歴を持つ水が含まれていることがわかった。南海トラフの海底下深部の複雑な水の動きを示すもので、巨大地震が繰り返し起きるプレート境界の地殻変動や物質循環を理解するのに寄与しそうだ。

 日本近海では、紀伊半島南東沖の熊野灘や種子島沖の南海トラフ沿いに多数の泥火山が確認されている。それらの泥火山には、科学掘削で直接採取することが難しい大深度の物質が含まれている。研究グループは、地球深部探査船「ちきゅう」が2009年と12年に熊野海盆第5泥火山の山頂から採取した掘削コア試料で、泥火山に含まれる間隙水を分析した。

 間隙水中のリチウム(Li)の同位体比(7Li/6Li比)に着目した。Liは高温で岩石から水に溶出する性質を持つ。高温を経験した深部流体は海水などに比べて軽い6Liを多く含むことが知られており、この性質を利用して、泥火山の形成に寄与した水の起源や温度履歴を探った。同位体比の分析の結果、熊野海盆第5泥火山から採取された掘削コア試料の間隙水には、軽いLi同位体組成(低7Li/6Li比)を持つLiが多く含まれることがわかった。

続きはソースで
<画像>
地図. 南海トラフの熊野海盆第5泥火山の位置(左)と、その周辺の詳細な海底地形図(右)(提供:海洋研究開発機構)
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/13/025/images/001l.jpg

グラフ. 水と岩石のLi同位体比の違いから温度推定する方法の概念図(提供:海洋研究開発機構)
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/13/025/images/002l.jpg

図. 約300℃(もしくはそれ以上)の深部由来の水の上昇が、南海トラフ熊野灘の海底泥火山に供給される経路を示した模式図。
地震の震源域に近い深度からの水の供給は、泥火山の形成要因のみならず、地殻変動に影響を与えている可能性がある。
(提供:海洋研究開発機構)
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/13/025/images/003l.jpg

<参照>
プレスリリース<海洋研究開発機構
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20150210/

Origins of lithium in submarine mud volcano fluid in the Nankai accretionary wedge
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0012821X15000394

引用元: 【地球物理】熊野沖の南海トラフで高温履歴の水検出 - 海洋研究開発機構

熊野沖の南海トラフで高温履歴の水検出 - 海洋研究開発機構の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/01/30(金) 21:16:00.25 ID:???*.net
2015年01月28日 10:24 発信地:マイアミ/米国

画像
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/4/7/500x400/img_47cebca6970ada321208c78f82ef407582164.jpg

【1月28日 AFP】地球サイズの惑星5個が公転している、観測史上最古の恒星を発見したとの研究論文が、27日の天文学専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル(Astrophysical Journal)」に掲載された。この結果は、惑星が宇宙の歴史を通して形成されてきたことを示唆しているという。

 国際天文学者チームが発表した論文によると、この恒星系は、天の川銀河(銀河系)が誕生して間もない頃に形成されたとみられ、その年齢は112億年と考えられるという。

 この恒星は、2009年に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)のケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡を用いて発見されたことにちなんで「ケプラー444(Kepler-444)」と命名された。

 ケプラー444を公転している5個の惑星は、地球よりやや小型で、水星から金星ほどの大きさだという。

 これらの惑星は、太陽に似た主星を10日未満の周期で公転しており、公転半径は太陽と地球の距離の10分の1より小さい。このため、これらの惑星は高温すぎて生命の存在には適さない。

(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:国際ニュース:AFPBB News http://www.afpbb.com/articles/-/3037935

引用元: 【宇宙】 地球サイズの惑星公転、観測史上最古の恒星発見、「ケプラー444」と命名 国際チーム [AFPBB News]

地球サイズの惑星公転、観測史上最古の恒星発見、「ケプラー444」と命名 国際チームの続きを読む

このページのトップヘ