1: 2015/02/10(火) 01:35:12.03 ID:???.net
掲載日:2015年2月9日
http://www.sankei.com/affairs/news/150209/afr1502090013-n1.html

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 国際廃炉研究開発機構(IRID)などは9日、東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた燃料(デブリ)を調べるため、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を使った実証試験に乗り出した。デブリはこれまでどこにあるかすら分からず、強い放射線を出すため廃炉の最大の難関となっていた。数カ月でデブリの位置や量が把握できるという。

 ミュー粒子は建物や山も通り抜けるほど透過力が強いが、核燃料に含まれるウランなど密度の高い物質にぶつかると、物質に吸収されたり、進路が変わったりする性質がある。この性質を使い、壊れた原子炉建屋の周囲で一定期間、観測すれば、レントゲンのようにおおまかにデブリの形状が分かる。

 高エネルギー加速器研究機構(KEK)が9日、1号機の原子炉建屋付近で、測定機器の準備作業を始めた。
観測は今月中旬から始まり、結果は3月末までに公表する。

 高エネ研はすでに平成24~25年、東海第2原発(茨城県)でミュー粒子を使った実験に成功している。
ただ、分厚いコンクリートや鋼鉄越しに原子炉内を透視するのは前例がない。

続きはソースで

(原子力取材班)

<参照>
技術研究組合 国際廃炉研究開発機構 - IRID - 原子炉内燃料デブリ検知技術の開発設置作業の進捗報告
(2015年1月29日 廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議(第14回)報告資料)
http://irid.or.jp/wp-content/uploads/2015/02/201501290_01.pdf

引用元: 【放射線】“行方不明”のデブリを宇宙線で透視 福島第1原発

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